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―玄関―
[おそらく、エーリッヒやゲルダも一緒に来ただろう。
この城に入ってきた場所……そこは記憶にあった場所だが、その記憶が符号しなくなるほど、変わり果てていた。
重厚な扉には幾重もの蔦が絡まり、手をつけるとこすらない。
あきらめて、玄関周りを見回す。
もしかすると、何か使えそうな装飾品などがあるかもしれないと思いながら。]
それでも、無理はなさらずにお願いします。
[言葉の端々に、おそらくは自身の身体に自信があるような、
そんな矜持をダーヴィッドから受け取り。
それでも、今、貴方は病気だ……という、
言葉を飲み込み、自身も自己紹介を済ます。]
そうですね。行ってみますか。
[そして、自分も彼も数値的にはそう変わらないのだ、
と思えば、忠告もそのうち仇になりそうな気もして。
咳をかみ殺し、ダーヴィッドの後に続いた。]
ゲルダさんも、来るなら気をつけてね?
[見やる先。奥まるにつけて深まる茨の緑に、
葉と同じ緑の眼をゲルダに向けた。]
>>240
駄目だな。ここから外に出ることは考えないほうがいい。この茨は、植物だけど、ここまで絡まると鉄のようだ。
[エーリッヒにそう声をかける。
そして、壁にかかった絵画や装飾の剣などに目をやった。]
必要かと思うか?
[そう訊く。]
/*
基本一人称:僕
男性への話し言葉:普通言葉
女性への話し言葉:丁寧言葉
です。
そして、ハインリヒとエーリッヒからはそこはかとなくタラシ臭が…w
―冷凍睡眠装置安置所―
…ここは。
[見上げた先に天井、その先にある空を思う。
見えずとも仄かに星の胎動を感じ取ろうと視線は上に。]
…?
[どこからか聞こえてきた鼻歌に耳を済ませて、声の主を探そうと細い視線を*動かした。*]
燃やすのも建設的ではなさそうですね。
生木は燃え難いし、内側が燃えたら元も子もないですし。
[言葉を紡ぐ前、空咳のような咳を吐いて。]
必要?
えーっと、剣の方でしょうか。
それでも、この茨は切れそうにないですね。
[それ以外にその剣を役立てるという機会は、
元が人を殺すためのものとなれば、
今、思い浮かぶはずもなく。
今はいらないのでは?と、言葉裏に告げた。]
―大広間―
[杖の先に小石が当たる。後で茨があるらしい声に、慎重に先を探っても、それらしき物に当たることはなかった。先をいくエーリッヒが配慮してくれているのだろうと、まだすっきりしない頭で考える]
人?
[気配がした。>>169のエーリッヒの言葉に首を振る]
大丈夫よ。私、遠くから来たの。知ってる人なんて、いなかったから。でも、私も忘れてるのかもしれない。
…お大事にね?
[そうとしか言えなくて、二人の後ろをついて進む。
蔓に覆われた壁、錆付いた扉。鋭い棘に、手も出せなくて。]
…いらないんじゃないかな?
だって、それ…
[学のない自分にも、そこにあるのは何かを傷付ける為の道具だと解った。
ふるふると首を振ったのは、それが必要になる状況が怖いから]
>>243
……そうか。同じ意見だ。
[いばらが生え、石も散乱しているが、
それ以外に何か危険物がいるわけではなさそうだ。
今のところ]
余計な刺激を与えるものは、持ち込まないほうがいいな。
とすればここにはあとはもう何もなさそうだ。引き返すか。
[そして、その返事に信用したかのようにエーリッヒの肩を軽く叩く。]
君も、大丈夫か。
[軽い咳は見逃していない。
そして、ゲルダにも戻ろうと声をかける。]
[聞こえてくる歳を取った男性の声。ついで、大きな何かが倒れる音と砂埃。顔を大きい手が覆った]
何? 何が倒れたの?
[壊すといった。倒れたものは壊れた。砂埃が口と鼻へ入り込んでくる]
人?
[病気が進行した人だろうと杖の先で足元を探る]
…私も、こんな風になるのかな。
[口を塞いで*座り込んだ*]
>>245
[ゲルダの声に、心の中で…今は、を微かに浮かばせて…]
うん、いらないな。
[その心中を察したようなことを言った。
そして、首を振ったゲルダの頭に手を伸ばして…。]
大丈夫だ。きっと
[しっかり言っておいた。]
/*
いきなりのランダ神のいじわる数値に
自然と死亡フラグ発動装置が動いています。
20はねーべ。20はよー。くしょー
うん、そうだよね。
[赤毛の男のしっかりした手が頭を撫でる。
若くして亡くなった父のことを、ほんの少し思い出した。
誰かを助ける為に危険な所へ行くお仕事をしていた気がする。
…なんだか、ほんの少し安心した。]
あ、ちょっと待って!
[いばらの奥、控えめに咲く淡い色の花。
棘に気をつけて、そっと手折る。]
>>250
[駆けて花を手折ってきたゲルダに目を細めた。]
そうか、花か。
どうも棘ばかりを見てしまっていたな。
[そして、ゲルダとエーリッヒとともに大広間へ戻る。
玄関はどうだと聞かれれば、外には出れないと答えるだろう。]
特効薬…
[ブリジットの言葉に、一度口篭り]
…そうだな。
その情報も…手に入ったほうがいいだろう。
[少しだけ…苦々しげに、そう笑う。
問われてもその答えは今は明かさなかったろう、喉元指し示すと、読まれる数値には少し安心したように。
思っていたよりかは…悪い数値ではなかった。]
…4、か。
お嬢さんは…1、なかなか悪い数字じゃあない。
[ブリジットの喉元に手を伸ばして触れようとし、
顔を覗き込むように返せば文句を言われる前に手を放し]
/*
実は、寝落ちだったなんて…本当にすまない。
コンビニ村おそろしす。
無茶振り当たったら当たったでおいしいな。
そんな風に思ってます。
―大広間―
[大広間に戻る。
砂塵はもう落ち着いているだろう。改めて4箇所、ちょうど四方にあるドアの位置を確認した。
念のため、老人が消えた以外のドアも開かないかどうか調べてみるが、どれも鍵がかかっていたり、蔦が……]
………玄関に比べると、ここは、蔦が少ないほうか。なぜだと思う?
[ゲルダや、エーリッヒがいれば問いかける。]
[ハインリヒの声にこくりと頷くと立ち上がった]
一人で戻れるから、大丈夫。
私が住んでいた所は、自然がいっぱいで、石のない道なんてなかったくらいだから、こういうところは慣れてるの。
石は、人じゃなかったけど。
[杖の先に当たる小石を、ゆっくりとかき分け、*歩き出した*]
― 大広間 ―
素直に考えるなら、此方は誰かが使っていたから、
でしょうか……。
先ほどのご老人のように先に目覚めた人、とか。
[ダーヴィッドの問いかけに、答えながら近づくのは、
未だ眠ったままの青年の元。]
ああ、無理に引きずって行かないで。
僕が目覚めるまで、見てますから。
砂埃も落ち着いてきましたし、ね?
[片手を腰にあてている令嬢に、やんわりと告げる。
――急に動き出したからか、
眠くは無いが酷く身体に疲労が溜まった感覚があった。
その調子を悟られぬよう飄々と、青年の傍に腰を落とした。]
/*
そろそろ、昼の発言自重したほうがいい気配?
(自分のptを見て、目を逸らした。)
相変わらず、酷い長文癖だなぁ……。
そして、この良い人キャラやり難いZE。
(基本的に酷い人が多いので、
それに慣れてしまってるようだ。)
最近、RP上では、嫌われるのが快感でs(死
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