5 星影の村 ─キャラセット確認村─
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執事 ジョエル
……、……………
[目に掛かる髪。掻き上げ、荒い呼吸を整える。
傍らの男の姿を見留め呟きを耳に留めれば僅かに含羞]
…申し訳ない。
[小さく述べる謝罪の言葉。身を起こす]
旅人 シャロン
[それからなんでもない顔で、あまり表情を出さずに塩釜焼きを一人分受け取って。]
クロゥディは少し。
[言いながらキッチンに行って、彼女の分の粥を取ってきただろう。]
[それからは暫く二人、話を聞くともなしにソファで黙々と食事を続けていたが]
…やっぱり玉葱は必要じゃないのか
[ぽつり]
傭兵 カルロス
まあ、別に謝らんでもいいが……。
ま、あんまり無理したり、気負ったりはしなさんなー？
[苦手なモンはどーにもならんだろうしな、と苦笑して。
大丈夫そうだな、と思いつつ、ふと思い立ってふらりと2階へ向かう]
【独】 迷犬 パトラッシュ
わふぅ…くぅん
[迷犬 パトラッシュは、メモでの『主』という言葉にときめいた中身が相当重症だとは気付いてもいない]
青年 マイルズ
[目を逸らして居ようとも]
[声は耳に届く]
[屋敷に居る頃は殆ど常時傍に居た]
[聞き慣れすぎている声]
[頭を巡るは逃走の算段]
【独】 迷犬 パトラッシュ
きゅぅーん…？
[迷犬 パトラッシュは、傭兵 カルロスがシャロンの地雷を踏み抜くのは時間の問題だとは思ったりしていない]
青年 マイルズ
[脳内で結論が導き出される前に]
[声が自身の名を呼ぶ]
[零れ落ちるのは]
[諦めに彩られた溜息]
……久しぶりだな。
追っ手はあるだろうとは思って居たが……
まさかお前が来るとは思わなかった。
[椀の中身を空にして]
[手を合わせてから]
[漸く]
[表情が変わらぬように見える男を見る]
傭兵 カルロス
[何やら深刻そうな雰囲気だったな、と思いつつも、特に気にした様子もなく。
集会場の裏手、開けた空間で足場を確かめ、持ってきた包みを解く]
……やっぱ、動かしてねーと、鈍るからなあ……。
[俺がヒマってのはいい事だけど、と呟きつつ。
布の中から取り出したのは、一振りの大剣]
【独】 迷犬 パトラッシュ
∑きゃぃーんっ！
[迷犬 パトラッシュは、占星術師 クローディアの様子になんともいえない感情を覚えてのた打ち回ってる中身なんかに絶対気付いていない]
傭兵 カルロス
[す、と。足を半歩、前に進める。
瞳に宿るのは、真剣な色。
そこに映るのは、仮想の敵。
……刹那、静寂。
地を蹴る音が、それを裂いて]
……せいっ！
[下段の構えから、上へと振るわれる、剣。
鋼が、気合が、鋭く夜気を裂いて。
周囲を照らすは、微かな月光と星明り。
銀の剣は、それを弾いて煌めくか]
【独】 迷犬 パトラッシュ
きゅーん…
[迷犬 パトラッシュは、占星術師 クローディアからそっと目を逸らし、前足に顎を乗せて耳だけ*ぴくぴく*]
執事 ジョエル
…御久し振りです。
[感情が見え辛いのは以前と変わらない]
自ら志願致しましたので。
御父上は、大層御怒りの御様子でした。
[溜息を零す青年を見詰め、淡々とした口調]
旅人 シャロン
[コホンと幾度か咳をするクローディアにそこにおいてあった毛布をかけて、それでも上に行こうとは言わないのはシャロン本人も気にしているからか。]
…病人はあまり無理するな、させるな。
[それは誰に告げた言葉か、少し大きく。]
[そっと妹を撫でて、星を見に行く、と外へ。]
傭兵 カルロス
[弧を描いた剣を追うように、くるり、軸足基準に向きを変える。
振り切った剣を引き戻して。
踏み込みつつ、突きの一撃を。
夜気が裂かれ、唸りを上げる。
銀の軌跡は、それだけを追うならば美しく。
しかし、それは戦の場においては、冥き死をもたらすもの。
……勿論、そんな感傷めいた意識など、それを舞わせる当人にはないのだけれど]
青年 マイルズ
[御怒りの]
[其の様は容易く目に浮かんで]
[再度の溜息]
……そうか、考えてみればお前が志願するのも当然か。
だが……素直に帰ってやる気は無い。
[はっきりと]
[真っ直ぐに見据えて]
[答える]
[出て行こうとする姿の声は]
[彼の妹に向けたにしては大きく]
[其れでも今暫くは]
[二階に上がるつもりは毛頭無い]
旅人 シャロン
[外の空気は冷たい。]
[満天の星に向け手を伸ばす。]
…らしくないな
[自嘲。]
[握り締めた手には当然光が残ることもない。]
[ふと空気の流れが、何か違うことに気がついて、開いた掌に一度口唇を寄せると、裏に向かった。]
傭兵 カルロス
[突きの後の隙はどうカバーするか、次はどうつなげるか。
仮想敵を相手取っての計算は瞬時に行なわれ。
銀の剣は浮かんだ動きを再現しつつ、舞う。
それに伴う、躍動。
その姿が、妙に生き生きとして見えるのは。
剣の腕を糧を得る術とした者のサガの表れか。
『迅雷』の二つ名で呼ばれる剣士としての生き様故か]
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