傭兵 カルロスは、メモを貼った。

執事 ジョエルは、主と対面する時とは異なり、寡黙、かつ無表情。

迷犬 パトラッシュは、ようやく動ける程度に胃が落ち着いたのでのっそりと起き上がり

迷犬 パトラッシュは、濡れた鼻先をネロに押し付けるようにして、なんとか起こそうと

迷犬 パトラッシュは、楽しかった反動からかテーブルにつっぷし眠る姿に、困った鳴き声

迷犬 パトラッシュは、執事 ジョエルが立ち止まった事に気づき、助けを求める切ない声。

執事 ジョエルは、占星術師 クローディアからも何かを促すように見詰められた。

迷犬 パトラッシュは、執事 ジョエルに訴えかける眼差し。なんなら濡れた鼻先でも押し付けようかと

迷犬 パトラッシュは、少年 ネロから素早く離れて、クローディアの足元でお座り。尻尾ぱたぱた

迷犬 パトラッシュは、占星術師 クローディアが良かったわねというように撫でる手に感謝して、ぺろりと舐めた

迷犬 パトラッシュは、少年 ネロを運ぶ邪魔になるから退いただけで、怖がられているとは思わない

執事 ジョエルは、迷犬 パトラッシュに戦慄した。――後一歩遅かったら、やられていた。

迷犬 パトラッシュは、執事 ジョエルの戦慄した様子に首を傾げた。知らず脅迫していたなんて知らない

迷犬 パトラッシュは、執事 ジョエルを振り返りつつ先導して行く。部屋に着けば扉の横でお座りを

迷犬 パトラッシュは、お座りしたまま尻尾をばっさばっさばっさばっさ

執事 ジョエルは、迷犬 パトラッシュから距離を置きながら二階に上がり。