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…部屋に籠ったら籠ったで引っ張り出されるし。
ホントにどうしよう……。
[無表情のまま、口調は困ったように紡がれる。
両手を投げ出すように湯船の縁に凭れた。
しばらくして身体が温まったなら湯船を出て身体の水分を拭き取り。
着替えた後に頭の水分はそのままに大浴場を*出て行った*]
―広間―
[古く分厚い本を数冊抱え、少女がそっと広間に現れた。
ユージーンとキャロルの姿を見つけると、丁寧にお辞儀をした。
その拍子に抱えていた本が滑り落ちそうになる]
わ、わーわー!!
[なんとか抱えなおし、改めて挨拶をする]
あの、えっと、はじめまして!セシリアといいます…!
えと……その……このお屋敷の方……ですか……?
[本を持つ手が疲れたのか、相手の返事を待たず抱えていた本を広間のテーブルの上にトンと*置く*]
─ 一階廊下─
[肩にかけたタオルで粗雑に髪をかき混ぜながら、ラッセルは廊下を進む。
広間に行けば客達が居るのだろうか。
向かわずに部屋に引っ込んでしまおうか。
考えを巡らせていたが、喉の渇きを覚え一度廊下で足を止めた]
……んー……。
[広間に行って客のために用意された飲み物を失敬するか、厨房へお邪魔して飲み物を貰うか。
どちらを取っても誰かしら顔を合わせなければいけない。
どちらの方がマシだろうか、と少しばかり考え込んだ]
―アーヴァインの書斎―
お久しぶり、おじさま。
少し御挨拶がしたくて……ごめんなさい、連絡も無しに。
私ね、村に帰って来たの。おばあ様は亡くなってしまったけれど、家は未だ残っているから。細々と稼ぎを探すつもりよ。……うん、ちょっと都会の空気はあんまり肌に合わなかったの。
[そんなとりとめのない会話を交わし、館の主の部屋を離れる。
紅茶の一つでも呑んでいきなさい。その言葉に少しだけ救われたような気がした]
―廊下―
……雨、降っちゃうよね……
[再び廊下の窓から、灰色の空を眺めて呟く]
雨が降る前に、もういちどお花さん達を見に行こうかしら。
雨が降ったら、きっといくつかは散ってしまうだろうから。
[紅茶はその後に頂こう、と呑気に考えて。
玄関の方に向って足を進める]
吟遊詩人 コーネリアス が参加しました。
吟遊詩人 コーネリアスは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
[風に攫われた声が 崖の岩間に響きあう。]
我が口にする言の花は 史実を飾り散らし
我が奏でる弦の葉は 人々の哀愁を優しく包む
可憐を愛で 慈しむや ひとの心
踏むや足先の その重さも知らず
何時しか失ったか それすらも已む
[それは来訪の合図。屋敷の主は顔を顰めるか。]
─ 一階廊下─
……勝手に持って行けば良いか。
[広間ならば既に用意されたものもあるだろうと、目的地を広間に定める。
足を動かし落としていた視線を前に向けると、玄関へ向かおうとするソフィーの後姿が見えた]
…ぅ。
[人が居るとは思わなかったために、驚き呻くような短い声が漏れる。
足も再び止まってしまった]
[吊橋を揺らし、詩うたいは屋敷へと向かう。
風は通り抜けるものを脅かすように、時折強く足許を攫う。
しかし男はそれすら愉しむように、遊ばせ、歩みを強める。]
[やがて一軒の屋敷の入り口まで届くと、
詩うたいは訪なうことはせず、あたり一面の白い花に唇を落とす。
彼なりの礼儀。大地と花にくちづけを。
その後ようやく立ち上がる頃には、
渓谷のうた声はとうに凍えるほどで。
もし主が彼の来訪を心待ちにしていたのならば。
顰めた皺はまたひとつ深くなって*いるのだろうが*]
よ、よろしくお願いします、キャロルさん……!
[初対面のためか、キャロルの優雅な所作のためか、やや顔を赤らめながら挨拶をする]
[キャロルに一礼してから、背負っていた自分の荷物の中から木箱を取り出す。
中には工作用のナイフや定規、千枚通し、糊等の道具が隙間なく収められている]
あまり読む人も整理する人もいないみたいで……痛みが酷いものは早めに修繕しておかないときっと崩壊しちゃうと思うんです……。
たぶん、しばらくお世話になると思うので、私に出来ることをしようと。
[少女は慣れた手つきで本の修繕を始める。]
[返された挨拶に、零れるのは笑み一つ]
そんなに畏まらなくてもよろしくてよ?
それにしても……。
[言いつつ、碧の瞳が巡るのは、テーブルの上の本]
それは……書庫の本、かしら?
―廊下―
……?
[微かな呻き声に振り返ると、そこには足を止める青年の姿が見えるだろうか。
記憶にある顔に微笑んで]
…お久しぶり。
何かあったの?
―広間―
そうでしたか。
[踊り子の瞳の憂いを捉えたか否か、墓守が語ることはない。
右半分の表情はただ微笑みを形作る]
御主人も、季節毎の景色も。
此処は何一つ変わりはしませんよ。
[穏やかな低音はそうとも付け加える]
これはこれは。
ようこそいらっしゃいました。
[新たな来訪者には執事の如く深い一礼。
少女が本を落としかけても、特に慌てる素振りは見せなかった]
墓守をしています。
[屋敷の者かとの問いに、返す名乗りはそれだけ。
本の修繕を始める様を、その場に立ったまま見ている]
─ 一階廊下─
[微笑まれて顎を引き、一歩後退る仕草をする]
…な、なんでも…。
[無表情ではあったが、その仕草は怯えを感じさせるものだっただろう]
……飲み物、取りに行こうと、思った、だけ。
[ソフィーが問うたであろうものとは異なる理由を口にし。
相手を避けるようにしながら広間へと向かおうとした]
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