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[後ろから声がかかると振り向き、よく見知ったユージーンの顔が見える。
尋ねられるとこくりと頷いて立ち位置をずらして視線で玄関の方を示す。
その頃にはハーヴェイがヘンリエッタを連れて中に入るところだっただろうか]
……ぁ……。
[蚊の鳴くような声をわずかに漏らす、手を握っているのが見えたから。
いろいろはやる気持ちはあったけど、ハーヴェイに待てといわれたので大人しくしている。
少しだけ片足のつま先を床にぐりぐりとしていたかもしれない。]
─広間─
[出てゆく墓守は、行ってらっしゃい、と送り出し。
ラッセルと、彼を宥める青年とをしばし見守っていたが]
……大丈夫そうね。
[こちらに視線を向けて頷く様子に、小さく呟く]
―玄関―
[我慢して待っていたシャーロットの頭を、開いていた手でぽんと撫でてやる。]
久しぶりだな、シャロ。元気そうでよかった。
[くぃと撫でると、機嫌は少しでもよくなるだろうか。
その後ろの方にいた男に気づくと、そちらにも声をかけた。]
よぉ、ジーンも久しぶり。
早速で悪いんだけど、この子…ヘンリエッタ嬢を着替えさせたいんだが、メイドに頼めるか?
ついでに、温かいミルクかスープでも飲ませてやってほしい。
だいぶ冷えてるみたいだ。
[そう言って、手をつないだままの少女をちらと見た。
まだ怯えるか警戒するか、しているだろうか。]
―館外・玄関付近―
…褒め言葉と思えば宜しいのかしら。
[小さな兎の姿を思い出し悩むような顔になる]
嗚呼、良かった。
私は直接の面識を得ておりませんが、母が。
この地で何かあった時は頼りなさいと。
[安堵に張り詰めていた力が抜けそうになる。
手を取られると驚き身を強張らせるが芯まで冷え切ってしまっているのは間違いなく大人しく従って中へと歩き出す]
[セシリアはしばらく考え込んだ後、何か思いついたように自分の荷物を探り始めた。
底の方から一冊の小ぶりな本が顔を出した。
手のひらサイズのソフトカバーで、茶色い表紙は真新しい。
その本を手におずおずとラッセルに近づき、ギルバートの横から本を差し出した]
あ、の、これ、ここにくる途中に寄った村の古物商の方に頂いたんです。
もうボロボロで、虫食いもあるからいらないって……。
あ、ちゃんと修繕してます、はい!
虫食いも紙を当てて、わかる範囲で書き込んであります。
虫食いが大きすぎて文脈が分からなかった部分や絵のとこは白いままなんですけど……。
え〜〜っと、その、ラッセル、さん、の手、黒くなってるの……土……ですよね?
[差し出した本の表紙には細い字で『世界の植物-分布・生態-』と書かれている。
内容は主に草本類で、鮮やかなボタニカルアートの横に生息地や分類等注釈が書かれている]
私は植物のこと、よくわからないので……好きな人に持っていてもらうのが一番いいと思うんです!
[不安げな顔で、それでもまっすぐラッセルを見つめて言い切った]
……にーちゃんは、もう、居ない。
居ないんだ……。
[分かり切っていたはずなのに。
姿が重なって居るものだと錯覚してしまった。
それが悲しくて、悔しい]
……僕、部屋、戻る。
[俯いたままに言い、ゆっくりとした動きで立ち上がる。
広間に来た当初の目的も忘れ、ふらりとした足取りで扉へと向かった]
[頭をぽんぽんと叩かれると抱きつこうとして、やめて俯いた。
撫でられると足のぐりぐりは止まるだろうか。]
ひさしぶり………ハーヴ……
[ハーヴェイでなければ聞き取れないだろうくらいの小さい声で囁く。
ハーヴェイがユージーンと挨拶をしてヘンリエッタと名乗った少女の話題がでれば視線がそちらにいき、そしてユージーンの方にいってから、結ばれた手のを方じーー、そっと少しだけ手をハーヴェイの方に差し出した。]
―玄関口―
[シャロと呼ばれた女性の機微には気がつけない。
自分の足取りを確りと保つだけで精一杯だった]
あ…。
ヘンリエッタ=ウィロビーと申します。
[新しい人影が見えれば片手をハーヴェイに預けたまま略礼を]
このような形で失礼を致します。
アーヴァイン様、に…。
[視界が揺れた。
揺れているのは世界か自分か]
/*
セシリアとはタイミングが悪いなぁ。
と言うか、手は洗ってる。
風呂にも入ってる。
そんなに黒さは残らないと思うんだけど。
使用人を呼びましょうか。
[頷く養女にそう問いかけて、玄関から中に入って来る2人の姿を見る]
嗚呼。
[青年の方を見て、納得したように小さく頷いた]
久方振りです、レイさん。
[その隣にいる少女に対しても、深く一礼をする。
その様相に少し首を傾げて、けれど追及はしない]
ようこそいらっしゃいました、ウィロビー様。
[少女の名乗りを確認するように小さく頷く]
では呼んできましょう。
[要請には承諾の意を返し、使用人の姿を探しに、踵を返した。
墓守から事情を聞いた使用人が客人の元に着くのに、然程時間は*掛からない筈だ*]
[嫌な感触を振り払おうとして首を振る。
幸か不幸かシャロの視線に気がついてしまった]
あの、レイ様。
私はもう大丈夫ですから。
[何が大丈夫なのかはよく分からない。
かじかんでいる手をそっと離そうとして]
嗚呼、このままお会いするのは失礼過ぎましょうか。
然し私は着替えも何も…。
[困り顔でジーンと呼ばれた男を見上げたりした]
[セシリアが懸命な様子で差し出した本と、ラッセルを交互に見遣って。
小さく呟いて、それを受け取ることなく立ち去るのに立ち上がる]
って、おい、ラッセル…
[言葉は強くはない。ラッセルと、セシリアをも驚かせるから。
それを見送って、どうした物かと言うようにセシリアの方を見る]
……ごめんな?
でも、悪い奴じゃないんだぜ?
[残された本と、セシリアを交互に見ながらそう言って]
[ヘンリエッタの挨拶と名乗りにこちらも小さく頭を下げる。
自分からの名乗りはない、表情はおもしろくなさそうに。そもすればそれは無愛想と移るかもしれない。]
………
[ユージーンが使用人を呼びに行くという言葉に小さく頷いて見送ってから。
程なくして使用人が来る姿が今度は見えた。
服のことを話すヘンリエッタに気づくと、
使用人に自分の服をぴろぴろと手で軽く握って示してから、ヘンリエッタに視線を移す。
使用人が頷き、お召し物でしたらとヘンリエッタに声をかける様子を眺めている。]
─広間─
……あららぁ。
[ラッセルとセシリアの様子に、上がるのは惚けた声]
難しい年頃です事。
[そんな単純な事ではない、と理解した上でこんな言葉を漏らして]
……にしても、玄関の方が賑やかです事。
またどなたか、いらしたのかしら?
[小さく呟いて、碧の瞳を広間の入り口の方へと向けた**]
[ギルバートに力なく答え、うつむきながら机に戻り作業を再開する。
ギルバートに挨拶をしていないがそれどころではないらしい。
時々鼻をすする音を立てながら黙々と作業を進める]
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