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ちなみに現在、執事さんメイドさんの主に名乗りを上げるか迷い中。
2人も雇うほどの経済力が果たして一般市民のノブにあるのか。
7人目、小説家 アヤメ がやってきました。
小説家 アヤメは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
―― 住宅街・自宅 ――
えぇ、と。
[宙に投影された文字を指でなぞる。
軽快な音を立てて幾つかに枝分かれした項目が表示された。
その内の一つを指で二、三度触れながら]
あぁ。
どっち、だったかなぁ。
[小首を傾ぐ。]
[項目の横に表示されているバーを掌で掴む。
勿論、投影された物であるから掴める筈も無いが、
触れる事も掴む事も、全てはセンサーが感知する。]
……。
[バーを下方に引き下げれば
新たにテンキーが表示された。
指先が幾つかの数字に触れ、伝うナンバー。
数回のコール音が響き、相手の声音が続く。]
あ。
もしもし?
[微笑と共に左手は忙しなく項目の上を行き来する。]
大至急。
A850343の資料を送ってくれる?
……ええ。自宅宛で構わないから。
ん?
[遣り取りの最中、眉を顰めたのは]
……莫迦。
取材に行く時間があればとっくに行ってるの。
そんな時間作れないから貴方に頼んでるんじゃない。
[相手の言い分は尤もであったが、
決して頷く事は出来ない現状があったから。]
無理よ。
[通話の最中でも、カメラだけはあえて切ってある。
女は相手の顔が見えないのが楽であったし、
すっぴんの今を見せられはしなかったから。]
取材は前回、思い切り拒否されたの。
敷地内にも入れてもらえなかったんだから。
……まぁ、ほら、いいから。
四の五の謂わずに、資料寄越す。
期限は次の太陽が昇るまで。
[創作世界の創造主だなんて謂った所で、
現実は創作のようには行かず、
無茶を謂い、謂われ、の毎日。]
はぁ?
出来ない、じゃないの。
遣るの。 解った?
[項目の更に深い層へと指先が潜っていく。
既に女の視界は幾つもの情報窓で塞がっている。]
……そう。
どうしても貴方の名前だけじゃ持ち出せないなら、
私の名前を使っていいから。
セキュリティに認証データ突っ込んでも好い。
[通話先の相手へと
自身の認証情報を暗号データとして送付した。]
――――――――市民情報――――――――
■名前:アヤメ=ジョウノウチ
Ayame=Jyounouchi(城之内 菖蒲)
■種族:人間
■年齢:26歳
■職業:小説家
――――――――――――――――――――
□その他情報:
区画内の一般市民かつ、小説家。
細部までリアリティを追求したがるが故に、
担当を初め、周囲の人間に色々と無茶を謂う。
物事に対しても基準が壊れている為、
苦い顔をされると解った上で酷い事を謂う。
□希望縁故:無茶振り歓迎。
――――――――――――――――――――
貴方なら出来るって、信じてる。
だぁいじょうぶよ。
もしも貴方の立場が危うくなるようなら
私の全てをかけてでも庇ってあげるから。
[満足気に笑って]
頑張って。
アロー。
[通話を終了すると同時に、
新たに投影された文字の羅列を食い入るように*見つめている*]
─住宅街・自宅─
[半ば、寝ぼけた頭でキッチンへ。
大抵は立ち入ろうとすると誰かに止められるのだが、今日に限っては目撃者はいなかったらしい]
……ええと、確かこの辺りに、と。
[場所を確かめながら、カップの収められた棚に手を伸ばす。
勿論、自動で行うシステムも備えられてはいるのだが、そちらを使う、という思考には目覚めていても中々至らないのが常で。
危なっかしい手つきで取り出したカップが、手から滑り落ちて惨状を作り上げるまで、かかった時間は*短かった*]
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即挙手しなかった理由?
……いや、やっぱりですねぇ。
このキャラで、というのにびみょーな抵抗感があったんですよ、うん。
さて、wikiを見た限りではあとお一人はいらっしゃるのかな。
最低人数に到達していませんし、広告上げてゆきますかね。
……ちょっと、あちらこちらと被っているようなのが厳しいですが。
―玄関口―
あらパトラッシュさん、こんにちは。
今日ももふもふさんですねー。
[掃除の合間に、パトロールだろうか道を歩いていた制服犬を見かけると、ぺこりと丁寧にお辞儀した。元犯罪者の面影はそこにはない。
―ふわふわに触れたい、という意識がもたげたが、笑顔の裏にそれは隠した。不用に誰かに触れる事は基本的に許可されていない。
―ああまただ。こんなこと前は考えもしなかったのに。
そんな言葉を抱えたまま、再び歩き出すパトラッシュを見送った。]
[塵一つなく―とは箒掃除と彼女の性格からは言い難いが。掃除を終え、道具をしまおうと所定位置までほたほた歩きながら、まだ帰ってこない同僚の事を思い出した。]
そういえばジョルジュさん、まだ帰ってこないけど…また道草くってるのかしら。
もう…今は手が空いてるからいいけ、ど
[といいかけて、不穏なものを察知し、くいんと顔が家の中、台所方面へと向けられる。と、ほぼ同時に耳に届くのは、聞きなれた破壊音。]
あああぼっちゃま―!
何やってるんですかー!?
[見なくても名前が出るあたり慣れたもの。
それでも怪我などしてないかと、心配そうに台所方面へと*駆け出した*]
中
初っぱなからあほですいません(涙)
ネタらないどころか存在がネタになってどーするよ!
恥ずかしいから暫く隅っこで丸まってきます(ごろごろごろ
8人目、学生 レッグ がやってきました。
学生 レッグは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
―図書館―
うーし、完了っと。
[両手を広げてのびをする。
端末の蓋を閉じながら首を回せばゴキゴキといい音が鳴った。
袖が引っ張られ、肌とは異質な色が僅かに覗く]
おぅ、お先なー。
今日は俺がしっかりいただいとくから。
[横でまだレポートと格闘してる友人から声を掛けられ、ニヤリと笑って返す。
呪うような声を背に立ち上がり、ウキウキと商店街へ向かった]
―商店街―
えぇっ、もうないのか!?
いつもより早く来たってのに、そりゃねーよー。
[ショーケースの前でがっくりと項垂れる。
一番目当てのチョコレートケーキは既に売り切れた後だった]
俺のサンフォニー…。
[暫くその姿勢で沈んでいたが、少しすれば浮上する。
よくあることなので店員も慣れた態度で注文を促した]
んじゃ、シャルロット・オ・フレーズで。
帰りにいつものフロマージュもよろしく。
[土産も頼み、窓際の席が空いてるのを見つけて腰掛ける。
珈琲とケーキが届いてくれば、最前の落ち込みも忘れてにこやかに、銀のフォークを手に*取った*]
────市民情報────
■名前:グレッグ=フォスター Greg=Foster
■種族:半竜人
■年齢:19歳
■職業:留学生
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□その他情報:竜人とは竜になれる人、ではなく、鱗の皮膚を持つ亜人の通称。
レッグは人間との混血で、腕と背中の一部にだけ鱗がある。
最先端の技術を学ぶために父親の出身校へと留学しにきた。
□希望縁故:一人暮らしよりはどこかに居候したい気分。
他の無茶振りも歓迎。
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