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─自宅・応接間─
え……あの、その日の夜は、家から出ませんでしたが。
えぇ、此処に居るヴァルターが証人に…え?
他の使用人達でも、駄目…と、なると、そうですね。
私がその日の夜に此処にいた証人は、居りません。
[自衛団員からの問いは、ある日の夜、己の身が此処にあったと証明できる人間がいるかというもので。
執事や使用人達は出入りの商人などの証言を得られたらしいが、皮肉にも主人である自分を証明してくれる者は居なかったということだった。]
それで、その日の夜に、なにか?
よう、ぎしゃ?私が?
/*
おっと発言してたら人が。
ヴァルターって村長さんですな(
さて今回は狂信者希望しとるが意図せず倍率高っ。3人もいるのか人気だね。そして狼希望が一人減っとる。
まぁ最悪狂信取れなくても設定がアレな村人になるだけなんで問題なしと。
─自宅・応接間─
[告げられた言葉は、日頃自分が書き連ねている空想の中でしか聞いたことのない其で。
己とその言葉が結びつかず、数秒の間が開いた。
それを破ったのは、憤慨した執事の声。]
あ…あの、ヴァルター、落ち着いて。
申し訳ありません、怒鳴りつけたりして。
それで私に何かお聞きになりたいことでも?
…え?あ、はい、以前宿をされていたところなら知っております。
そこへ伺えばよろしいのですね?解りました。
あ…でも、その…少し遅れてもよろしいですか?
えぇ、日差しが少し和らいでから。
ありがとうございます。では、お気をつけてお帰り下さい。
[用件を伝えて屋敷を後にする自衛団員を見送って、いまだ憤慨冷めやらぬ執事をなだめようと声をかけた。]
─自宅・応接間─
そんなに怒らないで、ヴァルター。
誤解だもの、すぐに解けるわ。
そんな、私もうそんな子供でもないのよ。
それに今の季節はそこまで日も強くないし、平気。
そんなことよりも、私はヴァルター達が心配だわ。
ただでさえ私のことで色々とお父様に言われているのに…
えぇ、お父様には内緒にしておきましょう?
さ、それじゃ悪いけれど出かける準備を手伝ってちょうだい?
[体を心配してあれこれと問いかける執事に、困ったように微笑んだものの。
離れた地に住む父のことを思えば、その表情は憂いに染まった。
とにもかくにも、元宿屋へと向かう為に衣服や必需品の用意をし始めた。]
[あれもこれもと持たせようとする執事を宥めたり諭したりして、準備を済んだのは結構な時間が経った後。
岬にある元宿屋にて書かれた身上書には、以下のように記入された。**]
――――――――――――――――――――――――
■名前:ブリジット=ドルージュ Brigitte=Dreujou
■年齢:22
■職業:小説家
■経歴:村から遠く離れた都会で生まれたものの生まれつき気管支が弱く、養生の為に12年前から元々父の別荘があったこの村に住むようになった。
日光にも弱い為日中は屋外には滅多に出ないが、成長するにつれ冬の弱い日差しには多少耐えられるようになった。
小説を書き始めたのはこの村に越してきてからで、何冊かは出版もされているが父に秘密にしている為に偽名を使用している。
父の決めた婚約者がいるが相手の顔も名前も知らず、当人には婚約者が居るらしいという認識。
――――――――――――――――――――――――
/*
なんという、病弱系被り。
……お客様の中にお医者様はi(略
つか、医療関係者歓迎だな、これ。
あ、こっちは心臓関連です(ここで言わない
/*
ブリジットは入れ違いだから知らない方向かな。
8年前までは住んでた街も近いしちょいちょい帰ってたけど、それはゲルダの様子を見るためってことになるし。
― 元宿屋・広間 ―
[少女が承諾してくれるのを見ては、口元を緩める。
名前を聞いてはすこし考える顔]
エーファ。
……あぁ、リンクというと。
[記憶には引っかかった。懐かしそうに目を細める]
小さなエーファ。
こんなに立派に可愛く育っていたのは予想外だった。そうか、八年も経つから、そうだね。
お祖母さんは元気かな?
[今現在の村の状況など、あまり知るはずもなく。
思い浮かぶのは彼女の祖母と一緒の姿で、自然とそう尋ねた。それからカウンターへと少女を誘い]
僕らを呼ぶのは実に合理的じゃないか。
あんまり村に居ない人を、関わりの弱い人を容疑者とした方が、自衛団にとっても後味悪くないだろうし。
…そういえばつけてはくれないのか。良く似合うだろうと思ったのに、あの可愛い髪飾り。
[気心知れた彼には、軽く言葉で返す。
それからじっと見て言った言葉は、やはりからかうよう。
口紅や女物の首飾り、そんなものを外に出てから幾度か手紙と一緒に送っている。反応が楽しいからととても楽しそうに言われては、周囲も止めるに止められなかったようだ]
いっつもとは人聞きの悪い。反応が面白いのが悪い。
[反省の色などまったくない。しゃあしゃあと言ってのけて、口の端を持ち上げた]
でも、そんなにお願いされたら仕方ないなぁ。
折角僕がしてあげるというサービスをいらないと言うなんて、エルザはとんだ罰当たりだ。罰としてせめてお湯を沸かすくらいは手伝わない? うん、ありがとう。お願いするね。
[エーファの言葉>>48には頷いて]
わかった。まぁ、お茶が本職というわけでもないから、僕もそんなに詳しくないけど。
大丈夫、苦くはないよ。
少し酸っぱいかもしれないけれど、蜂蜜を入れて飲むと飲みやすいんだ。
[しっかり鞄ごと厨房へと持ち込んで、缶を幾つか選ぶ。
落ち着く方が良いだろうかと、手書きの番号を確かめてから、飲みやすいと覚えている一つに決めた。カモミールと、レモングラス、それからミント。他にも幾つかブレンドしてあるが、細かい配合などゲルダは知らない。ただ、売るだけだ。
試飲の時にいつもするように、しっかりと梱包された硝子の茶器を用意する。
小さな蜜入れには蜂蜜をたっぷりと。
お湯が沸いたら、ハーブティを全員に振舞おう**]
/*
ダメだゲルダの弄りっぷりが楽しくてしゃーないwwwwww
縁故頼んで良かったwwwwwwwww
よーし、弄られ属性全開で返すか(ぉ
/*
いまさらながらハーブティーって伸ばした方がかわいかったなって思うんですけど。
しかたがないはなしだな。
大丈夫だって言うたびに 問題ない って言いたくなるから
大丈夫、にしてみた。
ちなみにツンデレではなく ツンツンツンツンデレくらいです。
エルザ相手には。
多分相棒相手にはツンデレです。相棒の奥様相手には、デレデレです。あれおかしいな。
聖痕者になったらエルザに見せるんだ。みんなの前でなんて見せるもんか。
/*
書いたあとで思ったが最後の一行がものっそいでれだな。
でれっていうか華を背中にしようとしてるのに。
誘ってるようだなおい。
そこまで考えてはなさそうだけれど。
ちなみに名前もちゃんと覚えてるんだぞって言う証明に、一回は名前全部呼ぶつもり。
─元宿屋・広間─
[ゲルダと一緒に居た少女の記憶はオレには無かった。
村を出たのは12年前のことだし、8年前まで比較的頻繁に戻って来ていたのだってゲルダや老灯台守など親しかった人に会うためだったし。
仮に姿を見たことがあっても、幼かったせいで一致しなかったのかもしれない]
そりゃそうだけどよ。
あーあ、やだねぇ。お前なんか村の人間じゃねぇって言われた気分だ。
まぁ事実村から出てったんだから仕方ねぇだろうけどさ。
……ってぇ、お前オレを何だと思ってんだ?
[髪飾りの話>>55をされて、オレは引き攣った笑みを浮かべた。
コイツはほんっとこの手の贈り物が多い。
エルザって呼ぶのも直させても直さないからオレが折れる形になった。
ぜってぇオレで遊んでんだろ。
悲しいことに、貰ったものでバーに居るお姉さん方に遊ばれるのも事実だけどな]
………反応が面白いのが悪いって、おい。
ホントにお前はオレを何だと思ってんだ?
[大事なので二度聞いた。
ゲルダに反省の色は見えない。
確かにこれもいつものことだ、いつものことだけど。
何故か言い包められて負けてしまう]
おいちょっと待て! 全面的にオレが悪いのかっ!
しかも既にやること確定してっし!!
[ああまた押し付けられた。
ったく、あんな言い方しなくても普通に言や湯沸かしくらい手伝うっての]
─ →厨房及び勝手口─
[オレはぶつぶつ文句を言いながらカウンターを通って奥の厨房へと入る。
運搬用の木桶を持つと、勝手口から外に出た。
寒空の下、ひゅるりと風が吹いて結わえた長い髪を揺らす]
井戸はーっと。お、ちゃんと生きてんな。
しばらく使われてなかったはずだけど、掃除したんかな、これ。
[井戸を見つけて、汲み上げ用の桶で水を汲み上げて濁りが無いかのチェック。
大丈夫っぽいな、継続して使ってたかのように澄んでる。
…灯台守の爺さんが使ってたりしたんかな? あそこから比較的近いし]
汲み上げついでにいくらか厨房に運んどくか。
……男手足りねぇ。
[汲み上げて、運んでの繰り返しをしなければならないのは明白。
汲み置き用の樽を運んで来て入れたら戻せなくなるのがオチだ]
まぁ良いか、湯を沸かしてる間に出来る分だけやっとこ。
[まずは茶を淹れるに足りる分だけ水を汲んで、厨房に戻って火を熾し湯を沸かす。
厨房ではゲルダが茶を淹れる準備>>56をしていた。
湯が沸くまで水を運ぶことを伝えて、オレは作業に戻る。
運搬用に木桶に汲み上げた水を移して厨房との往復。
複数回行って、湯が沸いた頃には汲み置き樽には4分の3くらいの水が満たされていた]
─ →元宿屋・広間─
[茶の用意が出来たとゲルダから声がかかったかどうか。
無くても少し遅れる程度の時間差で広間に戻り、暖炉から少し離れた場所にあるソファーにオレは腰かける。
外は寒かったが、動いていたお陰で暖炉にあたる必要はなかった。
て言うか、暑い]
……何で水道通って無いのここ。
[少しぐったりした様子でオレは小さく呟いた。
都会のバーなら水道や製氷機だって普通にある。
つーかそれが無きゃ、オレが各地で学んだカクテルが作れない。
ここじゃホットカクテルくらいしか出来ないかな、なんて考えながら、オレは茶が用意されるのを*待った*]
/*
内面メモ
・幼少期は家族だと思っていたから、天真爛漫。
・10歳の時に、母の浮気、父との喧嘩、を聞いてしまう。自分が父の子ではないと知る(思い込む)
・最初は暗く沈んだりもしたが、友人に打ち明けることもできず、ただ心配をかけるのもいやだったから、新しい自分になろうときめた
・俺って言ってみたこともある。でも多分誰かからせめて女の子なんだからそれは駄目とか言われたんじゃないかと思う。で、僕。
・人から離れようとするけれど、やっぱり友達は嬉しいのでどっちつかず。
・家庭環境は悪化。母はもともと浮気相手が好きだったらしいとは気付くし、それが表にも出て、周りにも知られる。
・おしゃれをして化粧をする母の姿を見るのが苦痛だった。
・家で会話なんかそうたくさんするものでもなく、両親の争いの日へ。
・どちらかというと、自分だけ置いていかれたという気分が強い。
・上記もあり、基本的に自分=いらない子だと思っていたが、相棒との旅でだいぶ緩和されつつある。
・相棒とも多分なんとなく長い年月一緒にいて、マイナス部分を見せたときにプラスにひっぱりあげてもらったかなんかだと思われる。兄のように慕う。
― 元宿屋・広間 ―
そうだね、仕方ない。
君は飛び出たんだろうし、僕は帰るつもりもなかったんだから、村の人間じゃないと思われてなんら可笑しいところはないと思うけど。
小さなエーファにとってなんかは、特に僕らは「村の人」ではないかもしれないね。
悪いことじゃない。普通のことだよ。
[エーファへと視線を向けるが、咎める風でもない。ただ、笑って。
それからエルザへと視線を移すと、にっこりと、まるで裏表なんてないように笑ってみせた]
得がたい大切な友人だと思ってるけど。
ほら、遊ぶのも愛情表現っていうことだよ。
たまに手紙に「楽しみにしてる」って書かれてたから、てっきり喜んでくれてるものだと。
[エルゼ、と。確か昔はそう呼んでいたこともあった。
十頃だったか、年齢の記憶は定かでないけれど、「僕」が「わたし」だった頃。
文句を言われたことも覚えているけれど、結局のところ、現時点までずっとエルザと呼んでいることが物語っている。
ぶつぶつ言われる文句は聞き流して、ひらひらと見送りに手を振った]
エーファとエーリッヒは座っていて良いよ。特にエーリッヒ。
倒れたりされたら面倒だから、そこに座ってる。
安心して、はなから力をあてにはしてないよ。
[勿論、エーリッヒを男手には数えていないわけだった]
下手をしたら僕より力がないだろう、君は。
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