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「ウククク」
[千花が美味しい鳴き声を出すのを聞きつつ、ハインリヒの注文に首を傾げる]
どうしたのさ、ハイン。
ここに来るからにはいつものが食べたくて来たんじゃないの?
[つまり、ハインリヒが人目を気にする様子にも気付かないのだ]
/中/
…ちと休憩を(何
というわけできっと入った瞬間にも中身当てされてるんだろうなぁとか思うMeyです。
手伝ってくれた人は力ある存在。使いたい方はいますが、許可とって無いので表では出しません(ぉ
こんなのが本当に生活できるのかとか、その辺は深く突っ込まないでやって下さい…本能で出来るキャラが良かったんです。
さて、また頑張ろう。
[出された食事を美味しそうに貪っている。]
くー。
一週間ぶりの肉。いいねー。
[水を一杯飲み干し、一息。
そこで、ベアトリーチェとアマンダの視線に気付く。]
な、何だよ。
ああ、うん。今から頼もうと思ってな。今から。
[しかしどうにも言い出しにくいらしい。頼む予定の物が物だから。]
[しばらくハインリヒを見ていましたが、勢よく開いた扉に眼を移すと、すきとおったそらよりも青いユリアンの髪が見えました。]
ユリアンに、お早う。
それとも、おそよう?
[そんな挨拶はもちろんないのですが、ぜんたい誰から習ったのでしょう。]
それじゃあ、また今度、取ったら持ってくるから。
[店を出ようとしたところ、再び呼び止められ。
振り返ると、紙の袋を渡される]
えっと……苺?
もらっちゃっていいの……?
ありがとう
[受け取り、今度こそ扉を開けて出て行く。
右の手で、袋の紐を、しっかり握って。]
[部屋の鍵を受け取り、とりあえず何か頼もうか……と思ったところに、勢い良く駆け込んできた少年。
その勢いに、一つ瞬くものの。
店主と交わされる会話からして、どうやらここで働いているらしい]
……っと。
ええと、紅茶、お願いできますかね。ストレートで。
[カウンターの空いている席に座って、にこ、と微笑む。
住人たちの会話は聞こえているが特に気にした様子はなく、肩の相棒が不思議そうな視線を向けるのみ]
─鍵の町シュリセル・広場─
ね、そんなに桜って綺麗なんですか?
[興味津々といった少女に男は苦笑する]
「ああ、そりゃ見事なもんだよ。
西の大樹が満開になるのはもう少し先かもしれんが、あの店の桜はもう咲いてるんじゃないかね?」
あの店?
「ああ、Kirschbaumっていう茶店があってな。そこの庭にもこれまた見事な桜の木があるんだよ」
お庭に咲いてるんですか!?
「そうだよ。その桜はシンボルツリーとはまた別格の美しさでな。
……気になるんならそこに泊まればいい」
―南通り・怪しげな交易品店―
よく分かった。
流言飛語の域を出ない噂だということは。
[すぐに何かに到達出来る事は稀である]
そして、お前の扱う物が見るに足らない物であるという事も。
[少年は、眺めていた小瓶を棚へ戻す。
ラベルには『大陸産、5000年の歴史:悪魔の胡椒』と書かれていた。小瓶の中には赤い粉が詰まっていた。
黙りきった店主をあとに残して少年は店を出た。]
騎士 ダーヴィッド が参加しました。
騎士 ダーヴィッドは、聖痕者 を希望しました(他の人には見えません)。
─半日ほど前・街道─
[裸馬に乗って逃げる野盗の群れを、一頭の葦毛の駿馬が追う。
背に跨るは、赤毛の男。
森の中へと逃走する荒馬に向けて、構える短銃身のマスケット。
すぅ、と息を吸い込む。
鋼の筒の中に満ちるは、火薬ではなく、彼の息吹。]
茶店に泊まれるんですか?
「上の階は宿屋になってるのさ。南通りの馴染みの宿を紹介しようかと思ったんだが、その様子だと向こうの方が楽しめるだろ」
はいっ、是非そこに泊まりたいです!
「なら西通りに行くといい。それなりに目立つから多分すぐ分かるさ」
ありがとうございます!
おじさんの商売も上手く行きますように!
「はは、ありがとうよ」
手を振りながら西へと走ってゆく少女を、ここまで馬車に乗せてやってきた旅商人は苦笑しながら見送った。
「あれで一人前なのかね、本当に」
…………。
[しばらく待ってみても人は増えるだけで減りやしない。]
マスター。
……特…フ……ツ……ェを一つ。
[しかし、注文が通った様子はなく。
小声だったので聞き取れなかったらしい。]
おそようじゃないよ。ひどいな、ベアトリーチェは。
そういうこと言う奴にはこれはやらんぞ。
[と言いつつも、..はベアトリーチェの前にオレンジジュースの入ったグラスを置く]
で、ハインリヒさん。
今日のお薦めスープは南瓜のポタージュだけど……いいの?
[...はにやにやしながらハインリヒを見やる]
ユリアン。
ベアトリーチェには、プリンのパフェがいい。
[水の注がれたグラスを手にすると、少しずつ、少しずつ口に含みます。こくり、喉が鳴りました。興味はハインリヒからオトフリートの方に移ったようで、じいいいっと見つめ始めました。緑の眼はまたたきもしません。]
オトフリートは、旅人なのだよね。
ここに泊まるということは、しばらくいるのかな。
仲良く出来ると、とてもうれしいな。
―西部/桜の下―
おいで、はな。
いこう。
……君だけではおかしく思われてしまうよ。
[それでも花は動かない。]
……それじゃあ、夜になったらおいで。宵の闇は隠してくれるから。
僕はそこの宿屋にいるよ。
影の王の居る場所だから、はなもわかると思うけれど。
それじゃあ。
[樹に凭れるように小さな声でそう言うと
再び立ち上がり、一度右手を、左手で押さえてから、向かう。]
―西/Kirschbaumへ―
[半分になったグラスを弄びつつ、小さく呟く。]
先に注文してて良かった。
ね、千花。せっかくのご馳走だもの。
[アマンダがユリアンを苦手とするのはその属性の為であり、彼が悪いわけではない。人間である彼には理由などわからないだろうけれど。
きっとアルバイト青年には理不尽であろうその態度も、3年ともなれば慣れているだろう]
―西通り・Kirschbaum前―
うわぁ……!
[少女は感嘆の声を上げて、その庭の桜の木を見つめていた。
時折降ってくる花弁が更なる感動を呼び起こす]
本当に凄いのね……!
[通ろうとする人々の邪魔になるのにも気がつかず、ただただ見惚れて見上げている]
[銃声は高く響き、裸馬も野盗も倒れることは無く。
撃ち抜かれ、落とされたのは、彼らの頭上の太い木の枝。
落ちて燃え上がる枝に、馬達は恐慌に陥った。
男たちは飛び降りるように馬を乗り捨て、木箱を抱えて逃げ出そうとする。]
悪いが、そいつは返してもらえないかな?
大事な積荷らしいんでね。
[男たちの行く手を遮るように、葦毛の馬は立ちはだかり、馬上の男は銃を向ける。]
「てっ…てめぇなにもんでぇ!!」
[男は黙って手帳を出し、開いてそのエンブレムを見せる。]
ひどくないよ、ほんとうのことだよ。
ベアトリーチェはほんとうのことしか言わないんだ。
[云いながらも、果実のジュースが置かれると、たちまちにかおを輝かせます。]
ユリアン、ありがとう。
[まだ水の入っていたグラスはよそに置いて、窓から注ぐ太陽の光にきらきらと煌めくオレンジをごくんと飲みました。甘い甘い味が口の中に広がって、ますます笑顔になります。]
[...は見知らぬ男から注文を受け]
ストレートティーね。はいよ。
あんた旅人さん?最近やたらと多いんだよね。
[がさつな返事とは裏腹に、丁寧な手つきで紅茶をいれオトフリートに渡す]
ん……?
[視線と問いかけに振り返れば、瞬き一つしない緑の瞳]
ああ、旅をしていますが。
しばらくは、こちらに泊まって……桜を見て行くのもいいかな、と。
[仲良く、という言葉に、ふっと笑んで]
そうしていただければ、俺としても幸い、ですよ。
いつまでいるかはわからないけど、いる間は、よろしく。
ええと……ベアトリーチェ、でいいのかな?
[先ほどから聞こえている名を、確かめるように呼び]
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