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[何時ものように、入り口脇の壁際にブリジットを落とした。
そして何時ものように、メインルームのドアに挨拶]
ルームドアα1、α2、おはようございます。
[返事をするかのように、シュッと無機質な音と共にドアが開く]
I-Line、指示通り推して参りました。すいさんです。
[何だか説明書のようなタグが首の後ろに付いている]
名前:I-Line(正式名称アイライン。愛称イレーネ)
年齢:チーニョ星人とかに製造されてから1ヶ月弱
情報:中性的な顔立ちの、J&Jの総合サポートメカロボット。
男性的回路。額にランプが付いている。光る。鳴る。回るかもしれない。
ヒーローのサポート全般を行っている。主に目覚まし。お茶汲み。
変形してよくある5人専用の武器になったりならなかったり。
製造されて間も無く、無表情である。行動もメカ。
ロボットだから。マシンだから。ダダッダー。
名前:ユーディット・クライン(Judith Klein)
Q1:新戦隊名の希望
宇宙戦隊スターレンジャー
あ、あの。ご、ごめんなさい。全然いいネーミングが思いつかなくて。
でも一生懸命考えました。
[Q1回答の下に、小さくメッセージが添えられている。]
Q2:戦隊での希望色
緑がいいです。癒し系の色って素敵ですよね。
Q3:戦隊での希望必殺技
あ、あの。広範囲へ攻撃する技は危険すぎると思います。
ピンポイントで攻撃出来る必殺技を希望していいですか?
Q4:貴方が尊敬する先輩戦隊
未来戦隊タイムレンジャーです。
様々な時空を回って事件を解決するのは凄いと思います。
たった一つの町の平和を護るだけでも大変なはずなのに。
Q5:貴方が畏怖する悪の組織
『宇宙暴走族ボーゾック』(激走戦隊カーレンジャーと対立していた悪の組織)でしょうか。
芋羊羹で巨大化するなんて脅威です!
……いえ、それだけではありません。面白半分で惑星を襲って花火のように爆発させる酷い組織ですから。
Q6:司令への自己アピールその他
ふつつかものですが、精一杯頑張ります。
宜しくお願いします。
……えっと、あの。
退出しても宜しいでしょうか?
[おろおろ、まごまご。
周りの空気にそろそろ耐えられなくなってきたらしい。]
あー、めんどい……書類書きとかのデスクワークは、俺の趣味じゃねーんだってのに。
ほい、こんなんでOK?
[かき上げた書類をほいっと投げ渡し]
[……あれ。
タイムレンジャーって、過去にタイムワープしただけだったかしらと。
ちょっと首を傾げ。
……まあ、細かい事は気にしなくてもいいかしら。
きっと他の時代でも、事件を解決してるでしょうから。]
名前:アーベル=シュピーゲル
Q1:新戦隊名の希望
夢幻戦隊フリーレンジャー
(注:フリーデンとレンジャーを掛け合わせただけらしい)
Q2:戦隊での希望色
んー、髪蒼いから、青?
Q3:戦隊での希望必殺技
必殺技……ただいま開発中・雪月花乱舞。
一応、単一攻撃型。
Q4:貴方が尊敬する先輩戦隊
超電子バイオマン
理屈ぬき。
Q5:貴方が畏怖する悪の組織
組織じゃねーとダメ?
俺、やっぱサー・カウラーに勝る存在ってないと思うわけでして。
Q6:司令への自己アピールその他
えーと、無断外泊は今後しないようにしますんで、最後の特カリ優しくしてください。
タイムレンジャーは、未来から来た4人と現代の青年の5人が、
未来から来た犯罪者集団ロンダースファミリーとの戦い……と、
私のデータベースに記録されていた気がします。
[PiPiPiと音を鳴らしながら]
う、うきゃあっ?!
[背後の警告音にびっくりして、振り返る。]
……おどかさないでください。
記録されてる部分の話はそうですけど、きっとあの後も
どこかで戦っているのではありませんか?
[彼女のデータベースには信頼を置いているが、こうも冷静に
指摘されるとちょっとだけ反抗したくなる。]
教師 オトフリート がきたらしいよ(9人目……だったかなあ?)。
教師 オトフリート は 痣もち になれるよう、天に祈った。
―十余年前 とある公園にて―
「すごかったね、ヒーロー」
「うんっ」
「大きくなったらヒーローになろうねー?」
「うんっ、ぼく、がんばる!」
[きらきらおめめの少年と、
若いおかあさんが笑いあう]
[そう、それはどこにでもいる、そんな家族のワンシーン]
―現在 割り当てられた個人部屋―
[灯りもつけない部屋の中、白い煙が細く上る。
窓のそばに背をつけた、その耳にはヘッドフォン。
壁についた指が、軽くリズムを取る。
閉じられた瞳の開くのは、まだ先か――
銜えたままの煙草は、灰が落ちる前に灰皿に押し付けられて、
開かれた瞳は翠色。
トン、と壁を突いて、離れたならば。]
最終、ねぇ……
[机に置いた、書類を手に取り、...の顔は軽薄な笑みを刻む。]
……む。お茶がない。
[ 記入が終わったので、寛ぐ気満々。]
うん、終わったら退出していいんだ?
[ ユーディットの言葉に顔だけを向け、首を傾げた。
ちなみに、ロボットの警告音とかは既に慣れっこだ。]
《成長過程に一体何があったのかなんて、まあそんなのどうでも良いことだろう。むしろ何かいえない雰囲気。
いくつも文字を連ねたその紙より、先ずは移動時、Sレベルで公開された内容を紹介しよう。》
名前:オトフリート=クロイツェン Otfried Kreuzen
年齢:24
情報:『J&J』ヒーロー候補生の1人。他人に触れられることを極端に嫌う。普段から長袖を着ている。
剣道は一応嗜んでいるようだが、それよりもハッキングなどに通じる。
アンダーグラウンドなことには詳しいようだ。
何故ヒーロー候補になっているのかはあまり口にはしてくれない。
―廊下→メインルーム―
[扉を開けて集まる面々に、翠の目を向ける。]
おはよう、か?
[そうして投げ出した紙には、回答が流麗な文字で書かれていた。]
Q1:新戦隊名の希望
ハリ戦隊ハリレンジャー(適当に考えたのが丸わかり)
Q2:戦隊での希望色
黒>青(黒はいないとつっこまれても、そのまま放置するだろう)
Q3:戦隊での希望必殺技
(未記入)
Q4:貴方が尊敬する先輩戦隊
(未記入)
Q5:貴方が畏怖する悪の組織
(消されているが薄っすらと、女子高生と書かれていたようだった)
Q6:司令への自己アピールその他
特記事項の必要性など皆無。
《あんまりかかれていないとはつっこんではいけない》
[書類を提出し終えて、取りあえず一息。
改めて、集まってきた面々を見回して]
……つか、ここで茶とか。
おま、呑気だねぇ……。
[エーリッヒの方を見つつ、あきれたよーにぽつりと]
そうですね、ユーディットさん。あの黄色と新聞記者の子供も気になります。
未来は未来でまた色々大変なのでしょう。
ドラ○もんでもタイムパトロール隊は大変そうですから。
[無表情のままたまに頷いて]
おはようございます。
[ オトフリートの挨拶にも全く気にした様子はなく。
普通に返すと、くりんとアーベルの方へ向き直り。 ]
起きてから直行で来たのだから致し方なし。
喉が渇いては訓練も出来ぬ、と言いましょう。
[ 神妙な顔で言ってみた。が、なんか違うだろうそれ。]
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