情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
人狼の食欲を増す香料だとかそんな話だったな。
[肩を竦めて]
先に来た彼女も、熱で休んでいたとか聞いたよ。
そこで会っただろう? 声が聞こえていた。
単純に体の良い、隔離場所なんじゃないかとすら思えるな。
――縋るようなもんでもないだろうにな。
もし人狼がいるなら、窓の外にだって出られるだろうに。
[ちらと視線を窓へとやる。
打ち付けられた板、人狼の存在の伝承を信じれば、そんなもの無意味ではないのかと言いたげで]
一日、待てば、開放されるんじゃないか。
誰も被害者がいなければ。そこに書いてある通りに。
――やぁ、ベルナルト。厄介事にまきこまれたな。
[書かれた名前の人物を見る目は、既に名を知っていたから揺らぐ事は無い]
― 屋敷/広間 ―
ハア……
[ベルナルトも確認した様子を見ながらアレクセイの言葉に、特大のため息を吐き出し]
容疑者は人狼へのイケニエでもあるってわけね。
まあ、ほんと、イイ趣味してるわァ……
[誰が決めたのかは知らないが、舌打ちを一つ零して瞳を剣呑に細める]
ほんと、一日立ってなんにもなくでられたら、村の人たちさんざん莫迦にしてあげなきゃだわ。
[手にしたナイフを袋へといれて、また口元に手を当てて]
アタシ、二階を見てくるわ……
[ぐるりと広間を見渡した後、二人へと軽く手を振って、二階へと上がっていく**]
「人狼も、襲った相手を
想う心を持っていたのかもしれない。」
[ それが切欠だったに違いない。
ヴィクトールがぽつり零した言葉は、次期村長を狙う男の耳に入った。
人狼の立場に立つような言動であると。
その男は躊躇するなく槍玉にあげた。
体良く言えば人狼騒動の容疑者だが、
ヴィクトールは嵌められたとも言える。
現村長に、その立場からすれば正当な範囲で目にかけられ仕事をこなすヴィクトールだったが、その男からすれば、目障りだったのだろう。]
[ 容疑者にあげられた一人にアレクセイが居たのも、その男の理論を押す材料となった。
或いは、ヴィクトールが居たからこそアレクセイもまた容疑者にあげられたのだろうか。
アレクセイ。
家が近い事もあってか、年は離れているが本当の兄弟のようだと感じていた。
ヴィクトールからすれば、アレクセイは友人であり何かと目が離せない弟のような存在だった。
今でこそ村役場で働いているものの、書店を営んでいる彼と両親が居なければ、勤められなかったのではと思っている。
アレクセイの両親が死んで以後は更に何かと気をかけ、時には夕食を共にと誘うこともあったろうか。
アレクセイと共に過ごす時間は、楽しく、幸せな時間だ。]
―屋敷/広間―
そんな風に馬鹿にするから、こんな所に呼ばれるんじゃないのか。
だが、その気持ちは俺も同じだ。
[やりはしないが、と言いながら、彼女の動きを見つめる。
二階へ行く、というのには、手を振り返さず]
あぁ。
鍵も壊れているかもしれないしな。
好きな部屋に入っていればいい。女は、鍵があるほうがいいだろうし。
[だから自分は後でいい、という意思を示して、見送った]
―広間―
生贄を一緒に置いておくことで、人狼を逃がさずに。
だとしたら――人狼でないとしても
別に死んで構わない、ってことか。
[アレクセイとタチアナの話を聞きながら、単調に述べる言葉。
大きなため息も舌打ちもしないまま、憂いだけは言葉に込めていた。]
しかし実際、何でこの面々なのかって言われても、
正直、不思議としか思えない名前もね――、
[二階へとタチアナが向かうのを目で見送ってから、
男の目は、もう一人の彼の方へと。]
堅気の君まで容疑を掛けられているだなんて、
思っていなかった、よ。アレクセイ。
新しい書籍でも見に行こうかと思っていたら、
こんな形で今日会うなんて、ね。
[余所者なら、タチアナのような人間なら、
或いは僕のような人間なら兎も角、とは口にしない。
今ここで初めて容疑者の名を全て知った男は、零しつつも
それでも努めて淡々とした顔色を、声色を保っていた。
――容疑者のうちの、別の男の名の一つも見ていたから
アレクセイへの疑いの訳、漠然と思い当たる気はしていたが
それでもはっきりとした形での推測までは出来ていなかった。]
あぁ、実に厄介としか言いようがないけれど。
……何も起こらなければ。何も無ければ良い、よ。
[鞄を身体の手前に抱えたまま、男はソファの上で
長く息を吐き、それから目を閉じた。**]
―屋敷/広間―
少なくとも、村の誰かはそう思っているんだろう。
殺してやりたいと思っている人間がいたとしたら、うってつけな機会が出来たから、ここに呼ばれたのかもしれない。
[こちらの返す声も淡々としている。
友人の名があるという事は、そのように見えた]
何がしかの証言があったんだろうな。
誰が、とか、そんな事は知らない。
――死んでも良いと思われていても、死なないようにするだけだ。
この中に人狼なんて居ない、と言える程、俺は楽観的ではないが、
人狼がいなければ良いと思うよ。
本当に、お前の名を見た時は何でこうなったのかと思ったよ。
こんな事で利用者の一人を失うのは惜しい。
[口元を緩める]
全員集まった後、一日。
その後に何もなく、外に出れることを祈ろうじゃないか。
[ 彼、ヴィクトールは懼れていた。
恐怖と言い換えても良い。]
「人狼」
[ 何も起こらない筈はなかった。
容疑者とあげられ冷たくなった村人達の視線を背に、ヴィクトールは、宿と使われなくなった屋敷へと向かう。
扉を叩こうと、左手を持ち上げ拳を作る。
この扉を潜った時、ヴィクトールの理解者でもある彼は、表に現していない怖いと懼れる気持ちを正確に見抜き、どんな表情を浮かべるだろう。
ヴィクトールの躊躇いがちの表情は、この扉を潜るべきではないと頭の中で警鐘が鳴っているのを如実に現していた。]
(何も起こらない筈がない。
人狼が居ようと居まいと、
恐怖に駆られれば………、最悪、)
[ 扉に落ちた影を見ながら、しかしなかなか決心はつかなかった。
外側から見ればその逡巡は一瞬でも、ヴィクトールの中では、長い長い時間が経ったように思う。]
/*
Q.ヴィクトールさん、ノッカーあったんじゃないですか?
A.細かい事はいいんだよ。
忘れてました。きっとノッカー壊れてたんだ。うん。
/*
役職とれたら、相方がアレクセイ殺すかもしれないとか、だろう、なあ。心配で来た。
で、香効果、は何時知ろうか?
先に知っていたら、簡単に来ようとするかな???
[容疑者の名の中に、ヴィクトールの名を見た時。
確かに、彼は目を見張った。
昔から共に過ごしてきた兄のような存在は、自分とは違い、村で重要な役割を担っている。
なのになぜ、彼が呼ばれるのだろうか。
――そう思った時、仮説は成り立つ。
なれば、自分が呼ばれたことも彼に対して迷惑をかける理由となってしまったのだろう。
己の人付き合いの悪さを悔いても、もう遅かった。
自分一人だったなら、特に何も思うことは無かっただろう。
兄とも慕う人の存在は、無事を願うに至らせるには十分だった]
[無理心中の生き残り。
そんな風に影で囁かれる事も少なくなって
日々慎ましく過ごしていたはずなのに。
何か問題があればその境遇が枷となりつきまとう。
両親を喪い、こどもだったイヴァンが引き取られたのは
この食堂を営んでいた祖父のもとだった。
養い親である祖父が老衰で亡くなったのは去年のことだ。
庇ってくれる肉親もなく食材調達と趣味をかねて夜釣りをする男に
旅人殺しの容疑が掛かるのも仕方のないことと思う。
それにひとりでは現場不在証明など出来ようはずもない]
……ったく。
冗談じゃない。
[釣りから戻ったばかりの男がぼやく。
古い噂を理由の一つとばかりに言った男の姿は其処にない。
示された屋敷に行かなければまた来るとも言っていた。
容疑者とされた今、食堂を開けても客足は遠のくことだろう。
逃げ出すことも一瞬考えたが容疑者を逃がすほど相手も魯鈍でない]
人狼、か。
[小さく呟いて、肩を竦める。
下げた視線の先には容れ物の中を魚が泳いでいた。
一尾であればすぐ調理して胃におさめることも出来るが
食堂で振る舞う為に釣った魚が一尾きりというはずもなく]
……これ、どうすっかなぁ。
[しゃがみこんで水中をくるりゆらりと泳ぎまわる魚を覗く。
結局釣果も荷物として持ち込むことにして
釣具を片付け身支度を整えてから村外れの屋敷に向かった]
[ 玄関ロビーに入り気付いたのは、手入れの行き届いていない埃っぽさと、廃墟になっていたのだと伺わせる空気、そしてそれらが乱された痕だった。
空気に微かに何か別のものが混ざっているような錯覚はしたが、現時点では窺い知れないだろう。
無意識に唇を湿らせ、ロビーから奥へと向かう。
扉は後ろで自然閉まったが、音は大きくは響かなかった。
やがて、広間に続く大きな扉を見つけると、今度は先程よりも確りと拳を作り、ノックをした。]
[遠く戸を叩く音が聞こえても、そちらに向かう事はない。
空いているソファに自分もまた座り、袋を抱える。
目を閉じたベルナルトの邪魔をしないように、声を敢えて出す事はなかったが、広間の戸を叩く音には、視線を上げた。
こんな律儀な事をするのは、と。
思う心が、確かに僅かに声を揺れさせる]
開いてる。
入った方が良いと思う。
[向ける視線に乗るのは不安の感情。
表情は常よりほとんど変わらないと、周りにも言われているが、
付き合いの長い相手がそこにいたなら、きっと読めてしまうことだろうとも思う。
違えば良い、だがここに書かれた名前は消えない。
扉が開くのを、ただ、見守った]
[ 声など掛からないと思っていたのを裏切られた。
声に促されるように、すっと扉を開くと、広間に居る面々を見ながら、微笑む。
その表情の中に硬さを読めた相手はいただろうか。]
やあ。
集まっているね。
[ 広間には数人が居た。
出たのは我ながら間抜けな挨拶と言えるものだ。]
―屋敷―
[玄関を入ってすぐに探したのは厨房だった。
流しの傍に釣果を置いて息を吐く。
くるりくるりと悠々泳ぎまわる魚たち。
この屋敷に容疑者として囚われた自身と重ねてしまい
憂鬱が増してしまったようだった]
あー……。
[意味のない音が漏れる。
勢いよく頭を振り、過るものを振り払うような仕草をした。
少し間を置いて心が落ち着くのを待ってから
厨房を後にして*広間の扉を潜る*]
[ それでも、「この度は」などと杓子定規な言葉が出なかっただけはマシだったろう。
ヴィクトールは、扉越しに聞こえた声の主を見る。]
アレクセイ。
[ アレクセイをみとめると、一瞬、気弱な表情を覗かせてしまったが、揺れた声と不安な表情は簡単に読めてしまう。
今、アレクセイがどう感じているか。]
僕のせいだ。
すまない。
[ 小さく、心からの詫びを、
アレクセイの耳が拾えるギリギリの声量で落とした。]
―屋敷/広間―
[現れた人物は想像の通りだった。
だけれど、その表情はいつもの彼と違う。不安は強くなり、それを隠せずに彼を見る]
あと二人、逢った。フィグネリアと、タチアナだ。
多分もう一人居る。
……ヴィクトール、
[言いかけた言葉は、止まった。
すまない、なんて言われて、違う、と小さく声が漏れた]
謝るのは俺だ。足を引っ張った。
[向ける視線には心配げな色が乗る。
だけれど、ここで問うことはしなかった。
何か言いたげに口を開きかけるが、首を横に振って]
そこに、悪い知らせが色々と書いてある。
俺は上に行く。
部屋もそんなに少なくなかったはずだ。使っていないところもたくさんあるだろう。
[最初はベルナルトにも向けて。
それから、自分の居場所を示す言葉は、小さく、ヴィクトールに向けて]
――扉は開けとく。何かあったら、来て。
[気遣うように、視線が彼の顔へと向かう。
それからすぐに、鞄を持ち広間から立ち去った。
二階に上がる前、遭遇したイヴァンには、広間に悪い知らせがあることを伝えて、空いた部屋に入るのだった**]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新