87 紅の宴─人喰らい・鬼殺し─
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─ エントランス ─
散歩…?
近所の方なんですか?
[男性の返答>>75に僕は首を傾いだ。
山奥だと思っていたものだから、散歩で来るような場所だとは思っていなくて。
何となく、不思議な感じがしたのだ。
そうこうしているうちにエントランスには人がどんどん増えていく]
あー、それ僕も同じです。
だいぶ増えたなぁ。
[言葉を向けてきた人物>>78にはそう返して、感想も一つぽつりと零した]
(80) 2013/09/05(Thu) 23:13:18
……ん、大丈夫?
[轟音が鳴り響いた時、耳を塞いでいた女性>>67に声をかける。
突然鳴り響く雷鳴は確かに心臓に悪い。
初対面で頭を撫でるのも失礼かと思ったから、手は伸ばさずに問いかけるのみに]
(81) 2013/09/05(Thu) 23:13:22
― 客室前廊下 ―
[先程までいたエントランスの方から声が幾つか聞こえる]
どうしよっかなぁ……
メイドさん、あっちかもしれないけど。
[人の多いところに行くのはあまり気乗りがしなくて、部屋を出たところで足を止めたまま、少し思案]
(82) 2013/09/05(Thu) 23:14:00
― 屋敷・玄関 ―
[出迎えてくれたメイド>>#3は無表情にタオルを差し出してきた。
好意はありがたく受け取って、上着を脱ぎ、滴る水を拭き取ってから中へと入った]
お邪魔します…。
[エントランスには幾人かの姿>>79があって。
私は濡れた上着を胸に抱いたまま、そろりと頭を下げた]
(83) 2013/09/05(Thu) 23:17:46
― 屋敷/エントランス ―
[雷鳴の後、緩めた手の内にある耳朶に声>>81が響く。
仄かに顔をあげて赤いシャツが印象的な人物を見詰めた]
……あ、ええ。
雷の音が、少し苦手で。
[心遣いが嬉しいのか少しだけ表情が緩む]
(84) 2013/09/05(Thu) 23:18:44
─ エントランス ─
……まだまだ、増えるのかねぇ。
[新たに声をかけてきた姿>>78に、軽く頭を掻く]
近所ってワケでもないけど。
……ま、イロイロと、気晴らししたい気分だったのよ。
[首傾げながらの問い>>80は、けら、と笑って受け流した。仔細は話す心算はないし、必要もないことだから]
あらま、それで降られるのも災難だねぇ。
[狩、と言って手荷物に視線向ける男>>79の言葉に軽く肩を竦めた後。
響いた音への疑問には、そうみたいね、と同意を返して]
(85) 2013/09/05(Thu) 23:21:07
─ 屋敷/エントランス ─
あぁ、あなたもですか。
急に降ってきましたものね。
[メイドからタオルを手渡され、ひとまず髪を拭きながら聞こえた声>>80に応える。
そんな中来訪者を告げる音>>73が聞こえて]
…随分雨に追われる人が多いものだな。
[自分もその内の一人ではあるが、感じる不自然さに無意識呟きが洩れた]
(86) 2013/09/05(Thu) 23:21:54
─ エントランス ─
[叩かれる扉>>73にはメイドが向かったから、視線をそちらに一度向けるだけにして。
狩り>>79と聞こえて僕は意識をそちらに向けた]
狩り、ですかぁ。
[男性が視線を向けた袋の中身を想像する。
猟銃なのかなぁ、と推測がついたのは、その形状から]
僕は登山中に滑落しちゃって。
左足も捻挫しちゃって、散々でしたよ。
[自分の境遇を口にして、僕は小さく肩を竦めた]
(87) 2013/09/05(Thu) 23:22:20
─ エントランス ─
いらっしゃーい、っていうのもヘンだけど。
君も、雨宿りかい?
災難だよねぇ、この雨ってば。
[新たにやって来た少女>>83に向けて、軽い口調で呼びかけた]
(88) 2013/09/05(Thu) 23:22:40
― 客室→二階廊下 ―
[未だ湿っている毛皮のコートを客室のハンガーに掛けたまま残し、メーフィエは外に出た。
纏っているのは黒い長袖のカットソーに、灰色のフレアースカート。
くるぶしまで届く裾を緩やかに揺らしながら、静かに歩き出した。]
あ、……。
[見えた人影に瞬き、立ち止まった。
黒いワンピース姿のその人>>82は――メーフィエが逃げ続けている相手では無かった。
小さく緩く息を吐き、それからふっと、先程の記憶を思い起こした。]
あの。
貴女も、さっきエントランスで見かけた……雨宿りに来た方?
その……こんばんは。
[少なくともメーフィエの目には女性であるように映ったその人に、幾らか落ち着きを保って声を掛けた。]
(89) 2013/09/05(Thu) 23:24:35
[新たな来訪者の姿>>83見えれば軽く頭を下げた。
森の深い場所にこの屋敷は在ると認識していたから
これだけの人が雨宿りに訪れるという事を些か怪訝に思う]
森に入る人、結構多いのかしら。
[森の中にこれだけ立派な屋敷があるのも
奇妙といえば奇妙。
これまで知らずにいた場所に偶然迷い込んでしまった事も――。
思考に耽りかけた矢先、登山という言葉>>87が聞こえ
登山ルートの傍に此処はあるのかもしれない、とぼんやり思う]
(90) 2013/09/05(Thu) 23:27:12
メーフィエは、メモを貼った。
2013/09/05(Thu) 23:27:30
― エントランス ―
変なんですか?
こちらの方ではないのかしら。
[軽い口調の青年>>88から呼びかけられて、小首を傾げる]
はい。森の中で降られてしまって。
いきなりの雨は本当に困ります。
[この屋敷が見つかったからいいけれど。
背中がゾクリとして、私は小さく震えた]
(91) 2013/09/05(Thu) 23:29:37
─ エントランス ─
[自分があっさり受け入れられたように、新たな来訪者も中へと通される事だろう。
どんな人物が来るのだろうと、視線を向けていたが]
とりあえずは後一人、増えるみたいですよ。
[聞こえた声>>85に視線を移し、答えた。
此処に来た理由を各々口にするのを聞くと、自分も言っておいた方がいいかと思ったが]
あなたも雨に降られたのかな?
お互い災難でしたね。
[聞こえた声>>83に、自分も雨宿り客だと言外に告げる。
最もずぶ濡れの様相で伝わるだろうけれど]
(92) 2013/09/05(Thu) 23:31:44
─ エントランス ─
そっかぁ。
せめて雷は収まれば良いのに。
いきなり鳴るから吃驚するよね。
[雷の音が苦手と言う女性>>84に、僕は眉を下げながら溜息混じりに言う。
ついつい敬語が抜けたのは、相手の表情が緩んだのを見たせい。
僕自身気が緩んでしまったのだ]
(93) 2013/09/05(Thu) 23:33:43
へぇ、そうなんですか。
…ああでも、森の中にいると確かに心が落ち着きますよね。
……今は豪雨のせいで台無しですけど。
[問いへの返答>>85はそれ以上疑問を抱かせないもの。
だから僕は思う事を言って、現状を思い出して苦笑して。
それ以上問いを重ねることは無かった]
急すぎてどうしようかと。
ここで雨宿り出来て良かったですよ。
[髪を拭いている男性>>86にはそう返して、続く言葉にも「そうですねー」と言うだけで、この状況に特に疑問を抱いていなかった]
(94) 2013/09/05(Thu) 23:33:47
― 二階廊下 ―
[振り返る。
コートを脱いでいた>>89から少し考えたけれど、さっき挨拶しそびれた人だ、と分かるまではそうかからなくて]
あ、こんばんはぁ。
さっきは挨拶できなくて、ごめんなさい。
[明るい声を出した。元々声は低くない。
笑顔の方もちゃんとモデルを思い浮かべながらやったから、エントランスの時よりは上手くできたはずだ。もっとも目の前の人に、さっきの様子は見られていなかったようだけれど]
人、どんどん来てるみたいですねぇ。
[話を続けながら、ちらと、下へ続く階段の方を見た]
(95) 2013/09/05(Thu) 23:34:54
[増えたのは、年若そうな女。会釈には会釈返しつ>>83。
赤いシャツの彼も若そうだなぁ、と改めてみやり。]
今の時期ってのは、動物や鳥が、冬が来る前に栄養とる時期でな。
なかなか高値で売れるんだよ。
……で、ちょいっと足伸ばしたらこのざまさ。
[そうして、肩すくめる男の足元に一瞬視線向ける。]
登山、ってああ……。
あの山か。
[自分にとっては狩場のひとつ。住処からもさほど離れていない場所。]
捻挫だけで済んだならラッキーさ、きっと。
あそこは死人のでる事故もそう珍しくないしな。
ま、無理はしなさんな。
捻挫はくせになるらしいしな。
(96) 2013/09/05(Thu) 23:35:39
……っと、そういやアンタ、名前は?
俺は、ジラント。
よろしくっと。
[言って、その場に居る人物をぐるり見回す。]
(97) 2013/09/05(Thu) 23:35:47
─ エントランス ─
うん、そうみたいね。
……後二人来てるから、結構な人数が集まってるなぁ。
[こちらに向いた視線と言葉>>92には、ちら、と階段の方を振り返ってからこう返して]
や、俺も雨宿りさせてもらってる身だからねぇ。
ここにいるのは、みんなそうらしいけど。
[小首傾げながらの問い>>91に、軽く、肩を竦めた。
仕種にあわせ、先ほどよりは乾いた髪がさら、と揺れる]
うん、まさかこんな降りになるとは思わなかったからなぁ。
……雨宿りできる場所があって、ホント、よかったよ。
(98) 2013/09/05(Thu) 23:37:39
― エントランス ―
[雷が怖いを苦手という言葉にすりかえる。
大人になって雷が怖いというのは恥ずかしい事。
父にも「笑われてしまうぞ」と言われていたから
人前ではそれを出来るだけ出さないようにしてはいたけれど
山で迷った不安も相まって、隠しきれずにいた]
ええ、吃驚しちゃいますよね。
雷も、雨も、早く落ち着いて欲しいです。
[溜息混じりにいう人>>93は多分自分に合わせてくれたのだろう。
親しみやすい印象を受けるその人を前に微かな笑みさえ浮かんだ]
(99) 2013/09/05(Thu) 23:41:55
─ エントランス ─
あなたも?
[自分と同じように濡れている身なり良さげな青年>>92と、答えてくれた青年>>98頷いて、似た者同士が集まった構図を認識する。
ここがどれだけ森の奥かを認識していないから、旅の空では時にあることと、そこには不自然さを感じ取れずに]
災難でしたが、受け入れて貰えたのは不幸中の幸いですね。
[苦笑いを浮かべながら、私は答えていた]
(100) 2013/09/05(Thu) 23:44:43
― エントランス ―
[名乗る声が聞こえる。
ジラントと言った人物>>97に視線を向ければ
一瞬だけ、目があった]
私は、オリガです。
麓の宿で手伝いをしているんだけど
おつかいの最中でこの雨に――…
[軽く身元をあかしその場で会釈をする]
(101) 2013/09/05(Thu) 23:45:57
─ エントランス ─
本当に。
野宿は覚悟していたのだけれど、流石に雨の中で一晩過ごすのは御免でしたから。
[片側を下ろした髪型の青年>>94に苦笑しながら返す。
無意識口にしていた疑問に同意を返されて、声に出していたかと気付くも動揺するほどでもなく。
けれど、飄々とした印象の青年から結構な人数が集まっている>>98と軽く目を瞠った]
…それは…本当に多いですね。
偶然、なのだろうけれど。
[呼びかけるようなあの声が関係しているのだろうかという疑問が胸に過ぎり、水気を切る振りをして軽く頭を振った]
(102) 2013/09/05(Thu) 23:46:04
─ エントランス ─
[新たにやってきた女性>>83には会釈を返しておいて。
狩人らしい男性の言葉>>96を耳にして視線をそちらへと向けた]
栄養……あー、冬眠とか冬越えのために蓄えてるから。
なるほどー。
[うろ覚えだったけれど、多分間違ってない……と思う。
理解した風に言って、続いた言葉にぎくりとした]
え、死人出たことあるんですか、あそこ。
そんな難しい山登ってたつもりは無かったんだけどなぁ…。
[何せ本格的な登山じゃなく、トレッキングに近い感覚で登っていたのだ。
荷物もそれに見合ったものしか持っていない。
単に僕が知らなかっただけなのかも知れないけど、話を聞いて今更肝が冷えた]
(103) 2013/09/05(Thu) 23:51:23
あ、手当てしてもらったんで捻挫は何とか。
無茶な動きはしないつもりですし。
ご心配ありがとうございます。
[無理はするなと言われて、手当てしたことを伝えて気にかけてくれたことに感謝を向ける。
それから名を問われて>>97、ようやく名乗っていないことに気付いた]
あっと、僕はサーシャです。
雨が止むまでよろしくお願いします。
[名乗り返して、瞳を瞼に隠して笑みを作る。
裏なんて何も無い、いつも通りの笑顔。
名乗りは周りにいる人にもきっと聞こえたはずだ]
(104) 2013/09/05(Thu) 23:51:29
─ エントランス ─
[苦笑と共に返された言葉>>94には、うんうん、と頷くだけに止めておいた。
追及されぬのであれば、それに越した事はないから]
うん、ホントに幸運。
ここのご主人、見ず知らずの通りすがり受け入れてくれて、客室とか着替えまで用意してくれるんだから、よっぽどイイヒトなんだろうな。
まだ、挨拶もさせてもらってないけど。
[苦笑する少女>>100に返したところで、幾人かの名乗りが耳に届き]
あー……名前。
俺は、ベルナルト。
雨止みまでのご縁だとは思うけど、どーぞよろしく。
[僅かに間を空けて、手短に名乗りと、挨拶を場にいる面々に向けた]
(105) 2013/09/05(Thu) 23:53:36
─ エントランス ─
そうですね。
この森には初めて入ったので、屋敷があるなんて知らなかったけれど。
[不幸中の幸いという少女>>100に頷いた所で聞こえた声>>97に、自然視線を向けると見回す男性の姿。
ここは名乗るべきかと、軽く息を吐いて]
私はアレクセイと言います。
この近くに嫁いだ姉の元に顔を見せに行った帰りで。
教わった近道を通って帰るつもりだったのですが、迷った挙句に雨に降られてこの様ですよ。
[苦笑と共に情けない理由を口にした]
(106) 2013/09/05(Thu) 23:53:57
― 二階廊下 ―
いいえ、こちらこそ。
[「さっきは挨拶できなくて」という言葉>>95に、メーフィエは緩く首を横に振った。
苦笑い気味ながらも笑みを浮かべられたのは、相手の表情と声色にはっきりと明るさを感じたため。
その後「彼女」が続けた言葉に、メーフィエは頷くでもなく
雨音に雷鳴が時折混じる中でも、階段下からのざわめきは微かに届いてきていた。]
そうね。こんなひどい雨だし、雨宿りに来ている人も多いんでしょうね。
あたしも……丁度此処が見つけられたから、居るわけだし。
[特にそれが不自然なことであると気づかぬまま]
(107) 2013/09/05(Thu) 23:58:33
─ エントランス ─
……ま、偶然……だとは、思うけどね。
[目を瞠る様子>>102に、幾度目か肩を竦める。
気になっている事は幾つかあるが、ここで表に出して穏やかな空気を壊す必然性を感じなかったから、表には出さず]
……それよりさ、濡れてる皆様。
部屋と着替え借りて、落ち着いた方がいいんじゃない?
風邪引いたら、やりきれないよー?
[軽く勧めながらも、告げられる各自の名前は確り、記憶へと刻み込んでいく。**]
(108) 2013/09/05(Thu) 23:58:56
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