人狼物語 ─幻夢─

91 白花散る夜の月灯


自衛団員 マテウス

─ 聖堂出入口 ─

[談話室へと戻るつもりだったが、風の音に負けないくらいの声と扉を叩く音>>278が耳に届いた。
ライヒアルトまで音が届いたか分からなかったし、音が聞こえる位置に居たのだからと応対に出る]

……アンタか。

[そこに居たのは見覚えのある男だった。
常から表情の変化が乏しいマテウスだが、顔を見るなり眉根に険が寄る]

シスターは今取り込み中だ。
挨拶は後にしてくれ。

[以前からここを利用しているのは知っていたから、案内は要らないという言葉に返すことも無く。
無遠慮に奥へと向かう様子に嘆息を一つ零して、その背から視線を逸らした]

(281) 2014/01/11(Sat) 23:44:08

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