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― 本屋 ―
[ポラリスが頼んだ本を手際よく用意する>>36のを見ているのは、どこか楽しそうで
それが植物図鑑なのを見届けたなら、仕事の使うものなんだな、と理解する
次のお話はどういう話なんだろう?と気になるけれど、聞いてしまったら読む楽しみがなくなる、と、それは心の中にしまって]
クレイグお兄ちゃん、こんなに本があるのに、ちゃんとどこに何があるか分かってるんだ、すごいなぁ。
[なんて、感心して声を零す
そうして、今度は自分のために本を選んでくれたのに、一瞬きょと、となってから照れくさそうに]
……ありがとう。
[と小さくお礼を言って、どんな話しがいいかを考えた]
冒険のお話は、リィ、まだ読んだことがないから、読んでみたい、かな。あ、でも
[ふ、っと思い出したように困ったような顔をして]
今日は、お金持ってきていないの……
/*
ああ、なるほど酒場の揉め事の仲裁、か!(
でもって、編成が変わるのですね。
この人数だと智狼1の囁き入りで狩なし、なのね。
狼一本釣りされたら終わりだから、狼はそれとなくアピールしないとだねー。
飛んできませんように(こら
─ 本屋 ─
[本屋に来るとつい目が向かうのは児童書の棚。
ありがたいことにポラリスが出版した数少ない童話もそこに並んでいる。
昨年頃出版した童話は動物が主人公の冒険物。
ソル──太陽の名を持つカラスが大空を翔け、様々な動物と出会い、仲間と共に困難に立ち向かいながら果てを目指す物語。
主人公のカラスのモデルがクレーだったりするのだけれど、そのことに相棒は気付いているのかどうか]
……そう言えば、睡蓮は近くに実物があったっけ。
[ぺら、と植物図鑑のページを捲りながら、目に付いた植物の名を口にする。
泉に咲く枯れることの無い睡蓮の花。
スケッチに行くのも良いかな、なんてことを考えた]
/*
そう来たかΣ
……こいつ、本とか読むんやろか(
いや、本草学の本なら読み倒してると思うけど……!
あとは、代々の調合メモ。
/*
あ、冒険物あまり読んでないとか言っちゃったし(
というか、多分、エリィゼが読む本の殆どは親が買い与えると思うから、女の子らしい本が多いんじゃないかな、って思うのよ。
でも、ポラリスお姉ちゃんの作品は多分別扱い、かな、とか。
[十二年前倒れていた娘を拾ってくれたのは先代の医師。
真っ白な記憶にハモンド家の人たちが刻まれる。
発見された当初は首筋にうっすらと手の跡らしきものがあり
酷く水を飲んでいたがそれ以外に目立つ外傷もなく
今はその名残さえも消え失せている。
まだ子供であり必要とされる知識さえ空白となっていたから
身の振り方はすぐに決められず短くない時間を其処で過ごした。
つ、と布で覆った喉を撫でる今。
旅人の滅多に訪れぬ村の宿屋の
余りがちになる客室のひとつを借りて其処で世話になっている]
料理よりも力仕事任せてくれていいのに。
[何でも無難にこなしてしまう性質ではあるが
料理や裁縫などは似合わないと思っているから
仕事として頼まれぬ限りは進んでしようとはしない。
空に伸ばした手を下して、は、と息を吐く。
ちらり宿屋の扉を見詰めて、用心棒は軽く肩を竦めた]
─ 診療所 ─
ドジも何も、お前が俺の所に来る理由を挙げただけだが。
[むくれ顔>>32を見ても表情は変わらないまま、言葉を返す。
後者だった用件に対して差し出したメモの返答>>33には軽く頷きを返して]
あぁ、今ある分で一週間程度は保つだろうから焦らんで良い。
どこぞの阿呆が集まって喧嘩でもしたら解らんが。
[そう答えたのは、昨夜の宿屋での一件>>41を耳にしたから。
用心棒が仲裁したお陰で怪我人は出なかったのは幸いだったが、下手をすれば仲裁に入った者も怪我をしていたかもしれない。
一度宿屋に行って諸々釘を刺しておくべきかと思考が逸れたところで空腹に気付き]
ソーヤ、お前飯はもう食ったか?
[まだなら一緒に食べに行くかと問いかけた*]
[真っ白な記憶を埋めていくのは人との触れあい。
そしてたくさんの本。
最初こそは文字の読み方さえ知れなかったけれど
おさなごと同じように一つ一つ教えて貰い
読み書きも出来るようになった]
……返せているのかな。
[何を、と言わぬままぽつとひとりごちる。
手の跡は、必要ないとされた証と思う。
証は消えても、心にはそんな思いが密やかに残り]
─ 本屋 ─
[呆れられた当人はそんなこと言っても眠いしなぁ、なんてあくまで呑気に考えているのだった]
りょーかい。
[購入する旨に頷いて。
カウンター下から算盤を取り出し]
ポーラにはいつも世話になってるし、少しおまけしとくよ。
[少しの時間弾いた後、金額を示す]
/*
あ、編成ダミー抜きなのか、ってことは今7人だから霊出ないなぁ(
まあ。霊希望きっと他にもいるだろうし気にしないで置こう。
[帰り道は少し、遠回りをした。人があまり近付かない睡蓮の咲く泉の方へ]
今日も綺麗だな。
[何も言わず咲く花は、何の為にそこに在るのだろう?]
― 本屋 ―
ううん、そんなことない、リィには絶対覚えられないもん。
[暇だから、と言う声>>48に首をぶんぶん振ってそう返した
そうして、お金について返ってきた言葉に目を丸くして]
いいの?
うん、あとで絶対にちゃんと持ってくるね。
クレイグお兄ちゃん、優しいから、リィ、大好き。
[にっこりと、嬉しそうに笑って見せる
また、ここに来る理由が出来た、と言うのも嬉しかったから]
迷惑じゃないなら、感想聞いてくれると嬉しい、な。
[そう言って本を受け取ると、大事そうに抱え込んだ]
/*
この人数で
智囁妖占村村村だと、弾かれ村になる可能性高いか、な?
まさか、狼希望がいないとかはないと……いや、いないのはよくあることだった(
ソーヤお兄ちゃん、今回はなに希望してるんだろ?やっぱり妖魔かな?(おい
[この編成だと妖狩霊の三択だろうと思っているゲル状生物であった]
[案じてくれる人がいる事を知っている。
よもや昨夜の件まで、とは思いもよらないけれど。
危ない仕事でどちらかと言えば
男性向きの仕事というのもわかっている。
けれど盲目の女性の外出を補佐し守る際には
同性であることに安心して貰えもしたのだけど]
……はふ。
[ぼんやりと過去が過るのは眠い証拠か。
意味為さぬ音を紡ぎ口許をおさえる]
[結局、しばらく睡蓮に見蕩れて、家に戻ったのは更に時間が経ってから]
あ、
[思い出したのは、玄関まで数歩のところ]
しまった、薬。
[出かけたついでに、テレーズのと自分の分と、足りなくなりそうな薬を二人分、医師のところへ受け取りに行く様に頼まれていたのに忘れていた]
おや、商人 アルカ が来たようです。
商人 アルカは、おまかせ を希望しましたよ(他の人には見えません)。
―村の入り口を望んで―
よいっ しょっ と!
[村の入り口が見える場所までやってきて、背に担いだ荷物を置く。
思いきり背を伸ばし、それから傍らの騾馬の背を軽く撫でた]
やっと見えたー!
今回はちょーっと遠かったね。それに重かったし。
[水筒の水を一口含んでごくん]
さー、着いたらゆっくり休もうね、アレッキオ。
今回は休暇も兼ねてるから、思いっきりのんびりするよ!
[もう一息とまた荷を背負い、荷箱を乗せた騾馬を引いて村へ。
村生まれ村育ちの定期便請負人は半月ぶりの故郷へと戻ってきたところだった]
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