100 緋くさざめく月光海
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だって......
僕は、人を食べるのなんて.........
[嫌だ、と、今度は口にすることは出来なかった。口では嫌だと言いながら、自分は老婦人の血を肉を心臓を味わい、その甘さに酔いしれた。
たとえ泣いて謝っても、その罪が消えるわけではないとは、分かっている。
それは多分、この先も。]
[なんでも無い事のように、よろしくと言うエルナに、応じる事も出来ずに暫し黙り込む。]
(*38) 2016/08/08(Mon) 21:23:31
ずっと、居たって...?
[だが、どこから来たのかという問いに答えたエルナの言葉を聞くと、思わず疑問の声が出た]
ここがエルナさんの、屋敷?
でもここは村の集会所で...
[エルナの過去も、この場所の前身も知らない少年には、まるで意味の分からない言葉だったが、彼女が嘘をついているようにも聞こえず、疑問の上に疑問ばかりが積もる。
けれど、その答えはまだ得られそうになかった]
(*39) 2016/08/08(Mon) 21:24:39
[次いで齎された、この場所から出るための方策を聞けば、ぎゅっと拳を握って俯いた]
喰らい続けるって...ここに居る人達を?
[脳裏に浮かぶのは、自分を覚えていてくれたカヤの笑顔や、憧れていたヘルムートの姿]
そんなの...
[出来ない、と、口にする前に、エルナの聲が、中途半端な気持ちでは生きられないのだと、畳み掛ける]
...知ってます。
[優しかった父が、狼を滅ぼすのだと、少年にナイフを向けた時に、確かに夫を愛していた筈の母が、躊躇わず父を刺し殺した時に......少年は知ったのだ。
愛する者を殺す事でしか、自分は生きられない存在なのだ、と]
(*40) 2016/08/08(Mon) 21:26:40
(でも...)
[その自覚が苦しくて、耐え切れずに記憶を封じた。自分が何であるかを忘れてしまいたくて。忘れたまま、それでも生きていきたくて。
けれど、それはやはり許されないこと、なのだろうか?]
[自覚を持てないなら人狼としての名をつければいいというエルナの勧めにも、すぐに頷くことは出来なかった。
新しい名という仮面をつけてでも人狼として生きる......人を喰らった今になっても、そんな決意は、まだついてはいなかったから**]
(*41) 2016/08/08(Mon) 21:27:26
......エルナさん。
[老婦人の骸の傍で、蹲っている時に届いた聲>>*34どこか眠そうな、いっそのんびりとしたようにすら聞こえる聲に、泣きながら嗤いたいような気持ちになる]
ごめんなさい。僕は、やっぱりまだ、苦しい......
[きっと、こんな風に半端なままの「仲間」は、生き抜こうとするエルナの足を引っ張ることになる。
どこかで感じるその予感に、別の涙が零れた]
(*42) 2016/08/08(Mon) 21:35:09
― 広間 ―
[ギュンターが広間に現れ、人狼の話を始めた時>>71少年はまだ、どこか呆然とした様子だった。
不可思議で非常識とも言える話を聞いても、それに疑問を挟むでもなく、かと言って、信じて怯える風にも見えなかったろう]
人狼を探し出して、殺す......
[固い決意の表情と共に、宣された言葉を聞いた時だけ、抑揚の無い声が、ぽつりとその唇から漏れた]
(81) 2016/08/08(Mon) 21:41:46
[目覚めた直後に投げかけた問い。
それに返る聲>>*42は謝罪を含んでいた]
……そう。
無理にやれとは言わないし、慣れろとも言わないけど。
自分の身を守る方法は考えておきなさいね。
[エルナ自身、護ってやるとは言えないし、護り切る自信など無い。
出来ない約束はしない主義なのだ]
(*43) 2016/08/08(Mon) 21:44:44
─ 広間 ─
[自分の言葉が訝しがられている>>80とは気付かないまま、エーリッヒは左足を庇いながら席を立つ]
何か危ないのが居る、ってのは事実みたいだし気をつけるようにはするけど…。
団長さんが言ってることを立証するものも無いよね。
先ずは僕ら以外に紛れ込んでる何かが居ないか探してみるよ。
[そう言い残してエーリッヒは広間を後にした]
(82) 2016/08/08(Mon) 21:44:51
神学生 ウェンデルは、メモを貼った。
2016/08/08(Mon) 21:49:49
― →広間 ―
うん、じゃ、行こっか。
無理したらダメだよ?
[昨日に比べて年相応以上に幼く見える少年>>58に、あくまで心配そうに声を掛けながら、手を貸して立ち上がる手助け。
小さく呟かれた謝罪の言葉には何も言わず、そっと肩を叩いた。
広間へと向かう直前に、ちらとだけ、老婦人の遺体の方向を見遣った]
……なんか飲む?
[椅子にて涙を拭う彼に問いかける。
希望を聞いて動くか、不要であればそのまま傍に居るか。
いずれにせよ時間は経って]
(83) 2016/08/08(Mon) 21:55:57
[人々が揃い、漸く団長の話が始まる。
少年の近くに来た茶白猫>>80は見えてはいたが、今は構える状況ではなさそうだった。
彼女は口を噤み、団長の話が終わるまで、その顔をじっと見つめていた]
……ねぇ、団長さん。
人狼が、この中にいるってことはさぁ。
見極める力……だっけ、そういうのを持ってる人もいるってコト?
おとぎ話なら、そうだよねぇ。
[話に対する、広間の人々の様々な反応。
それらを一通り眺めた後で、そんな言葉を口にした]
(84) 2016/08/08(Mon) 21:59:25
牧場の主 カヤは、メモを貼った。
2016/08/08(Mon) 22:00:33
ありがとう、カヤおねえさん。
[呟きを漏らしたきり、他の人の反応をただ眺めながら、傍にいてくれるカヤにだけは、小さく礼を言った>>83]
.........
[>>80傍に寄って来た茶白の猫に気付くと、足元に手を伸ばしかけ、しかし触れる事無く、その手を引っ込める。
丸くなった猫の姿を見つめる表情は、どこか悲しげだ]
(85) 2016/08/08(Mon) 22:12:49
─ →庭 ─
[探してみる、とは言ったものの、人の領域で野犬等が隠れるとなればもう少しその痕があっても良いと思われるのだが]
…あの足跡以外、それらしい痕跡が無いんだよなぁ。
[引き摺られた跡の傍にあった獣の足跡。
人のそれではない痕跡は、存在の証明にはなっているが、それ以外に足跡等は残っていない]
居るとすれば室内よりは……かな。
[そう考えて、エーリッヒは玄関から外へと向かう]
(86) 2016/08/08(Mon) 22:33:26
[しかし予想に反して、庭や周辺に隠れられるような場所は少なく、排泄物等の痕跡も見当たらなかった]
あー、庭も荒れちゃってんなぁ。
ハーブは何とか無事、そう…?
[南国風に整えられた庭園は風によって見事に荒らされ、植えられた植物が一方向に傾いているものが多く見られた。
その中でハーブが植えられている箇所は、背丈が低いものもあるためか、周囲よりは荒れた様子が無いようだ]
(87) 2016/08/08(Mon) 22:33:37
……あの時も閉じ込められたんだけどな。
でもこんなことは起きなかった。
何だってんだ?
[この村に住む者であれば、20年前にも今回のように嵐が吹き荒び、閉じ込められた者が居ることを知って居るだろう。
他でもない、7歳の時のエーリッヒ──エルナだ。
いつものように遊びに行って、天候が急転、数日集会場に閉じ込められたことは今でも覚えている。
けれど、その時はそれだけで今回のような惨劇は全く起きなかったのだ。
過去と今の違いは、そこに居た者の顔触れくらい]
(88) 2016/08/08(Mon) 22:33:44
………分からないものを考えても仕方がないな。
[ギュンターを待っていた時と同じ思考をして、島の外周の様子を確認してから再び屋敷の中へ]
(89) 2016/08/08(Mon) 22:33:52
画商 エーリッヒは、メモを貼った。
2016/08/08(Mon) 22:35:20
画商 エーリッヒは、メモを貼った。
2016/08/08(Mon) 22:35:40
うん、分かった。
[エルナは、特別に優しい言葉をかけてくれるわけではない、けれど、心揺れる少年を頭から否定もしないし、忠告は与えてくれる。
彼女が、少年をどう思っているかは分からないが、突き放しているようでいて、相手の意志を尊重するように見える態度は、少年をどこかで安堵させていた]
エルナさんも、気をつけてください。
[囁きには、そんな想いが零れて滲む]
(*44) 2016/08/08(Mon) 22:39:31
─ 広間 ─
[椅子やソファに座る事はなく、窓のすぐ横の壁にもたれ掛かった姿勢で緩く腕を組み。
団長の話に対する各自の反応を伺うように、深紫を巡らせる]
……ああ、そうか。
伝承の通りである、というならば、いても不思議はないのだな。
『闇に潜みし、月のいとし子たちを見出さん』とする……そのための力を備えしものが。
[カヤが団長に向けた疑問>>84に、歌の一節を引きながら呟く。
問いに対する団長の答えは、是。
それから、団長は一つ息を吐いた後、服の袖をまくり上げた。
その左の腕には鮮やかな朱い色が浮かんでいた]
(90) 2016/08/08(Mon) 22:48:35
……団長殿、それは。
[痣というには色鮮やかなそれは、花を思わせるもの。
伝承歌と照らし合わせたなら、それが何かにはすぐに理解が及ぶ]
……おとぎ話の『双花聖痕』……それが、この状況が伝承と合致する、という論拠ですか。
[は、とため息が落ちる。
団長が強固な意志を示す由縁がそれだというなら、これ以上何か言っても、と。
心の内に湧き上がったのは、そんな思い、ひとつ。*]
(91) 2016/08/08(Mon) 22:48:39
音楽家 ヘルムートは、メモを貼った。
2016/08/08(Mon) 22:50:04
見極める力...
[カヤの口にした言葉に>>84少年は瞬き、続いてヘルムートの疑問に答える形で、ギュンターが示した朱の華に、はっと目を見開く]
『双花聖痕』...それじゃ、本当に?
[ふるり、寒気を感じたように震えて、肩を抱いた]
(92) 2016/08/08(Mon) 23:07:27
あの花......甘い香りが、する。
[抗い難い誘惑のような、朱の華の香り]
(*45) 2016/08/08(Mon) 23:09:16
(ああ...)
(あの華を......)
(タ・ベ・タ・イ...)
(*46) 2016/08/08(Mon) 23:13:43
ありがとう。
[少しは落ち着いたらしいウェンデルからの言葉>>*44に、艶然とした色を乗せた聲を返す。
エルナ達は確かに同胞だが、考え方が同じとは限らない。
この辺りは人だろうが狼だろうが同じなのだ。
無理をすればボロが出る。
生きるために学んだことの一つ]
(*47) 2016/08/08(Mon) 23:17:01
[それからしばらくして、聞こえて来た聲>>*45に向くのは興味の色]
花?
前にも食べたものと同じかしら…。
他のと比べ物にならない程美味しいのよ。
[紡ぐ聲は恍惚としたもの。
花を求める色と、ウェンデルを誘う色も聲には乗せられた]
(*48) 2016/08/08(Mon) 23:17:06
あの...僕、少し、部屋で休んでいいですか?
なんだか、混乱してしまって...
[まだ話は続いていたかもしれないが、少年は、その場を仕切るギュンターにそう申し出た。
微かに震える身体と、蒼白な顔色は、確かに休息が必要と見えただろう。
自衛団長の諾が得られれば、自分に割り当てられた寝室へと引き上げていく。
少しふらつくような足取りに、手助けを申し出る大人が居れば、それを拒む事はしなかった**]
(93) 2016/08/08(Mon) 23:20:12
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