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[カウンターに拳を叩き付ける激しい音に、身を起こす。
飛び出したディーノの後姿を視認すると、全開に開けたドアが再び閉まりだすその前に身体を隙に滑り込ませ、闇の中へ駆け出していった。
ディーノの背を、ただ、追いかけて。]
おやすみ、ランディ。
[席を立ったランディには小さく手を振って]
悪かったわね。
あたしの中じゃ御伽噺だったのよ。
そりゃ言い方を失敗したかとは思うけど。
[ノブの言葉には顔を顰め]
御伽噺じゃないから、ね。
[扉の方へと視線を向けた]
〔どうしたものかと逡巡したが、思い切って宿屋の主人にそっと耳打ちする〕
彼女が…目を覚ましたら…知らせてくれ。
〔それだけ言うと、飲まなかった飲み物の代金を支払い、宿を出て行った〕
[広場の中央に辿り着く。
立ち竦んだ影が見えた。
その後ろから、ゆっくりと近付いて。
だらりと垂れた手に、頭を押し付けるようにして自分の存在を解らせる。]
[飛び出したディーノに驚きながらも考え込む。]
人狼か・・・。
まさかこの村に出るかもしれないってのか・・・?
バケモノどもが・・・。
[やがて目を伏せると、小さく呟く。]
・・・・・・上等だ。
[響く頭痛を堪えていると、主人が声をかけてきて。
どうやら、先ほどの注文が出来上がったらしい]
あ、じゃ、届けないと……。
え、大丈夫だよ?
[少し無理矢理笑顔を作るものの、異変の様子はすぐに察知され。
こちらが届けるから、休んでいろ、という言葉に、結局頷く事となる]
うん……お願い……。
[小さく呟いて、ぱたり、カウンターに突っ伏す。
これじゃ、一人で帰れそうにないなあ、また御師様に怒られるなあ、と。
そんな事を考えつつ、*小さくため息をついて*]
〔まだ冷たく冴え冴えとした月光が降り注ぐ家路を急ぐ。広場を通ると、先ほど宿を飛び出した一人と一匹の姿が目に入った〕
…。
〔声をかけようかどうしようか迷ったが、どう考えても今の自分では役不足である。明日、非礼を詫びて、改めて話の続きを聞かせてもらおうと思った〕
[きつく目を瞑り、泣かないように食いしばるも少しずつ涙は滲んで来て。左腕の袖で目元を拭うと垂らした右手に柔らかな感触を感じる]
……ぱと、らっしゅ……。
[涙声でその名を呼び、涙で滲む瞳を開ける。その目には白くぼやけていたが、それが彼だということは理解出来て。その場にへたりと座り込むとパトラッシュの首に縋り付いた]
…我慢出来なくて叫んじゃったよ。
皆驚いてたかな…。
[ふわふわとした毛並みに顔を埋めて、くぐもった声でkと場を紡ぐ]
〔人狼…その言葉を聞いて、胸がざわついた〕
〔10年前の事故のときも、まるで獣に襲われたようだったと、当時は噂されていた〕
…いや。
あいつは…ジュリアは、村の外へ出て行く崖道から転落したんだよ…。
こんな月明かりの日は、いけねぇや…。
〔またおもむろに煙草をくわえながら、家の鍵を出す〕
あらら、エリカちゃんもお疲れか。
今日はここに泊めたほうが良さそうかな。
[小さく苦笑して]
あの人には明日の朝一であたしが伝えとくよ。
ちょっと頼みたいこともあるからね。
そうじゃないとまた怒られちゃうでしょ。
[マスターがこちらを向くのに]
[そう言って頷いた]
[軽く肩を竦めた後で]
ま、大概の人にとっては御伽噺さ。
この村に人狼が出たって決まったわけじゃぁないしね?
情報屋としちゃ、本物に会ってみたくはあるけどね。
けどま、御伽噺のまま終わるならそっちの方がいいんだろうね?
[と、いつものニンマリ笑顔]
さて・・・と、情報屋としての本分を果たしてこようかな?
[─キィキィと音を立てゆっくりと車椅子が宿の外へと]
[抱きしめるように首に縋り付かれる。
ディーノの発するその声は押し殺すように。酷く、切ない。]
[パトラッシュの眉間にある微かな眉が、少し困ったように下がった。迷うような間があって。]
……大丈夫さ。ただ、まぁちっと心配はしてたかな……。
[低い声がディーノの耳元に。
それは、パトラッシュの口元から。]
〔鍵を開け、帽子とジャケットを脱いで戸口にかける。そのまま明かりもつけず奥へと進み、ベッドへと倒れこむ〕
…。
〔もう、思考がまとまらなかった。奇妙な胸騒ぎと、クローディアの蒼白な顔が彼の頭を支配し、そして、いつしか意識は奪われていった…〕
[ノックの音で、物思いから断ち切られた。
先ほど頼んでおいた食事だろうと思い、気軽に扉を開けると、そこに表れた顔はむさい男性の顔で]
・・・ご苦労様。
[エリカが来なかったことを不思議に思ったが、所詮、自分の頼みなどこんなものかと嘆息して、マスターに適当に礼を言った。
食事を受け取り、またクローディアの前に座ると小さく独りごちた]
(・・・貴女ならこんなこともないんでしょうけどね。
私はこうよ。いっつもこう。
ねえ。貴女の力頂戴よ。
貴女の力もらったら、私も貴女の様になれるんだから)
ああ、そりゃそうよね。
カルロスさんも何か知っているのかと思った。
[焦った様子には軽く首を傾げて]
[けれど笑って頷いた]
何だかね。
疑うのとも違うんだけど。
実感わかないよ、あたしは。
[聞こえた言葉に動きが止まる。ここには自分とパトラッシュだけ。ならこの声は誰のもの?]
…今の声…?
え?
[パトラッシュの毛並みから顔を上げて、涙もそのままにきょとんとした表情でパトラッシュを見つめる]
あのねぇ。
物騒なこと言わないでよ。
御伽噺の世界の住人は御伽噺の中だけで十分。
[小さく溜息をついて]
そうそう、その方が絶対いいよ。
おやすみ、ノブ。
[肩を竦めて手を振った]
[呟いてみても、それは詮無きことで。
いくら過去を振り返ろうと、神様は、クローディアに祝福を。シャロンに厄災を与えたことに変化が起きるはずもなかった]
・・・嫌いよ、みんな。
神様も、人間も、世界も。
みんなみんな―――嫌い。
[フランに少し微笑んで]
そうだね。
いきなり人狼って言われても実感わかないだろうと思うよ。
ほら、俺は職業柄たまに噂とか聞いたりしてたから・・・。
[ま、当然逢ったことは無いんだけどね。
と、冗談混じりに答えた]
やっぱ驚く、わな。あー……、悪ぃな。
[くしゃ、と、その顔は笑みを浮かべたように見えたろうか]
でも、言葉無しで人を慰めるのって限度あると思わねぇ?
だから喋った方が良いかと思ったんだけどな。
[あー、怖がらせたかな、と首を傾げ。
そして耳をくるりと回す。]
んあ、誰か来るか?
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