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/中/
そろそろ寝ないと、3時間寝れないんでは、俺(汗)。
ま、いーか、病院の待ち時間とかでも結構寝れる(こらこら)。
穏やかな感情も嫌いではないのだけども。
でも、そんなものよりも……一般的には負の感情と呼ばれるモノの方が傍で見るにははるかに愉しい。
[黄色い大きなチーズオムレツを、これまた大きな皿に乗せて、広間へと戻っていく]
お待たせー。ちっと小さめだけど三人分に足りるかな?
[通常の10人分くらいはありますから]
[「精神的な成長」「俺の、二の轍を踏ませぬため」
時折混じる冗談めいた響きと異なる、重い何かに私は言葉を失くす]
[協力を、との申し出に返る言葉も、冗談めかされてはいた。
なれど私は、その言葉の奥に――もっと深い何かがあるのかも知れぬと、彼の過ごした年月すら知らぬままに思い、頷いた]
……えぇ。
[擦り寄る温もりに指先の震えが止まる。
守られているのは私の方やも知れぬと、心に温かな灯火を抱いた]
「聞えなかったのかお前は。人の話を無視するなとあれほど!」
もーアル!判ったからやめろってば!やめ…っ、…?
[がっすがっすと突かれて、頭上を払うけれど
ひらりと飛び上がるだけで、効果が無い――と、思ったら
…何か、突然攻撃が止んだ。
恐る恐る見上げてみても、流石に相手は頭上だから、判るはずもなくて]
「……。」
[まさか、アーベルに見られた事に気付いて
向きになって見つめ返してるなんて、オレが知る由もない]
忙しい合間の休息はのんびりと時間を過ごすこと。
っとまぁ、これは俺のいつもの過ごし方なんだが。
[情報のやり取りはなかなか神経を使うもので。肉体の休息より精神の休息と言った方が正しいだろうか]
おー、海か。
穏やかにたゆたう水面、砂浜に寄せる波の音。
砂浜に腰を下ろし、爽やかに吹き抜ける風を身に受け、目の前に広がるコバルトブルーを眺める。
いつもは草原に寝転がって、穏やかな風の中で空を眺めたりもするが、そう言う過ごし方も良さそうだ。
ええと、そこの人…ふわぁ…ふ。
[イレーネに名前を聞こうとして、それより先に欠伸が出た。
あれこれありすぎて気が付かなかったけれど、疲労はしっかり積みあがっていて。取っていた形に従いそうやって警告が来た]
ん…そろそろお休みしてきます。
リディさんも、不思議な人も、他の皆さんもおやすみなさい。
[イレーネは印象から「不思議な人」になってしまった。
ちゃんと見るだけの力はもう残っていなくて。
ぺこりと頭を下げるとふわふわした足取りで広間を出た]
先程から、話されていることがまったく分からない。
困惑。
…ここは、どこだ?
困惑。
…親父にもう少しちゃんと話、きいとけばよかったなぁ…。
あ、やっぱりそうなんだ。
[女性から向けられる笑みに、自分の感じた気配が、
気のせいじゃないと判ったらしい、へらりと笑みを浮かべて――
はた、と。タルトを消費した青年の方へ視線を向ける。
…タルトにばっかり気を取られていたけれど、そういえば彼は
と。ユリアンの手によって運ばれてきたオムレツへ
わぁ、と視線を向けて、…向けたけど。]
…でか!
[思わず叫んでしまった。小さめ?これで!?
チーズオムレツ、好きだから良いけどね!]
[相手が何を思い、言葉を失ったかは、悟れぬものの。
頷きと、肯定の返事に、微か、表情は和らぐか]
……ま、正直な所、俺は色々と『目立つ』んでね。
何か事があった時、矢面に立つ性分でもあるから。
誰か、セレスについててくれるんなら、願ったり叶ったり、ってとこかな?
[セレスとナターリエ、二人の間の穏やかさに、くすり、と笑みを零しつつ]
……ま、世話かけますが、よろしく、という事で。
セレス…ィン。
そう…セレスと呼んでも良くて?
[上手く発音できずに、私は小さな獣へと問いかける。
頷きに安堵の息を吐き、指先は耳元を優しくくすぐろうか]
オ…トフィ…ート。
オト…フリィ……
[声が途切れ、口ごもる。
舌を噛んだなんて知られたくなくて、私は口元に当てたままだった手を離し、白金の輪を腕へと通した。
瞳と同じ色の菫青石が柔らかく光を弾く。淀みを帯びていた天聖の気が緩やかに整えられていくのが判るだろうか]
…?
[オムレツに手をつけようと手を伸ばしたところで
少女に話しかけられた気がして、そちらへ視線を向ける。
でも、欠伸をしてて、何を言ってるか全然判らなかった。
多分、オレに話しかけようとしてたんだろうけど。]
えっと、おやすみなさ、いー?
[チーズオムレツを一口、運びながら広間を出る少女に挨拶。
不思議な人って、だれだろう。とかぼんやり思いながら
まさかオレの事だなんて思ってなかった。]
あ。とろとろでおいし。
[アルも食べる?と、機嫌伺に尋ねてみるものの
…やっぱり、返事は返ってこない。
まだ視線を合わせてるだなんて、やっぱり知らない。]
くあ…
[やはり精霊力の調整には休息が必要なようで、大きな欠伸が漏れた]
あー、僕もおやすみなさい、だな。
それじゃ失礼しまーす。
[ふわふわしているのは意識もか。
ふらりと近付いた屋上に一番近い部屋は鍵が掛かっていて]
…ん。
[一つ戻って隣の部屋へ。
鍵をかけるとかはすっかり忘れたまま、寝台へと*ぽてり*]
「セレスはセレス。
時空竜も、王もそう呼ぶから、それがいい」
[くすぐられつつ、従魔は楽しげな声を上げ]
……あー……面倒なら別に、オト、でいいですが。
[『オトさん』と呼ばれるのはある意味日常的な事だけに、名を詰められるのは気にしてはいない。
……むしろ、おとーさん認識されている事の方が、後々問題になるかも知れないが]
……さて、セレス。
そろそろ、稽古の続きにかかりませんか、とね。
[軽い言葉に、従魔は不満げに喉を鳴らすやも]
…えと、おやすみ、なさい。
オムレツありがとう。
[ユリアンに、口を動かしたままひらりと手を振る。
ちょっと行儀が悪いけれど、気にしない。
いつも怒るアルが、何だか忙しいみたいだから]
「―――」
[その頭上では、手を伸ばされた鴉が無言のまま
ばさりと一度、威嚇するように大きく羽ばたく。
視線は、逸らしていないようだ]
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