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< まねっこした子どもに、もう一度、こんどは見本のように鳴きました。
……一体、何をしているのでしょう。
屋敷へとけしきは、かわっていきます。
扉をあけるとき、猫はぴょこんと、その腕から抜け出しました。 >
[……きょとと、]
[突然変わる視界。]
[抱えた身体も抱える当人もさして重くないとは言え]
(むしろ、重いとすれば、その手足にある枷だろう)
[自分ごと抱えられるとは流石に予想外だったようで]
[緩やかに幾度も瞬いた]
[見本のように鳴く猫に、従魔はきょとり、と瞬いて。
習うようにもう一度、にゃあ、と鳴き真似。
その様子に微笑ましいものを感じつつ、猫が飛び出して自由になった手で屋敷の扉を開け]
……おんや?
[なんか、すごいものを見たような]
< 床にすとんと、きれいに ちゃくち。
猫は、一度、子どもを見て、にゃあと鳴くと、しっぽをぴんとたてて、するりと隙間から中に入りました。
……あれ。
なんだか、おもしろいことになっています。
抱いているのが誰か、っていうのはすぐにわかって、猫は玄関のわきにある棚とかとっかかりを使って、ぴょんぴょんぴょん――
もくてきち は、 ふたりをかかえた、マテウスの頭。 >
……と、いうか。
[状況もさる事ながら、マテウスに抱えられた青年に抱えられ、というナターリエの状態に、ほんの一瞬表情は険しくなり]
大丈夫なんですか、と……。
[普通に眠っていただけ、とはさすがに思わず、ぽつり、呟いて]
ええと。
一体、何がどうしてどうなって……?
[会釈するマテウスに礼を返しつつ、問いかける。
従魔は跳ねていく猫の動きをじい、と追って]
いや、なんか危なっかしいし?
[オトフリーとには笑いながら返しつつ、階段を上がって部屋の一つにナターリエを寝かせた。
片手に抱いたアーベルはそのまま階下と連れ、ぴたりと止まって]
……はあ。
[簡潔な答えに、思わず上がる、とぼけた声。
いや、他にどう言えと。
従魔は抱えられている者、その両方に心配そうな視線を向けて]
< ざんねん。よけられてしまいました。
くるりん。羽根をひろげて、しっかりと着地。……飛べばいいじゃない、なんていいません。
すみっこの方で、右の前足をぺろぺろ舐めます。それから、顔を洗って……
食事よりも、さっき、上にはこばれてしまったナターリエが、気になりました。
階段にぴょんっと、一段いちだん、とびのります。マテウスの横をすりぬけて。 >
[疲れからか、私は深き眠りに在ったらしい。
覚醒のきっかけは揺れではなく、耳に届いた――コエ]
……ぅん…、だぁ…れ…?
[半ば無意識に声の主を探そうと、コエが零れ落ちる]
……まあ、危なっかしそうではありますが。
[その評価自体は、否定すべくもないのだが。
ついでに、問われている内容へは、肯定を返すべきとも思うのだが。
……なんか、豪快だ、と思ったかも知れない]
……っと。
[聞こえてきた声に気づき、一つ、瞬く]
お目覚めですか、と。
なにやら、運ばれてきたようですが。
[どこかぼうっとしたよに聞こえるのは、目覚めの直後だからだろうか、と。
ふと、そんな事を考えつつ、問いを投げ]
< とととん。とん。
階段をかけあがって、猫はどっちかなと、きょろきょろしました。さきほどまでと、目の青がすこし違うよう。
猫らしさより、人間のような色が強いのでしょうか。思慮深いようにも見えるかもしれません。
そして、うろうろしたあとで、人の姿にかわりました。
扉をノック、そして開いて…… >
あれ?
[よけたつもりは無かったが自分の頭をかすり、前を歩いて行った白いふわふわが目に入り、アーベルを抱えるのと別の手を伸ばした。]
[柔らかな――草ではなく木綿の褥が、私の身体を受け止める。
深き眠りにあった私は、すぐには覚醒しきれなくて。誰かに運ばれた事すら理解できぬまま、重い瞼を持ち上げようと試みる]
……ぁ…
[扉を抜ける大きな背が、不自然な位置にある青の髪が、視界を移ろいゆく。私は声を掛ける事も出来ずに、淡い菫色の焦点が合うのを待った]
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