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[ハインリヒの頭に手を伸ばした。よしよし]
”お仕えしていた方の望むとおりに”って何かやじゃない?
メイドさんだってメイドさんはメイドさんでしょ
[主語と目的語が錯乱状態に陥った]
/中/
一瞬「先走ったぁぁぁっ」と思ったがもう開き直り
(私に聞こえる)機鋼竜の声を幼くしたけど、アーベルに聞こえる声は幼くても老獪でもどうでもいいと思うんだゼッ
あー、それと何か言わないといけないと思ってたんだが。何だったけか(ぉぃ
無限の御仁と比べたら、皆子どもだよ。
[オトフリートに、小さく笑う。
”イレーネ”は兎も角、オレなんて子どもですら無いかも。
と、続く言葉に、僅かに眉を寄せた。]
――それは、いけない癖だよ。オトフリート。
立場上、仕方が無いかもしれないけれど。
[判ってるなら、背負わないようにね。
何に疲れているのかは判らないけれど、一言だけ。
そういう「声」は、聞えるこっちも、少し辛いから。]
[蒼の青年の頭上に着地した鴉は、満足したのかそこで留まったまま。
暫く髪をひっぱったり弄った後に、少年の頭上へとふわり戻って]
/*
ついてく側としては先走ってくれたほうが有り難げ
というか、ついていく言った気がしますが既にさくさく歩き出してますがお構いなく。
嗚呼、あまり遅くまでは居られないかも知れません。
> がんがんいこうぜ
*/
[果樹園を抜けて、私は緩慢に歩いてゆく。
ふと風に乗って届いた匂いに、首を伸ばして鼻先を上に向ける]
…これは……?
[仄かに届いた香りは、温かな泉を連想させて。
私は匂いを頼りに、そちらへと歩を進めた。
やがて見つけたのは、岩場に囲まれた泉。
私は用心しつつ近づき、屈み込んで指先を仄かな湯気の上がる水へと浸す。微かに痺れるような感覚と共に、熱が指先を伝わった]
……と。
[気配が動いた事に気づいたのは、それぞれの属の特性故か]
もう、起きても大丈夫なんですか、と。
[無限鎖に意識を凝らしつつ、そう、と問いを投げ]
/*
了解。
色々と違っていいのではないかな(適当)
此方には、属性等の性質上、機械的な音声として伝わります。
当人同士には意味はわかりますが、傍からはわからない感じで。
ト書き等で補足は入れるつもりでいますが。
思い出しましたら何時でもどうぞ。
*/
そう、妖精。
すごいやブリジット、よく判ったね。
[言い当てた(様に見えた)ブリジットに、小さく拍手。
何だか左手を弄ってるけど、…なんだろう?]
「――よく、言う。」
……何が?
[少年の頭上に舞い戻ってきたアルがぽつりと言葉を零す。
凝視された鴉は、しっかり掠めた紫を見取ったらしい。が
そんなこと、オレは知らない。]
ほーらほーら。
はやくしてよー。
つまんないでしょー?
[軽く不機嫌そうな表情でのた打ち回るバ風・ボケ…もといハインリヒ・ヴォルケを見る視線のなんと冷たいことか]
容姿でわたしの何が変るわけでもありませんし・・・。
ひとが喜ぶ顔を見るのが好きなんです。
だから、望むのでしたら何でも叶えてあげようと思ってしまうんですよね。
それで取り返しのつかないところまでいってしまう方も多いのですけど。
[人って儚いですよね、と特に気にした風もなく呟く]
―屋敷の一室―
[目を覚まして、真っ先に見えたのは見知らぬ天井。]
……あぁそうか……そうだったわね。
[呟いた後、ひとつ伸びをしたその時、窓に何かがぶつかる音。ベッドから降り、カーテンを開ければクラウドがパタパタと。仕方なく窓を開ければ、勢いよく飛び込んできた。]
「バカヤロー、てめーだけ一人屋根の下にいやがってっ!」
あーら?貴方が勝手にどっか行くから悪いんでしょうに。
[くすと笑って正論を返しながら、鏡の前に座り身支度を整え始めた。]
そう、今までは相手の望みのままにしか力は使ってきませんでした。
自分で望んで使うのは始めてかもしれません。
結果がどうなるか、わたしにも予測はできませんけど。
[途切れ途切れに届く]
[点][波][線][音]
[形に成らぬものたち]
[散る][散らばる][散らす]
[遮断][妨害][邪魔]
[機鋼のちからを有する者の所為とは知らず]
[誰より近しい][故に][今は][誰よりも遠い]
あぁ、ありがとう。
[食事の用意の労をねぎらい、口に運んで表情を綻ばせる。]
用意すんの大変だろうから、外で喰ってこようかと思ったけど、やっぱ足りなくてさぁ。
[苦笑いしつつ、フォークを口に。]
それに、どうせなら旨いほうがいいしなぁ。
[もぐもぐ。]
ふーん。
メイドさんって何かアレだね。ワルじゃん?
……痛いの痛いの飛んでけー。
[特にやる気も無さそうに、片手、片手間でハインリヒの頭をなでなでした。実際に”痛いの”が飛んでいくのが特徴である]
[ふと、手を下ろす]
[蒼天の色は][夜天の下に][沈む]
――、……………?
[水音が届いいたか][或いは別のものか]
[視線が周囲を彷徨う]
まあ……数多の世界でも珍しい、全属性の揃った場所ですから、ね。
[混沌、というミリィの評価にくく、と笑いつつこう返し]
我が王と比べる事自体、間違いでしたか。
[イレーネの言葉に、右手を上げて頭を掻く。苦笑が過ぎるのは、続いた戒めの言葉のためか]
……それでも、昔に比べれば、大分マシになっちゃいますが、ね。
/中/
ああ、そうだ。リディっ子の洗脳・教唆云々だ
んー、残念ながら美里さん洗脳技能は持ってないなぁ
ただ、両親関係で突付けばリディっ子は面白く動きそうかな
ふむふむ、おk。いま頭の中で誑かしの計画が完成しました
問題は第三者であるユリっぺから上手いことリディっ子の情報引き出すことだな
/*
ミリィが先に行っても後から合流しますので、がんがん行こうぜ。
同時に失踪?すると流石にアレかなともそもそもそ。
*/
[突然掛けられた声に驚き、私は均衡を崩す。
咄嗟に声もコエも出さずに済んだのは、単に水中で息を止めた故]
[不自然な沈黙がしばし続く――だろうか]
[まぁ、読むというよりは視るに近いことをしたのですが。
感触からして機鋼の世界でも他の精霊界のように力を使うことも可能だなと確認できたので、結果オーライということで]
う、うん。ありがとう。
[それでもちょっとズルしたという自覚はあるので、微妙に笑顔は強張ってみたり]
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