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[向けられた銃口]
[片側の青は揺らぎもしない]
退かない。
[返答は極々短い。]
[しかし、彼にしては強い意志]
[無造作に立ち尽くす]
[向かい合う二人を他所に]
[機鋼竜は話を続ける]
[この界が封鎖されている事]
[力無くば出られぬ事]
[それに]
[ボクを壊したら、君は一生真実には辿り着けない]
[これは予言。だって……(くすくす)]
[それは彼女にだけ聞こえるように囁かれた言葉
その言葉に、キッとひときわ強く機鋼竜を睨み付けるが]
…………わかった。今は信用してやるよ、クソッタレ
[忌々しそうにそう呟くと、魔銃を仕舞い、ベルトを巻き直す]
……それで。どうして欲しいんだ?
[仕舞われる銃]
[機鋼竜へと向き直る]
[彼と竜との間には取引は無いのか]
[彼から何か言葉を発する事は無く]
[竜は語る――力を有する者を欲すると。]
――送り込む?
廃棄エリアに……、
[機鋼竜の言葉を繰り返すと同時、]
[空中に展開される半透明のモニター]
[映し出される簡易地図][二つのエリアを繋ぐ路]
[現在は封鎖されているのか、マークが付いている]
ちょちょちょ、ちょっと待って、
糧にするって、食べるわけ?
ていうか、その、廃棄エリア?に送り込まれたひとはどうなるわけ
[空中に映し出された地図……機鋼界の概略図から竜に目を移して]
[ボクが欲しいのは力だけ]
[命までは取りはしない]
[協力……してくれるかい?]
……選択肢を潰しておいてそんなこと言いやがるか、クソッタレが
……、
[生命の概念の薄い機鋼の竜]
[其の言葉が如何程まで信用出来るのか]
[されど基より、彼にも選択肢は無い――]
[それは彼女とは異なった意味ではあるが]
えええ……?
[低い声(に、リディには聞こえる)は、ミリィにそうした時とは違い、特に隠しもせずに言った]
[そもそも、きみがきみの親御さん……雷撃王だの翠樹王だのが動き出す前にこの機鋼界を出たいと言うのならば
私に協力することが一番の近道だとは思うが。
きみは家出中で、捕まりたくないんだろう?]
えー、よく知ってるのね。
[まあ、上での様子は見聞きしていたからな]
同じ、なんだ。
[相変わらず、足りない言葉]
だから。
[何と同じなのか]
[或いは]
[誰と同じなのか]
[語らねど、青に揺らぎはない]
[アーベルの同意の言葉を聞き、ジッと機鋼竜を睨んでいたが]
…………おーけー。これは契約だ
私はここに力のある奴を送ってやる。その見返りとして、アイツの居場所を絶対に教えろ
[睨んだまま、そう言い放つ]
[それは後払いでいいのかな?]
ああ、それでいい
え、え、えーと
[アーベルとミリィを見比べ]
廃棄エリアに送り込むって事は、勿論『お願いします』っつって行って貰ったりする訳じゃなくて、無理矢理って訳?
しかも、バレたら絶対止めさせられるから、誰がやってるか判らないようにこっそり?
この場合。
「じゃーリディいちぬけ」って訳にいかないんじゃない……?
……ここから出られるんなら、それでイイ……かな?
家出の手伝い……ってことで。
うーん。
うーん判ったよ。
[リディの承諾を聞き届けた機鋼竜は、自由に動く数少ない部位のひとつである、口を開いた。
竜は、小さな機械を三つ吐き出す。ファクトリーエリアへの移動を可能にする、小型の転送装置らしい]
/*
作業がようやくひと段落着いたので
改めてログを読み直してみたら。
……ノイぽん、なかなか凄い事になってるね。ごめん。
(おまえ)(読んでたんじゃないのか)
そう。
……抜けるなら、
[どうなるか、は口にするまでも無い]
[彼女が承諾したが故に必要も無かったが]
[吐き出された機械のうちの一つを手に取る]
[服の下に隠れる程のコンパクトサイズの装置]
[彼の場合は腰のベルトに付けられそうだった]
[通信機を手に取り、なんとなく握り締めた。スカートのポケットに入りそうな大きさだ]
ぬ、抜けるならなんなのよ。
[会話を後目に、竜は続ける]
[それには通信機能もあるから、便利に使ってくれ。それから、個人認証機能を搭載しているから、他者を伴ってここへ来ることは出来ない。]
[さて、肝心の廃棄エリアへの送還だが、この界の防衛システム……機鋼王の造ったものだな。それを利用して行って貰う。]
乗りかかった以上、喋られる訳には、ね
[そう言って、いつの間にか左手に銃を持っていたり]
[そうして、機鋼竜から渡された機械を乱暴に受け取る
その機械を懐に仕舞うと]
それで、どうやって廃棄エリアまで送ればいいの?
聞きたい?
[機鋼竜の説明を聞きながら腕を組む]
[翠樹の少女とは異なり傍目に武器は無いが、]
[手首の枷から下がる鎖が微か音を立てる]
……防衛システム。
[再びモニターに映し出される情報に目を移す]
[数字と記号の羅列][まるで][模様にも見える]
[防衛プログラムを暴走させる。]
[言葉にすれば単純だが、実際一聞では理解し難い]
やだ、撃たないでってば。
人間の言うところの「海苔のかかったハゲ」ってヤツ……。
[あまり乗り気では無いようだ]
[”どうやって”だが。機鋼と、翠樹のふたりには防衛プログラムへの干渉方法と、操作方法を教えよう。どうやら、生命のはあまり乗り気では無いようだしそれに……あまり頭がよくないようだから、下手に弄られて何かエラーが出ても困る]
な、なにそれ!
[機鋼竜に、冗談を言うような機微はまだ備わっていないので、十割方が真面目に言っているようである]
[リディは、ファクトリーエリアの隅で膝を抱えて*拗ねた*]
/*
>>*112
[言葉にすれば単純だが、実際には難解な操作の筈]
[流れるような説明は一聞では理解し難い]
だったのだけれど、まあ、好いかなあ。
*/
[ボケに対する突っ込みはなく]
[拗ねた様子にも目を向けずに]
[左右で異なる青はモニターをただ見詰める]
[目の前で次々移り変わっていく文字の羅列]
[其れを正確に捉えて、記憶する。]
……成る程、
[機鋼の属性を有しているが故か][他の理由か][理解は早く]
防衛システムの暴走……ねぇ
[そう呟きながら、目の前を流れる文字と数字の羅列をジッと見ていたが]
…………細かいところはわからないけど。これをこうしてこうすると、任意の着弾点に局所的な干渉を起こせない?
[……可能だね。ただ、ひとつの弾を作るのに時間は掛かるけど]
ん。でも、仕事はしやすくなる。作れる?
[ロックを免れている機器を使えば]
良し。んじゃ、早速ひとつ作ってみて
[そう提案。やるからにはベストを尽くすのがモットーなのである]
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