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俺も、祈りたいですよ。
[軽く肩を竦めて、ハインリヒに返す。
大事に対応するのは、正直疲れる訳で。
100年前ほどの騒ぎではないだろうが、精霊界の一つでの問題と考えれば、それなりの大事になる可能性もある訳で]
ま、取りあえずは、機鋼王殿のお知らせ待ち、ですか。
こうなったら仕方が無いもん。
大丈夫ー、ユーディットさんがタルトとかも作ってくれるって!
[料理もなのですが、彼女の頭に残っているのはそっちばかり。
ユリアンに小さく笑ってそう答えた]
[ぱたり][手が落ちて]
[じゃら][鎖が鳴った]
此処?
[北部にも近いこの地域は東部より気温が低く]
[しかし、薄着にも関わらず意に介す様子は無い]
……、
呼ばれた、気が。したから。
[それは、ちからにか、或いは他のものにか]
< 頭を前足にのっけたら、猫はようやく、そこも濡れてしまったっていうことに、気付きました。
青い布です。
海の色がちかくにあるけれど、海のよりももっとあざやかな、あおでした。
くいくいと、口で布のはじっこを噛んで、器用に外します。
人の姿ならかんたん。でも、猫の姿でも、なれているんです。
外した左の前あしは、おりまげて、あたたかな体と石の間。
口にくわえた布を落として、ぴとり。石に広げると、しゅうっと、小さな音がしました。>
[ユリアンとブリジット、それぞれの反応に、返したのは苦笑。
それから、足元の従魔をちらりと見て]
……取りあえず、セレス。
君、翼の使い方を少し覚えなさい、と。
「……つばさ?」
そう。ちゃんと使えなかったら、意味ないでしょ。
俺が教えるから。
タルト?
[ブリジットの言葉に、ぱっと視線を向けて。よいしょ、と窓枠を超えて再び広間に戻る]
ユーディットさん、料理得意なんだ?楽しみだねえ。
[きらきらきら、鋼色の瞳は期待に輝いている]
[絶叫するようなユリアンには]
ユーディットが追加で料理作ってくれてるから、食うなら今のうちだぜ。
遅くなれば食べれる保証は無いな。
[食い終わったが故の余裕だろうか。にっと笑いながら言葉を向けた]
おぅ、じゃあ待たせてもらうとするぜ。
滅多に来ない精霊界だ。
ちーと見物させてもらおう。
[オトフリートの言葉には軽くそう返して。窓枠から肘をどかすと軽く伸びをした]
/中/
ん。おk
むしろ、なんとなーく脳内で展開のシミュかけたら、その方が面白くなりそうだ
そこらへんはそっちの好きにしてくれれば合わす
ただ、そちらに数点辻褄は合わせてもらわないといけないかもだけど
< やがて、布が、ちょっとでもかわいたら、
また器用に、腕に巻くでしょう。
それから、それから。
やっぱり、こんないい天気ですもの。
あったかい場所で、波の音を聞いて、ねむるのが一番 ぜいたく だと* 思いませんか? * >
ま……隠されし界であるここに来れるってのは、希少な経験でしょうしね。
[ハインリヒの軽い言葉にこう返すと、その場にす、と膝をついて目を閉じる]
……ここでなら、多少の開放は……許容範囲、だろ。
[呟いて力を凝らしたなら、その背に開くは真白の翼]
[嘆く私の元に、機精が姿を見せる。
そは幾度となく天蓋へと触れた故か。否、彼の目的は別にあった]
…私に、その…時空竜殿の手伝いをせよ、と…?
[時空竜への言伝のみならず、彼は私への使いも兼ねていたらしく。渡されたのは菫青石のあしらわれた細い白金の腕輪]
うん、フルーツのタルト。
今度は無くなっちゃわないうちに?
[まだ笑いながらユリアンにそう答える。
一緒に待っていればユーディットがキッシュやパスタ、スープと数種類のタルトをどんどんと持ってきてくれるわけで]
わぁ、イチゴー!
[過去の記憶に繋がる果物のタルトに歓声を上げて飛びついた]
/*
了解、辻褄合わせについてはお任せを。
基本設定は組んでいますが、穴凹だらけなので。
数十年前から姿が見えなくなり、現在と過去とでは属性が異なる、
という点だけあれば、後は何とかなります。
……と、機鋼竜との邂逅タイミングは同じ方が好いですかね。
*/
新たな、竜族……?
[ぽつりと呟き。]
[軽く肩を竦めながら、オトフリートを見やり。]
退屈ばかりでは、感情が退化していくもの。
ま、厄介事はこちらの方も動いてらっしゃるようだし、どうにかなるのじゃないかしら?
[そして、会釈をする男に柔らかく微笑んだ。]
…呼ばれた?
[アーベルの答えの意味が判らなくて、
思わず首を傾げてしまった。…さっきから傾げてばっかりだ。]
でも、流石にその格好じゃ見てるこっちが寒そうなんだけど。
リディの力で、あっためるのも…多分機鋼じゃ難しいだろうし。
折角なら、一緒に戻らない?
[まだ呼ばれてるようなら、止めないけれど。
じ、と。異なる青を見つめて問いかける]
…おわ。
[散歩にでもいこうかと出た所、ユリアンとダーヴィットの既知ぽいやりとりを暖かく見ていたところ、近くで音がしたと思ったら真っ白な翼が目に。
思わず感嘆の声があがる。]
おお、美味しそう。ユーディットさんありがとう!
[料理に喜ぶ顔は、影精の少女と、あまり変わらない]
ほむ…あ、羽根…
[もぐもぐしながら、窓の外、白い翼を広げた時空竜の姿に目をしばたかせる]
あー、眠れる属、だっけか。
初めて来た精霊界がこう言うところってのは運が良いのか悪いのか。
[ふむ、と唸って腕を組む。会話の流れでオトフリートにずっと視線を向けていたら、その背に翼が現れて]
ほほー…。
只者ではないと思ってはいたが。
[心に引っかかっていたものが少し取れた感覚。しばしの間、その様を眺めるだろうか]
[彼の王に選ばれしは、私が何者をも傷つけぬ麒麟であるが故か。
それとも、彼の竜の――時空の御方の、対なき対であったゆえか]
[いずれにせよ、私に詳しい事情を語る事なく彼の精は消えた。
残されしは、美しくも私を縛る腕輪。
それはただの腕輪ではなく――時を刻み、私の属する力を安定させる機能を秘めたもの。そして彼の竜と私を繋ぐもの]
[なれど、私はそれを未だ知りはせず。
ただ、時の天蓋たる菫青石を、冷えた指先でなぞるだけであった]
多分、此処。
呼ばれた……のは。
だから、もう、好い。
[補足説明も、まだ、不足気味]
……ん、 解った。
[傾げられる首とは対照的に素直な頷き]
[元来た道へと身体を向けると歩みだす]
[一緒に、というには些か速くて
相変わらず危うい足取りだが]
[もぐもぐもぐ]
力の、解放…かあ。
でも、ここで僕がやったら、大迷惑だよねえ。
[何しろここは機鋼界…あらゆる意味で雷撃の精霊力は危険物と言える]
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