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えっと、…ただいまー?
[ユリアンにぱたぱたと手を振られて、ついうっかり振り返し。
ただいまなんて、滅多に言った事ないから変な気分だ。
小さく呟いた言葉は、聞えなかったのかこてりと首を傾げながら
その場に揃う面々にも、ぺこりと頭を下げて。
戻ってくる気配を察知していたのか、
階上の部屋に居たはずのアルが、ふわりと頭上へと止まった。
……だから、何で頭の上なの。背が縮むからイヤなのに。]
[と、赤髪の青年が持ってる、それが。
気になる。 …なんか食べてる。食べてる。]
/中/
……ていうか。
ちま竜SSは、両方で公開してたよ……な?(汗)
あれ踏まえてると、PL視点では、状況つかめるはずなんですが。
[じーっとアーベルの姿を見ていたが。
挨拶を返されればニコリと笑う]
うん、はじめましてだよね。
私はブリジット。よろしく?
[彼から感じたのはこの世界と同じ力]
[途切れた言葉の先は、容易に察する事はできたものの。
それに対する答えがあるかと言えば、ない訳で。
従魔は伸ばされた指をきょとり、と見上げ。
逆らう素振りもなく、撫でられるままに。
きゅ、と。小さな鳴き声は、穏やかさを帯びるか]
[見た事の無い物への興味]
[けれど無機物への関心は薄いのか、]
[挨拶の声に再び影輝の精霊を見やり]
だと、思う。
……“アーベル”。
[短く名を紡ぐ。]
[微かに笑みは浮かんだかも知れないが]
[それは注視しなければ解らない程に薄くて]
[立ち去るマテウスに"またね"と投げかけながら、入れ替わりに入ってきた蒼い青年と、立ち止まっている灰銀髪の少年を見やり……少年で視線は止まる。]
『あれ……?彼も……。』
あっ、そっちの人も。
[イレーネの声にも振り向いてペコリとお辞儀。
と、もう一人の存在にも気が付くか]
わ、お久しぶりです。
[パタパタと手を振って]
普通じゃない…まあ、そうなんだよね、きっと。
[ユリアンの言葉には微妙な反応を返す。
彼女にとっては王が人間界にいたり出かけたりするのは当たり前に近い感覚だったけど。共に居た人の王はそんなことなかったし]
よ。こんちゃ。
[階段を上がる前、入ってきた青いふたりにも手を挙げて挨拶をしただろうか。
そのまま階段をあがり、個室がずらりと並ぶ二階へと。
一室をあけると、きちんと掃除がしてあった。]
あの青年も気配が駄々漏れ。
…お、この世界と同じ属性?
機鋼の力、か。
あの少年は…何か分からんな。
ここに居る以上、何らかの力は持ってるんだろうが。
んで、あの少女は──。
[記憶が甦る。あれはもう15年も前のことだったか。薄暗い路地裏で腹から赤い雫をとめどなく流す自分。死を覚悟したあの時に出会った気配がそこに居た]
[柔らかく撫でる指先は、幼き獣を…仔を慈しむように動く。
私が選ばれたのは、獣の姿持つ仔の…子守り故やも知れず]
危険…?
なれば彼の仔は…傷つけられるやも知れぬと……。
[指先が微かに震え、白金の輪に力が篭る]
私は…命が傷つけられるのは好みませぬ。
[それは遠回しな、協力の申し出]
[何か、美人なおねーさんに見られてる。
と、ふとタルトから視線を逸らして。はた、と気付く。]
…? おねーさんって、もしかして
「遅い。何してた」
痛…ちょ、アル、痛いってば!
頭つつくなよ痛いんだから!髪の毛もひっぱるなってば!
[今聞こうとしたのに、邪魔された!もーだからこのけもっこは!
そう文句を言いたいけれど――言ったら、攻撃が酷くなるので口チャック。
と、ユリアンの問いに、こくこくと頷いた。]
さっきまで、遊んでたから。
[イレーネの答えに、風前の灯火の洋ナシタルトを見て、それからちらと、生命の娘の方も見たような]
あー、そんじゃちょっと待ってて。
ユーディットさんにばっか、作ってもらうのは悪いもんね。
[にこり笑うと、席を立って厨房へと向かう]
『器』に何か起きているのであれば、いずれ、その余波は『魂』にも及ぶ可能性があるからね。
[傷つけられるやも、という言葉に、静かに返す。
『魂』は触れる指の震えに気づき、安心させようとするかのように、擦り寄って]
それを避けるために、か。
……かなり、苦労するだけの子守ですが。
それでもよければ。
[手を貸してもらえると助かるかな、と。
投げた言葉は、冗談めいた響きを帯びて]
[小さな鳴き声に、私はほんの僅か目元を和ませる。
それは笑みとは程遠いものであったが、無垢な仔の温もりは私の心に小さな灯火をもたらした]
…可愛らしいこと。
そなた、名は…?
[訊ねてから、気付く。名乗ってすらいないことに]
私は…ナタ・リェ。
[那多烈…なれどそれはナターリエと聞こえたろうか。
私は白の翼持つ青年を見上げ、緩やかに首を傾げるを問いとした]
[シャワーから出てくると、下着姿でポスンとベッドに横たわる。
ジッと天井を見上げていたが]
……眠い。
[ポツリと呟くと、*静かに目を閉じた。*]
ぐあー。
参ったぜ、全ッ然わかんね…!!
[手早く部屋のひとつにはいり、ベッドに腰を下ろした。
そのまま、膝に肘をおいて頭を抱える。
ぐるぐるぐる、ぐるぐる。]
ん、わかった。
[ユーディットさんってのが誰か判らないけれど、
きっと多分、タルトを作った人なんだろう。
ユリアンの言葉に頷いて、続いてその視線に首を傾げる。
リディの方を見た気がするけれど、…知り合いなのかな。
でも聞こうとして、やめておいた。
…何か、リディがスッゴイ微妙な顔してるから。]
のんびり、かぁ……。
[ゆるり、頬杖を付き。]
たまになら、悪くないのでしょうけどね。
例えば……。
[此処で最初に認識した、あのコバルトブルーを思い浮かべ。]
綺麗な海をのんびりと眺めるとか、ね。
[そして、銀灰色の少年には肯定の笑みを。]
[名を問う声に、従魔は天青石の色の瞳をきょとり、とさせて]
「セレス。セレスティン」
[機竜の従魔、と。最後にそう付け加えつつ、名乗る。
その様子を眺めていた時空竜も、視線を向けられれば、あ、と短く声をあげ]
と、そういや俺も名乗ってないのか。
俺は、オトフリート。『虚のいとし子』と呼ばれし、時空の竜。
[厨房には、まだまだ食材はたっぷりとあった]
えーと、卵にチーズに、タマネギにー。
[手慣れた様子で、大きなフライパンを火にかけ、バターを溶いて、手早く作り上げたのは巨大チーズオムレツ…ちなみに雷撃王直伝なのは、知る人ぞ知る]
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