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[部屋に向かう人にはおやすみの挨拶をする]
[ブリジットの様子を見れば、柔らかく微笑み]
[陶芸家が肩掛けを被せるのを見て]
[毛布ををそっと膝の上にかける]
[首を傾げられた][自分が変な行動をしていたことに気づく]
[それを誤魔化すように]
わ、わたしもそろそろ部屋に戻りますね。
ブリジットさんのこと、お願いします、先生。
[にっこり微笑むと、二階へと*上がって行く*]
[取り繕うようなノーラの様子にぱちりと瞬き、
部屋に行こうとするのに手を振った]
おやすみー!
ほらブリジット、風邪ひくからおきなさーい!
……もう。
[ブリジットをゆさゆさと揺らし、
起きないのを見て取ると、毛布を探してきて包み込み、
暖炉の火が朝まで消えぬよう調節してから、自室に戻る*]
[ヴィントの声はもう聞こえない。]
にしても、孫を狼と目星つけて捕まえる爺さんたぁ、なかなかヤルねぇ。
ねぇ、旦那?
[静まった赤い世界の中で。][明るい声がぽつりと呟く。]
[一人遊び。]
[『彼ら』は元々一人なのだから、傍から見ればそう見れるが。]
[もう10年も。][繰り返されるこれは。]
[単なる飯事では済まない程度に染み渡っていて。]
ああそうだ、あとブリスの嬢ちゃん、部屋まで連れてきますかィ?
あの豪快な姐さんが大事に包んではしてくれてますけど、風邪でも引かれたらこっちも困りますしネ。
[楽しげに話しかけるのは何時ものこと。][そう何時もの。]
…五月蝿い、グリズ。
[煩わしいといった様子で、低い声は告げ。]
[ブリジットが完全に眠ってからも、注意深く、外の声を聞いていたが。]
[かわされる会話はもう終わり。][広間には自分以外の人影は無くなり。]
[ようやく外へ向けていた意識を内へと戻し。]
そのままでいい。無力な子供にみせかけていればいい。
その方が疑われる事も少ないだろう。
[グリズの最後の問いかけにはそう、応える。]
そうですかィ。
[ならしゃーねっすと言って。][暫く黙った後。]
……ねぇ旦那ぁ、やっぱ、生き残る気満々?
[答えの分かっている質問を投げかけてみる。]
当然だ。
人間は我らの餌だ。
餌に追い詰められるなど、御免蒙る。
[当たり前の如く言う。]
[猩にとって、人は餌。][人狼である己が優位に立ってしかるべきだという。]
[彼にとっての絶対的な法則。][それが覆る事は無い。]
…なのにどうした、この有様は。
何故我らがこんな小屋に閉じ込められ、動きを制限されねば為らない?
[酷く憤慨した様子で。]
グリズ、貴様処理に手を抜いたか?
[その声は鋭い。][睨みつけるように。][殺気すら含んで。]
ちょ、旦那、ジョーダンきついって!
旦那が喰い残した骨と服と荷物、ばれない様に捨ててきたってば。
確かにあの爺様が言ってた場所に近いとこに捨ててはきたけどサ。
…よく、判んないけど。
ひょっとしたら他のヤツが喰ったのが、こっちにまで飛び火したんかもしれないデス。
[ぶるぶると首を振る。][ように意識が震える。]
[だがどれだけ注意していても、完璧という事はありえず。][それらが何らかの形で露見してしまった可能性も無くはないが。]
[猩が怖いので、たとえそうであっても絶対に口にはしない。]
[沈黙が支配し。][じっと睨むように。][だが、それも暫くの後。][糸が緩むように消えて。]
まぁ、いい。
過ぎた事は仕方がない。
ともあれ、表の事は貴様も注視しておけ。
あの男、単に我等を閉じ込めただけでは済んでいまい。
何か、他にも意図があるやもしれん。
余め気をつけろ、いいな…くれぐれも…
[そして。]
[低い声は沈黙する。]
[明るい声は物言いたげに。][だが言っても詮無いことなのは知っていたので。]
まぁ、俺は所詮、使われるだけの存在だからねェ。
旦那と嬢ちゃんらが幸せなら、それでいいんだけどサ。
でも…
[呟きは赤い世界には残らずに。][もし唇が見えれば、『破綻してるよネ』と動いただろう。]
[だがそれを読み取るモノはここには存在しない。]
[古い革の手帳。
半分は真新しい用紙、半分は朽ち掛けた古い頁。
自分の文字とは筆跡の違う、古い頁を読み返す。
所々破り取られたり、一枚だけ燃え落ちたり。
途中からは筆跡が変わり、ねじ曲がってぎこちないものに。
シュヴァルツハウンドの署名の残る手記。
読みながら、自分の用紙にメモを取ろうとして、
傷のある左では書けず、右手に持ち変える。
しばらく、今日の周りの出来事をまとめながら…
いつの間にか、手帳を取り落として船を漕いでいる。]
[ぼんやりと目をあければ、そこは何時もと違う見慣れない場所で。]
[寝ぼけた眼差しで辺りを見回せば、ようやく自分の居場所を理解する。]
[人影は一つだけ。][誰かにかけられただろう毛布は半分ずり落ちていて。]
[何だか寒そうだなと思っていたら、こほこほと、自分が咳をしはじめた。]
[自分も毛布一枚。][これで一晩過ごしたのかと、嘆息。]
[風邪を引き始めたかもしれない。][医者の不養生、もとい、薬師の不養生とはこのことで。]
[暖炉の火も消えかかっていて。][自衛団員の姿も今は無く。]
[目を擦りながら、置いてあった薪を残り火にくべ、もう一度炎を呼ぶ。]
[ぱちぱちという音が聞こえて、ようやく少し安心して。]
[こほこほと、もう一度咳き込む。]
[ずれたエーリッヒの毛布を肩にかけ直して、さらに自分が使っていた毛布を膝に乗せて。]
[置いてあった大袋を背にのせ二階へ上がり、温かくして*寝なおした。*]
[今朝も、目覚めは早かった。
昨日同様、荷を片手に階段を降りる。昨日とは異なり、その量は最小限であり、階下に自衛団員の姿は見えず、その代わり、エーリッヒとかいう男がうたた寝しているのが見えたが。
毛布は纏っているらしかったから、そばに寄ることもなく、外に出る。団員の姿は、そこにあった。しかも、二つ]
……おはよーございます。
[やはり昨日と同じ事情説明をして、彼らの横を擦り抜けようとした]
[後になって考えてみると、寝ぼけていたとしか思えない行動だった]
って!
[視界に飛び込んで来る白。
覚えのある感覚は、木から落ちたときのものだった。おかげでショックは少なかったが、嬉しくない既視感]
何す――
[地面に手を突き身を起こして、眼前に突きつけられた煌めきが槍だと気づくには、些か時を要した。
荒い声で、罵りにも似た言葉が投げられる。
穂先を伝って相手の眼を見、そのひかり――鋭い視線混ざる僅かな怯えに、彼が人狼の存在を信じこんでいると知る。彼だけか、団員全体かはわからないが、その恐ろしさを教えられているのだろう]
……わかりました、悪かったですよ。
戻ればいいんでしょう。
[心にもない謝罪]
でも、僕だからよかったけれど、
アーベルやリューディアには手荒なことしないで下さいね。
あの二人だと、噛みつきそうだ。
イレーネやブリジットなら、泣いてしまうかも。
[半ば冗談めかし、敵意がないことを示そうと挙げた両手にすら、緊張の色が窺えた。座りこんだままだったせいで、強引に引かれ、室内に戻される。
抗議の声も、聞きやしない]
あーもー、ひっどー。
[わざと大きな音を立てて閉められた扉から視線を外して、ぼやく。
二回も掴まれた腕が痛んだ。それより痛むものもあったが]
あーぁ。とりあえず。
……食事にするかな。
[気を紛らわそうと呟いて、キッチンに入る。
パンはあったから、後は簡単に、野菜のスープを作る。大目に作っても、誰かが食べるだろう]
[静かな朝食を終えた後、部屋に戻ることにした。
ここでも出来ることはあるのだから。
最初はこの事件の解決策に思考を巡らせていたが、石に意識が向くと、それも*抜け落ちてしまった*]
人狼?
なにそれ。おじいちゃん、本気?
そんなの、ただのおとぎ話・・っ
[昨夜。ギュンターから伝えられる言葉を聞いて、少女が発したのは怪訝そうな声だったか。だがそれは途中で途切れた。
老人の淡々とした様子の中にも何処か真に迫るものを読み取ったから――否、それだけではなかった。]
・・・・?
[不意に顔を顰め、右手は左の肩を押さえた。その様子に気付いた者はいただろうか。]
・・・・・ごめんなさい。
ぼく、先に休ませてもらいます。
変なこと言われたからかな、なんかちょっと気分悪くてさ。
[ギュンターが去ってすぐ、曖昧な笑みと共にそう言って2階へと上がった。
背後で食器の割れる音がしたが振り返らず引き返しもせず、だからその後の顛末を少女は知らない。]
[緋色の意識に響く声は、拒否の後も多少は響いていたろうか。
それでも、それを受け入れる気にはなれなかった。
困惑と、混乱。
それから、恐怖。
絡み合った感情は、未だ、理解への拒絶を示すのみ──]
─二階・自室─
うー……。
[ベッドの上で上がる、呻き声]
あったま……いてぇ……。
[続いて零れ落ちる、呟き。
頭の芯に残る鈍い痛みは一体何か。紅茶に入れすぎたブランデーのせい……とは、思い難いのだが]
あー……大丈夫だ、ザフィーア……大したこと、ねーよ……。
[案ずるように覗き込む相棒には、笑いながらこう言って]
[一晩が明け、昨日と同じように窓を開ける。
やはり白は眼に眩しい。
瞬きして眼を慣らし、妙にぴりぴりとした空気を纏う男たちの姿を捉えた。]
帰っちゃだめ、だったっけ。
いつまでなんだろ。
[流石に視認はできないが、遠くを見る視線のその先に少女の実家はある筈だった。ぼんやりとした思考の中で呟く。
やがて意識がはっきりすれば、のろのろと着替えを始めた。]
[覗き込むカラスは、気づいているだろうか。
不意に目覚めた緋色の意識の事に。
そして、彼は気づいていたか。
カラスの足の小さな環。
藍玉と銀の小さなそれが。
緋色の本能を押さえ込む箍であると。
小さな飾りは、子の秘めたモノを察した母が残した封印の拠り代]
[自室で...はゆっくりと目を覚ました。どうやら思ったより疲れは溜まっていたらしく、ベッドに横になった途端寝てしまったようだ。
昨晩倒れこんだままの体勢で、シーツも殆ど乱れていない事からそう考えると、不意に小さくお腹がなった]
そういえば、結局昨日はあれから何も食べてないんだっけ。
[そう思い出した時、食事前に感じていた無力感が再びざわめきだした。
それでも確実に前向きに、昨晩ほど心が揺らがないのは、ブリジットの用意してくれた食事のおかげか、それとも容疑者といわれても微塵も揺らいでいない村人のおかげか……。どちらにしても心が穏やかなのはありがたかった]
とりあえず、食事と……後、もう一度ギュンター団長と話ができればいいのだけれど……。
[そう考えながら、...は自室から広間へと移動した]
[しばらくはベッドの上に転がって唸っていたものの。
いつまでもそうしてはいられない、と割り切って起き上がる。
窓を開けて外を見る。
集会場の周囲を、二人一組で見て回っているらしい、自衛団の姿が見て取れた]
……森の見回り……も、もう無理だな。
[ぽつりと呟いて。
まだ残る、気だるさを振り払うように、頭を振ってから、階下へと降りてゆく]
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