情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[フィリーネはそっと其方へ歩み寄り、こんばんは、と店番の男に挨拶と共に一礼を。
そうやって露店を回るのは毎年の事、だそうなのだが。
彼自身はと言えば。
細工よりも、男の肩上の小動物に、目がいって。
今にも、“目を逸らしたら負け”な睨み合いを始めそうな勢いだった。
母はそれに気付かず――あるいは気付いているのかもしれないが、少し屈んで、肩に零れた金糸を片手で掬い上げながら、楽しげに煌めきを見詰めている。止める気はなさそうだった]
[少女は、一陣の風に飛び立っていく椋鳥を空に見上げる]
今日は、なんだか、空の色も不思議。
[柘榴石色の瞳で、菫色の空を見上げ、ふいに、思い出したように辺りを見回す]
大変!また暗くなっちゃう!
[長いスカートと赤いお下げ髪を翻し、少女はぱたぱたと広場に向かって駆け出した]
[祭りの時だけ見かける女性と連れ立ってやって来た少年に、どっかで聞いた姓だと思ってたら、と呑気に納得しつつ。
一方、肩の上の相棒は相変わらず少年にじぃぃぃぃ、と視線を向けている訳で]
お前ねー……。
[こうなると、最早処置ナシか。
そんな達観をしながら、問われるままに、石の説明をしていたり]
お前、いい加減にしようって気にならん?
『だーけーどー』
つうか、今はそーゆー事やってる場合じゃねだろ?
『うー……』
[どうやら相棒、本気で悔しかったらしい]
/中/
恋する少女RPは難しいよー(めそり)
でも、せっかくのチャンスは生かさねばーねばーぎぶあっぷ!
能力者候補にイレーナさん追加。CO者はまだナシ、と。
狼さんは二人とも潜伏気味?
赤抜きで一度状況見直さないとなあ…
ぉ、ぷちリーチェもやってく?こういうの結構好きっしょ?
並んで並んで〜♪
[金髪の子供の姿を見つけて手招き。列には幼児から少年くらいまでがわいわい整列していたり。]
[翠玉の双眸と、つぶらな瞳とがぶつかり合い、火花の散る勢い。
当然ながら、何の利も無いのだが、これは最早、意地の領域だろうか]
[フィリーネはそれを余所に、にこにこと、至って平和に男と言葉を交わす。
彼女の瞳の色に似た、翠の煌めきを放つブローチを手にとって。
光を一つ、買い求める]
[子供は傾げた首を、
今度は反対側に、こてん。
エーリッヒを見上げて、雪を見て、
何度かくりかえして、こくんとうなずいた。]
やってみます。
ええと……ええと?
[子供はとりあえず列に並んだ。]
あ…!
[少女の目指す出店は、すぐに見つかった。それはもう、間違えようの無い、繊細で美しい煌めきが、少女の目を奪う。夢見心地で近付きかけて、そこに展開する緊張感溢れる?場面に、思わず足を止める]
ええと…
[天然の翡翠と、小さな黒曜石の対決は、それなりに見応えはあったけれど…止めたほうがいいのだろうか?]
ありがとうございましたっ。
……風の御加護が、ありますように。
[翡翠を選んでくれた女性に、心からの笑顔で一礼して。
細工を託す時の、決まり文句を口にする。
それから]
……いやだから、いつまでやってるかな、お前。
[肩の相棒に、呆れた声で突っ込みを]
[引き取られた翡翠に向けて、念を込める。
風の加護。それは文字通り、ささやかな祝福。
今、こうして自分の力を発揮することは、もしかしたら危険なのかも知れないけれど]
[ふわりと微笑みを返して、フィリーネは男性に礼を返す。
「貴方にも妖精の導きがありますように」と紡いだ言葉は、届いたろうか。
そうして、今更気付いたかのように、我が子に目を向けて。
その視線を受け、慌てて、彼は鼠から目を背けて、居住まいを正した。
次いで灰色の鼠を見て、可愛らしいと言いながら、その頭をそっと撫でる。にこにこにこ。母は強し。
――かくして、彼と鼠との勝負は、呆気なく幕を下ろした]
こ、こんばんは!
[ユリアンに声をかけられた少女は、あわててぴょこりとお辞儀をした。一瞬で赤く染まった頬を見られはしなかったろうかと、どきどきする胸を必死で押さえ、小さく深呼吸してから顔を上げる]
[勝負の中断に、相棒は一瞬不満げにきゅう、と鳴くものの。
可愛いといわれて撫でられれば悪い気はしないようで、きゅぅぅ、と声を上げる。
それでも、やっぱり同じ決意が回ってるらしい。
だからそれに何の意味があるのかと。
突っ込みたいのは置いといて]
ん、こんばんわだな。
[走ってきたミリィに、いつもと変わらぬ笑顔を向ける。
……例によって例の如くというか、特に何も気づいてないというかだが]
[列に並んだ子供たちは次々と、まぁるい雪玉を渡されて投げる。
的まで届かなかった子供にも、小さなクッキーの包みをプレゼント。]
おぉぉ!すっげー!おめでとっ!!
[10歳くらいの男の子がど真ん中に当てて、小さなおもちゃの弓矢をもらっていったりとか。]
『いつか、決着はつけーるっ!』
……と、言うかだな。
それどころじゃねー現状、理解しろよお前……。
[お気楽な機縁を上げる相棒に、ため息混じりに突っ込みつつ。
ふ、と、周囲の力の流れに意識を向ける。
何か、どこか。
相変わらず、大気は歪んだまま]
[ゆっくりと、手足が同時に出てしまわないように気遣いながら、ことのほかゆっくりと、少女は出店に歩み寄る。そして、金色の髪の少年に、にこりと微笑みかけた]
こんばんは、ミハエル。今日はお母様と御一緒なのね。
[一目で少年の母と判る、美しい婦人にも、小さく膝を折って一礼する]
[順番はようやく子供の所に。
子供は雪玉を渡されて、
ちょっと悩むように渡してくれた人を見上げる。
実行委員の人がにこにこ笑っている。
子供はこくりとうなずいた。]
「ヴィント、ミハエルと喧嘩でもしたの?」
[勢い込んだネズミの声は、少女の心にも届いて、思わず不思議そうに問い返す]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新