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/整理ですのー/
ベアトリーチェ:共鳴(確)
イレーネ:占(霊or共鳴?)
ノーラ:共鳴(霊or占?)
リディ:霊or狩(or占?)
アーベル:(狩or霊or占?)
いや、夢を見たと言ってる人を挙げただけとかそんなw
[少女の踏みしめる枯れた草の下、一度溶けて再び凍りかけた雪が、シャクシャクと音を立てる。ほう、と白い息を吐いて、少女は夜空に滲む月を見上げた]
やっぱり、閉ざされてしまっているのね。
[腕に提げた籠から、祖父に届けるはずだったマフィンを一つ取って、ぱくりと一口。村の中から出られなくては、森番小屋に帰ることも出来ない。祭りを楽しんでおいでと送り出してくれた祖父は、戻らなくても心配はしないだろうけれど]
でも、これって、村の人がみんな閉じ込められてしまっているってことよねえ?
[困ったわね、と、少女の見上げた林檎の木の枝で、しまりすの子供が小首を傾げた]
[妖精王という言葉は、ヴィント以外の動物や植物達も囁いていた。詳しいことは判らなかったが、多分、これは、他ならぬユリアンをここに閉じ込めるための妖精王の結界、というものなのだろうと少女には予想がついた]
ユリアン…
[物語の中の妖精王は、大抵が、人とは違う考え方と、大きな力を持った存在だ…本物の妖精王も、強い力を持っていることだけは間違い無さそうだと感じて、少女は不安に捕らわれる]
[月が、青白い光を優しく投げかける頃。
厨房では、小さくハミングしながら洗い物をする姿があった。流れる甘いメロディーに、どんな言葉を乗せているのかまでは聞き取れないけれど。]
〜〜、〜〜〜♪
[すっかり馴染みつつある洗い場の片隅には、数輪の小さな花がガラスのコップに飾られている。]
どこに行こう。
[子供は悩む。大通りはちゃんと見た。
お店はいっぱいだった。
そういえば少しおなかもすいてきたなと、
酒場に行こうかと考える。]
[擦れ違う人は皆、楽しそうで、祭りの熱気は少々の不安や懸念など吹き飛ばしてしまいそう。少女の足取りも自然に軽く、踊るようなそれに変わっていく]
Georgie Porgie, pudding and pie…♪
[小さく歌いながら、歩いていく]
んー……。
[あちらこちら、ふらふらしつつ。
結界に抜け道はないか、と色々模索していたものの、それらしきものは中々見つからない]
……っとに……普段からこのくらい、仕事きっちりこなせば、お袋にあそこまで言われなくてすむんだろーに。
何で手ぇ抜くかね。
『……まあ、お気楽が王のイイトコだから』
そんで、引き合いに出されて。
挙句面倒押し付けられちゃ、こっちはかなわねっつーの。
[何かイロイロ、複雑らしい。
が、その複雑さの内容は……どうにもお茶の間・四畳半的な雰囲気だった]
[広場まで着いたところで、少女は小さな金髪の女の子を見つけた。その手には、何故か苺チョコが十本]
こんばんは、ベアトリーチェ。
[思わず声をかけてみる]
[纏う衣は北風を模した青。
立ち上がれば両手足に飾った幾つもの銀の輪がしゃらりと澄んだ音を立てる。
幾重にも重ねた薄い絹を揺らして、全身を伸ばしてほぐす準備体操。
数名の男たちが、時代がかった鎧に身を包み、儀礼用の槍のように装飾を施された長い木の棒を手にとる。
祭壇にささげられた花輪を奪い合いながらの源泉までの追いかけっこ。
舞姫の優雅な踊りと共に、この祭りの中心になっている儀式である。
ちなみに、見物客の乱入もOKで、その花輪を奪って源泉に投げ込んだ男は、想い人を必ず幸せに出来るとの言い伝えもあるとか。]
[――昼間、店を探して歩いている途中で遇った、少女の事を思い出す。]
未来の舞姫に…。
[そう言って渡した小さな花冠は、はにかむ少女にぴったりで。]
[……つい。
『ご主人様にも…似合うかしら…?』
なんて思った事は…ナイショの話、だけれど。]
あ、こんばんは
[両手にどうやってもとうか、四苦八苦していたら、
声をかけられて、子供はぺこり、頭を下げる。]
あ、一本どうぞです。
[おすそ分け決定は、やっぱり、大変だからだろうか。]
[食後の一時。
彼はソファに身を沈め、甘い花の香りがする紅茶を口にする。
身体の中から、ゆっくりと温まっていくような気がした。
フィリーネは大事をとって私室で休んでいるし、イザベラはそんな母の話し相手になっているから、其処にいるのは彼ひとりだった。
屋敷に居る時には誰かしら傍にいたから、それもまた、珍しい事]
[サイドテーブルにカップを置いて頬杖を突き、視線を移す。
カーテンを開いた窓の向こう、柔らかなひかりが注ぐ。
聞こえて来るのは、流れる水音と、微かな旋律]
[声をかけたら、苺チョコを渡されてしまった]
あ、ありがとう。でもいいの?
[こんなに沢山買ったのだから、よっぽど好物なのだろうと思ったので、少女は少し心配そうに問い返す]
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