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[ 顎に手を添えて、首を傾ける。]
何の話をされているのやら。
[ 相手の少女の様子を窺う。
顎に添えた手は左目を隠すように顔を覆う。
そして見える右手で相手を確認する。]
…何とも気難しそうな顔をされていますわね。
[ そう言ってからゆっくりと近付こうと身体を浮かせる。]
[聖殿へと向かえば程なく、見慣れた姿が目に入るか。
先に見つけたラウルがぱさり、と翼を羽ばたかせつつ、ぴぃぱた、と鳴いて]
や、兄さん。ローディ、少しは落ち着いた?
[そちらに向かい、軽い口調で声をかけ]
[飛び立つでもなく、翼を風になぶらせながら暫し佇んでいたが、ぴい、と鳴くサエーナ鳥の声に半ば閉じていた目を開いた]
アヤメ…ああ、今は、とにかく中で休ませている。
昨日は世話になった。
[翼を畳み、軽く一礼]
……、
[大きく、ゆっくりと一度、首を振る]
なんでもない。
[声色は僅かに異なるけれど、
上げた顔から表情は薄れていた]
……そろそろ行く、
そちらも、行くところがあったのでは。
[歩みを進めすれ違おうとして、その先に他の姿]
[地面に挿した枝を見て、その影の傾き具合で時間を計る。
時間と肉の様子を交互に見て、言われたとおりに燻製を仕上げれば、言われた所に積み上げる。
全て片付いた頃、もう太陽は白い海へと半分身を隠していた。]
完璧?
[自画自賛の言葉を零しつつ、脇の台に置いたカップからお茶を咽へと流し込んだ。
咽仏が、こくりと音を立てて上下する。]
てっと。
スティーヴさん、まだ出てるかな?
ん、まあ、かなり参ってたみたいだしねぇ。
[休ませている、との言葉に、軽く聖殿の方を見やり]
別に、大した事はしちゃいないさね。
だから、そんなに畏まらなくても。
[一礼する様子に、苦笑しつつ]
……んで、兄さんは兄さんで、ちゃんと休んだのかい?
言っただろう? ――退屈凌ぎだと。
行くのなら止めることはないがな。
[それから、狐はロザリーを見て、挨拶を口にした]
こんにちは、ロザリンド。
―広場・聖殿前―
[アヤメの言葉に頷く]
ああ、口では平気だと言うから始末に負えない。
[声には僅か、苦笑の色が混じったか]
私は大丈夫だ。
[自分のことを言われれば、前と同じ言葉を同じ口調で返す]
あはは…よく寝た〜♪
[エリカと別れたまま放流すること幾時か。本当に寝て、結局川辺に打ち上げられていた。体が芯から冷えている。感覚が薄い。水から完全にあがり、日の当たるとこにいく。]
寒いな〜冷たいな〜あはは
[現在どこにいるかなどわかっていない。それよりも背中から、綺麗に残った真紅の翼と、とこどろころかけた赤褐色の翼を二枚出して、体をくるむようにして、ごろごろと草むらに転がった]
[ 浮かせた身体を降ろしたころに、少女がこちらを見ていることに気付いた。]
こんにちは、ケイジ様。
こんなところで逢引でしたか?お邪魔して申し訳ありませんわ。
[ そう冗談めかしてケイジへと言葉を投げる。]
えぇ…っと。この島の方かしら?
[ 少女の顔にはやはり覚えはない。]
[あたりにスティーヴの姿が無いのを確認すると、岩場に腰をおろした。
膝を開いて肘をつき、両頬を包むようにして顎をつき、呆と景色を眺める。]
何も、変わってるように見えないんだけど、ねぇ…。
虚…ねぇ…。
[その背には、薄金の幅広い羽根がゆらと風に揺れる。
後ろでひとつに縛った竜胆色の髪が、羽根に重なり流れた。]
[家に来る事になったオーフェンを自宅に案内した...は、そのまま彼を残して夕飯の買い物に出かけた。
小脇にスケッチブックを持ちながら、ふわふわと空の散歩がてらゆっくりと風を頬に受ける]
あ〜、たまには空の上でスケッチもいいよね!
[誰に言うでもなく、風に身を任せて――]
ええと、そこのお嬢さん、ローデ…巫女姫さんのお部屋はこちらで良いのかな?
[ただ相談事に来た無害な村人の様相で、盆を持つ女性に声を掛ける。
けれど、彼女は叫び声を上げた。それも、当然といえば当然だが。
巫女が休息を命じられている間に、この辺りに一般人が通される筈は無いのだから。
かくして、叫び声に集まった護衛の方々にひっ捕らえられ、ぽい、と聖殿の外へと放り出された]
い、痛たた…っ。もう少し、丁寧に扱ってくれよ!
そう。
……でも、新しい相手が見つかったかな。
[島の住民には、知らないものの方が多い。
降りてくるさまを見ることはなかったが、
かけられた声に、相手を見る]
元々の島の住民かと言えば否となる……けれど、
今はこの島に住まわせて貰っている。
ほんとにねぇ……。
[始末に負えない、との評価に、零すのは大げさなため息]
でもまあ……血は何とやら、ってヤツかねぇ?
その様子だと、兄さんもちゃんと寝てないんじゃないかい?
[胸の前で緩く腕を組み、軽く首を傾げながら。
探るような視線を向けて、問う]
[気を抜けば、後ろの薄金は薄い墨色と斑になる。
自分の黒い心を隠すのと同じように、目を瞑ってそれを気力で押し込める。
そういえば、昨日声が聞こえた「彼女」も、同じように「虚」の影響を受けたのだろうか?
確か、彼女も自分と似た「陽光」の匂いがした。
ならば彼女もきっと、羽根が犯されているならば同じように苦労してるに違いない。
考えると、ふ、と口元に苦笑が浮かんだ。]
−岩場上空−
[腰に小さな袋を下げ、小屋を目指す。
細く薄い煙が見えた。その側に竜胆色の髪はない。]
……既に行ったか?
いや、待たせたようだな。
[海に目をやれば、太陽は既に消えかかっている。
そして岩場には細長い影。低く呟いて速度を上げた。
小屋を行き過ぎ、岩場の端へと降りる。大きく雲が波立った。]
………すまん、遅くなった。
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