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捨て犬…… 拾われ物という意味では、
ある意味、類似しているのかな。
そして、拾うという点で言えば、
貴方とフィオーラは類似しているということになるか。
[背で動く羽から、つ、と目を逸らす。
犬の尾のようにも見えていたが、それはそれとして]
……そろそろ干さないと、か。
[独り言ちて、
かぷり、実をもうひとつ齧る]
……死者を責めるのは筋違いだな。
一番もどかしいのはアイツだろうに。
[目を伏せ、己の弱さに苦笑しつつ鏃羽根を懐に仕舞う。]
……俺は俺に出来る事をするさ。
アイツの代わりにはならないし、なれもしないがな。
[やるべき事はいくらでもある。
まず手始めに、生きる糧を得るべく塩水に漬けた肉の様子を見に*納屋へと回った*。]
フィオーラ?
あぁ、お前、アヤメんとこの…ちょっと前に、話は聞いてたよ。
[幼馴染が話していた事を、思い出した。似ている、といわれれば苦笑を返しつつ、少女が実を齧るのを見て、ぺち、と自分の額を叩いた。]
…あ。
俺、スティーヴさんとこ行こうとしてたんだった。
すまん、行くわ。なんかあったらまた言ってくれよ。
[言って手をひらりと振ると、膝を曲げて上へと飛び上がり、強く翼で一度空を叩いて縦に細く飛び上がる。
広い空へと出れば、もう一度下を見て少女に手を振り、*飛んで行った*]
[小さく、一度の首肯]
……ん、時間を取らせた。
[謝罪代わりに軽く頭を下げ、飛び立つ姿を目を眇めて見るも、
男が空に出る前には逸らした目線は振られる手を認めることはなく。
そっと、拳を握った]
[家に戻った狐に、屋敷の者は声をかけない。
麺を取ったあとならば、なおのこと。
己の場所に戻った狐は、愉しげな、まがまがしくも見える笑みを浮かべた。]
さて、どうするんだろうな。
巫女殿は、それに――堕天尸とやらは。
[紡がれた声は誰に届くこともない。
狐を外した男は、額に走る傷に触れた。
夜が更けてゆく。 やみが、深まっていった――]
[ゆるり、開く。
前にも後にも、
表情は浮かばず。
最後のひとつを食べ終え、手のひらを舐めた。
水場を探しに、足を向ける。
そう遠くはない場所に、川は流れていた]
[眼下にはみどり。
視界が開けるのは、川のそば。
狐は急ぐでもなく、のんびりと飛んでいた。
と、その視界に人の姿を。]
――あァ、拾われ者か
[つぶやく。
そして、高度を下げた。]
[ 部屋の中、背中の羽根を大きく広げる。
それにより風が舞い起これば、またもカーテンが揺れる。]
部屋にいるこの瞬間は気兼ねなくていいのですけどね。
[ いつものよう下着姿のまま背中を鏡に向ける。
振り返れば、漆黒の翼がそれに映りこむ。
左目をまた掌で隠し、機能する右目でそれを確認した。]
幻視というか…術の類は得意ではないのですが。
これは、もはや隠すのは無理そうですわね。
[ そう言って言葉を紡げば、翼は薄い金色へと色を染める。
あまり外では羽根を出さぬが良いか。
だが、それでは疑われてしまうだろうか。]
奇遇。
奇遇と言えば奇遇だろうけれど、
同じ島に住まうのならば、出会うことは往々にしてある。
[挨拶をすることも、
視線を向けることもなく]
貴方がどうであるかは知らないけれど、
私が森にいること自体、珍しくも無いのだから。
[眼は川面の姿を見る]
[ 洋服に袖を通し、髪の毛を整える。
思えばこの部屋こそ、自分の最大の檻だったではないか。]
……『虚』に『堕天尸』ですか…。
そんなに忌むべきものではないでしょうに…。
嗚呼…、でも、そうですね。
[ 鏡の前、化粧を施しながら独りまた納得する。]
確かに破壊されれば困ってしまいますね。
くす…ふふっ…あはははははは…。
[ 何が可笑しいか、嗤いが室内を充たす。]
嗚呼、まだ気付いていないのですね…。
[ 止まらない嗤いは反響し嫌に響く。]
[ そう、虚とやらは己に告げた。]
まだ気付いていないのですね…、御可哀想に。
とにかく巫女姫に封じられるわけにはいきませんか。
早急に何か考えなければなりませんね。
[ そう言ってベランダから海を臨む。
やはり空はその色を変えていなかった。
疎ましいぐらいに――――――。]
気?
……如何かな、
意識をしているつもりはないけれども、
余所者という事実が影響を与えている可能性はあるから。
[川辺に膝を突いたまま、
木上の男と会話をするさまは
第三者から見れば奇妙にも映るか]
世間話をしに来た、というようにも思えないのだけれども。
ヨソモノ、ねェ
アレが気にするようには見えないが、――あァ、お前が気にしているのか。
[くつり、わらって]
退屈凌ぎに来ただけだ。
他意もない。
かもしれない。
[己の事にも関わらず、他人事のように]
元々の目的は違ったのだろうから、他意はないに違いない。
退屈凌ぎ。
ならば、他者と話すのは確かに良い方法と言えるけれど、
それが楽しいか詰まらないかは別の問題となる。
退屈は凌げているかな。
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