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[聞かれたならば、咎められるのは必至の呟き。
そんな言葉も零せるのは共鳴の輪の異変のためか。
過剰な力に磁場が狂いでもしたか、他に理由があるのか。
今は、共鳴の輪から声が届く事はなく]
…んー…なんだろな、確かに……
[館の裏庭で…はた目からはぼんやり空を眺めているように見える。]
…やっぱ、まだ俺じゃ追いきれないか。
デカく揺らぐ瞬間なら判りそうだけど。
勿論、無茶はしないつもりだよ。
どうやらこの中で僕が一番弱いようだし。
頑丈といっても、皆が本気になったら一撃で倒されちゃう。
ナタ・リェさんこそ、無理しないでね。
気をつけて。
[広間から出ようとする背中に、コエを投げかける]
呼んだー?
[にゅっ……てまたですか]
ただいまだぞ、と
うーん、隔離……いや複写か。ともあれその範囲は此処と
[そう言って床──要はこの屋敷を指差し]
此処を中心とした半径1キロ球状ってとこだぁね
[幹に体重を預けていた所為で、崩れる体勢]
[落ちかけた身体を足で支えて持ち直す]
……いい。
[反応が過敏だとは己でも解り]
[表情が苦くなる]
[ふと、]
[改めて身を起こすと館へと視線を向けた]
[出てゆくナタ・リェの頷きに小さく微笑んで]
んー、私としては。
でも絡み合ってるから、ここならありっぽいの。
[時空の歪み関連は正確に理解できているか怪しく。
ハインへの答えもまた*かなり怪しい*]
無理はしないで、本当に。
[そんな顔を見て、小さく微笑んだ。]
……君は優しいね。
僕よりずっと。
[そうして、離れ、館の方へと目を向ける。]
僕は、あそこに戻るけれど、君はどうする?
少し、情報を整理しておきたいんだ。
にしても、だ。
[またゆらり、鎖を揺らめかせて]
セレスのあの気質は……誰に似たんだか。
[そんなもん、間違いなくお前だ、と。
聞くものがいたなら、総突っ込みが入りそうな呟きを漏らしつつ]
エターナル・ロンド。
我に伝えよ、彼の者巡りし力の波動……。
[静かな呟き。
ばさり、音を立てて真白の翼が大きく羽ばたく。
揺らめく光鎖の舞は、呟きに応じるよにその動きを早め]
[どちらへ向かえばいいのか。
わざわざ二人して告げに来た時の竜の事が気にならぬ訳もない。
なれど。出てゆく前に向けられたは、彼の仔の側にと言う視線]
……セレスも、言っていましたの。
信じねば寂しく思うやも知れぬ、と。
[それに、側にある事で少なくとも役に立てるならばと。
本当の事がいえなかった負い目も在り、溜息を一つ零して。
館の中に居るはずの愛し仔を探し、気配探しつつ廊下を歩み出す]
[己の呼びかけから逃げるように扉を抜けていくナタ・リェに小さく息を吐きつつ頭を掻いて]
複写とかっつー話は詳しく分からねぇが、ともかく俺らはその中に囚われてるっつーことだよな。
出る方法とかってどうなってんだ?
[手段はあるのかね、と呟く。時空王の登場の仕方についてはもはや何も言わず驚きもしなくなった]
いや待て、その返答じゃ分からん。
ありっぽいと言うが、何がありで何が無いんだ。
[ブリジットの返答ではさっぱり理解不能だったり]
[笑みと共に告げられる言葉、]
[否定は無駄と悟ったか其れには答えず]
嗚呼、僕も、戻る事にする。
[代わりに後半に肯定を頷きと共に返す]
……誰に似たのだか、
幼子がやらかそうとしているようだから。
反抗期に浸からなければ好いけれどね、
うっかり抜け出せなくなるような。
[知る者なれば誰を指すか明確な台詞を発して]
[右手を幹に当てて身を起こすと、一歩踏み出した]
そう? ふーん。よばれたきがするんだけどなー
[そう言ってブリジットをニヤニヤ見る。いじめカコワルイ]
あ、麒麟さん。空間が微妙に不安定で何が起こるか分からないから、一人で出歩くのは危険だぞ、と
[出て行くナタ・リェに忠告]
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