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[外へ向かう寸前、時の竜から受けた視線。
御無理をせずと言っても無駄であると知るが故に、ただ見送って]
――お気をつけて。
[腕輪を介し投げるコエは届かないであろうけれど。
それでも、祈りにも似た想いを込めて囁く]
[――渇きに似た衝動]
[霧に濡れ湿った幹に手を添える]
[翠樹の力、なれど模倣されし物]
[ならば己の糧とも成り得るかと]
" ... C#Zfb, "
[軋む樹木。]
[枯れゆくに似た様相で急速に衰え、]
" kLjcqh. "
[異音を立て][粒子に還り][彼の内へと]
[身を預けていた緑は跡形もなく失せる。]
[純粋に奪われたと思わないのは何故か。
理解するには遠く、苗床は不思議に思って、窓に手をかける。
そうして、身を乗り出して外を見る。]
――… いってみようかな。
[落ちても*けがはしないだろう*]
久しいなオトフリート。
と言っても先日機鋼界でまみえた気もするのだが、お前も相変わらず懲りずに厄介事へ巻き込まれているようではないか。
[ブリジットの案内で館の前へ着くと、屋根の上にオトフリートの姿があった。ミハエルは屋根の上へ声をかけた。]
……早速だが挨拶代わりと思って、一体何が起こっているのか手短に説明しろ。時空間がどうとか、そういう事はお前に説明させるのが一番手っ取り早い。
その様子では早速あたりを探っていたのだろう。
居たぜー。
最初同じ風使いでも居るのかと思ってたんだけどな。
それが疾風王だってんだから驚いた驚いた。
[リックの言葉にうんうん頷いて返す]
あー、なんつーか、珍しい体験はここ最近物凄くしてる気がするぜ…。
この間なんか精霊界に急に飛ばされるし。
疾風王と手合わせ出来たのも、ここに飛ばされたせいだしなぁ。
ここにヒトが来ること自体珍しいらしいし。
珍しい体験が多すぎて、これが珍しいことなのかも分からなくなってくるぜ。
[言いながら大袈裟に肩を竦めた]
ああ、身体は頑丈じゃねぇと続けられねぇ仕事もしたりするし、必要に迫られてってやつかね。
まぁ、半分くらいとある人のお蔭でもあるが…。
[物凄く遠い目をした。誰のことを言っているかは分かる者には分かるだろう。相手から名乗られると少し佇まいを直してこちらも自己紹介]
あ、俺はハインリヒだ。
しがねぇ探偵やってる。
[名刺こそ出なかったが、名と共に生業も告げる。外を眺め、窓から身を乗り出す様子には「落ちんなよー」とだけ声をかけておいた]
そうだよね、オトフリートさんもだよね。
[ミハエルの隣、同じように屋根を見上げコソっと小声で呟いた。機鋼界の時空竜は巻き込まれで無い気もしますが]
ヘンな感じがするの。王の気配が読めないとか。
あれからまた何かあったり、した?
[リックとハインリヒには笑って答え]
コントロールは、まあ、なんとかなるでしょう。
これでも以前と比べれば、雲泥の差。
焼き餅焼きだから、機嫌を損ねないようにしないと。
[その後、疾風王の話になると、目を丸くした]
えー、マジ。疾風王ってすっごく偉い存在じゃん。
そんな方がここに居たなんて、僕もう少し早く来ればよかった。
一生で一度でもいいから、会ってみたいな。
僕なんかが手合わせなんてしたら、瞬殺されそうだけど。
[そう憧れの目で話すユリアンは、かの事件の時に、
一瞬とは言え疾風王を呼び出していたなど知らない]
[と、詩が聞こえそちらを向くと、女性がみるみる変化していき、
先ほど出会った麒麟になっていくのを目の当たりにする。
時空王の時と違って叫ばなかったのは、その旋律に含まれる
安らぎと慰めの気配のせいか]
[なんてことは、全くなく]
ええええええええええええええええ!
女の人が、麒麟さんになった!
もしかして、さっきの女の人が麒麟さん!?
[音無きコエで叫びまくっているせいである]
[呼びかける声に、閉ざされていた目が開く。
紫の右目に浮かぶのは、銀の刻印。
それが浮かび上がるのは、特に強い力を用いている事を示していて]
……おや、ミハエル。
君も、来ていましたか。
え、ということは、ナタ・リェさんが麒麟さんの名前で、
さっきの女の人も麒麟さんで――
えっ、ごめんなさい。
今まで、全然気がつかなかった。はい。
今の状態でもマシな方、ってか。
ま、機嫌を損ねねぇようにってのには同意だ。
[ユリアンに返しながらけらけらと笑う]
死合いじゃねぇから手加減はしてくれると思うぜ。
俺の力量を見たいとか言ってたしなぁ。
現に俺もかなり手加減されてただろうし。
何があったか、と聞かれても、答えられる事は限られてるかな。
そも、大元の元凶……時空間の歪みの発生の理由がわからんのだから。
[そんな前置きから始めて、セレスに聞いた事と、今の自身の探査で得た事を話し始める]
……と、まあ、そんな感じで。
俺たちは、『複製』された空間に閉じ込められた、と。
時空王以外の精霊王は、本来の空間におられるようだ。
[麒麟が歌は波紋となりて、旋律を紡ぎ、空間を奮わせる。
歌うが故に応えられはせぬものの、音なきコエは確かに届いて。
あまりの驚きように、申し訳な気に尻尾を揺らす]
ふうん……。
機鋼という奴は、どうにもよく分かるようで分からないな。きっと分かっているのだが、どう表せば良いのか……馴染みを持てていない所為なのだろうが。
[腕を組んで少し考えている素振りをした。
一通り話を聞き終え、オトフリートへ目を移す。]
……しかしあまり先走って力を使うと、後々で困るぞ。
特に今回は子連れなのだろう?
オトフリート。
……?!
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