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[ 虚空へと、手を伸ばす。
瞬間、風が起こり、大きく枝が撓んだ。
ノイズにも似た耳障りな音を立てて、無数の緑が舞う。
彼の身体は宙に放り出され――或いは自ら飛んだのか、
定かではないが、その中に飲まれる。
何も、見えない。
そして小さな嵐が収まった後には、
何事もなかったの如く、地に在った。
その瞳の色だけを、揺蕩う闇の色に変えて ]
[ 魔に喚ばれ、彼は往く。
そして、
堕ちて、辿り着いた。
感覚が研ぎ澄まされていく。
もしくは、己が二つに分かたれ、
尚且つ両の意識を保っているかのような。
存外、悪くはないものだった ]
さって――…と。
まずは、 どうしますかね。
[ 呟く様は、先程までと何ら変わりはない。
山を下ろうと無造作に歩を進めながら、
取り出したカメラのレンズ越しに景色を見る。
剣道を止めてから始めて、すっかり趣味になった行為。
なのに、撮るときの彼は、少しも楽しそうではない ]
面白くしないと、ねえ。
[ フィルタを通した世界は、*何とも詰まらなかった* ]
[ そうして変わった感覚は、
今までは知る事の出来なかったモノを捉える。
――即ち、魔と呼ばれる存在を ]
……へーえ。他にもいたのか。
しかも、あれとは毛色が違いそうだな。
[ 少し、試してみようか。
そんなことを考え、
手首を内側に向け、それから外側へと反らした。
まるで、何かを投げるように。
否、“投げた”。
生まれた不可視の風の輪は、
上空をたゆたうモノを目指して飛んでゆき、
間近で弾け、小さな旋風を生み出す。
――どうも、お仲間さん。
そんな声を、運んで ]
…神宮司さんの?
[からん、と氷が音を立てて崩れる。
サッキーって、ミッくんって誰。とは一瞬思わなくも無かったが、
聞き取り調査の結果、無事生徒会会計の彼女と、
生徒会長の従弟殿を示す渾名と判明した。大変解りにくかった。
…まぁ実際、委員の関係上急遽連絡をとる事もあったし、会計を勤める彼女のものは知ってはいるけれど。
――問題はそれよりも。]
(…さぁて、どうしようか)
[直接知らなくても、意識裏で聞けば自宅ぐらいは判るだろうが。
しかし今、四瑞に――特に彼に意識を向けるのは自分的にも得策じゃない。
遅かれ早かれ接触はするだろうが、…不要な情報を与えるべきか否か。]
…まぁ、神宮司さんの連絡先なら知ってるから、教えましょう。
鳳くん?の方は、…従姉の方の連絡先なら判りますから、あとで聞いておきますね。
[事実に相違は無い。ひとまずははぐらかす事に決めた。
それじゃ携帯取って来ますね、と席を立って、
はた、と思い出した様に振り向いた。
からりと、氷が溶ける。]
――あぁそういえば、璃佳。
貴女は“何か”見たりしてません?
[笑みのまま問う言葉は、あまりに唐突なもの。
直接過ぎる問いだが、気にしない。これが一番判りやすい。
…尤も、質問の意味を聞かれても、*はぐらかすばかりだが*。]
―宝条家―
[ぴーんぽーん]
あ、おったおった。タマキちゃん、ただいまー。
[炎天下でばててたのが、イトコの顔を見るや笑顔になる。
当然のように上がりこみ、冷たい物をねだって後ろを付いていく]
うん、もちいる!
[アイスティーの勧めに頷き、自分用に注がれた分を一息で干した。
二杯目を次いでもらってから、冷房の効いたリビングのソファーをクッション付きで陣取る。
天国ーとご満悦でアイス食べつつ尋問…やのうて質問タイム開始]
[(タマキの)苦労の末、話は大体通じて。
空の皿にスプーンを置き、なにやら思考しているイトコを見守る。
住所録ドコだっけとか考えてるんやろと、裏の顔に気付きもしない]
わ、やっぱりタマキちゃん頼りになるー! よろしゅうな!
しっかしミックんて、んな名前やったっけ?
いっちゃん最初に聞いたきりやから忘れてたわ。
[めんどくさがりの共犯者は、あだ名を諦めるのも早かった。
そんなコトを思い出しながら、申し出に感謝して。よもや従姉=生徒会長とは知るよしもない。携帯を取りに行く姿を手を振って見送り]
えええぇっと、“何か”ってナニかなー?
[タマキの笑みを直視できず、眼鏡の陰で視線がめっちゃ放浪。
小さな頃から、大好きなイトコのお兄さんへの隠し事は下手でした]
いや、あんな。
ちーっと暑すぎて幻覚見たんやも知れへんねん。
やから話半分でええんやないかなーって思うんやけど、
こーんなちっこいサイズのトカゲに髭生えたみたいなん、見えてん。
[まあ、大して時間かからず下呂った訳です]
なんや飴食べよ思って包み剥いたらおってな。
色同じやし、暑いし、見間違いかなー思うてそんまま食べてもうたんやけど……。
あ、味はマンゴーのまんまやったで?
[沈黙はえらい痛く、氷が溶ける音が*よう響きました*]
[ソレは魔が風の輪を投げた瞬間、自分以外に同質の存在がこの付近に潜んでいるのを認識した。
自分とは進化の質というのか、根源というべきか……ただ生きてきた環境が違うというだけでは語れない、一種の同質異物とでもいうのか。ともかくそのようなものであると感じたのだ。
ソレは空を飛ぶ時にはあえて見つかっても誤魔化しが聞くように鳥の姿に擬態していた。
しかし、風の輪を認識した瞬間に、表面皮膚が亀甲状へと変化した。
もちろん、性質まで変化させた訳ではない。
それでもソレが本来持っている雷を用いた変化は、電子自体の組み換えを無意識に行う事で、電子の硬度は変化させる事が可能であった。
亀甲の皮膚に軽くとも、傷を生みだす一撃が命中した。
ぐらりと飛行していたために不安定だったバランスが崩れる。
追撃がくる――!
瞬間的にそう思った。
が、それはなかった。
遊ばれた? んーん。違う。仲間がいるぞ。と、挨拶を投げかけたのか?
ソレは皮膚を再度空を逝く者の羽へと変化させ、一度注意深く周囲を飛翔してから、協力者である彼の元へと戻った]
*/
現段階。
木:蒼龍>?
火:朱雀>俺様
土:黄龍>佐々木
金:白虎>五十嵐
水:玄武>桂
木:麒麟>九条院(いない)
火:鳳凰>鳳
土:霊亀>?
金:応龍>環
木/風:天魔>悠悟
金/雷:天魔>?
[確かに絵心に秀でている訳でも無ければ、
仮にも空想上と呼ばれる生物に通じて居る訳でも無いが、
…しかし]
――トカゲに髭。
[……その表現は、微妙な気がするが。
いや、思い当たりが無くは、無い。]
……恐らく、間違ないですね。
璃佳が、“見て”ます。
[数時間前に交わされた会話を肯定するように、ぽつりと]
*/
ふむ。そうすると現段階
(相克)
木:蒼龍/九条院/悠悟 > 土:佐々木/霊亀
↓(相生)
火:俺様/鳳 > 金:五十嵐/環/天魔B
↓
土:佐々木/霊亀 > 水:桂
↓
金:五十嵐/環/天魔B > 木:蒼龍/九条院/悠悟
↓
水:桂 > 火:俺様/鳳
*/
それにしても、いい加減この表から九条院を外してもいいんじゃないか俺。
というか、そろそろデジタル赤ひよ子と語り合え(語り合うのか
*/
…このメンツだと十干ってどうなんのかな。
甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸
木・木・火・火・土・土・金・金・水・水
…遙かってどうだったっけ…。
風・雷・火・?・呪・土・光・星・水・?
4だとサブ込みの十干だからなー…。
…。
……食べたの?
[…黄龍を? とまでは聞けないが。聞けやしないが。
うっかり口に出してしまいそうな位には衝撃的だった。
見たどころか、どうやら口にしているとは。
物理的なものでは無いのだし、流石に食中りなどは起こさない…と、思う。思いたいが。]
――…璃佳。
[たっぷりと時間を空けて、漸くの沈黙を破って出た言葉は、
浮かべたままの笑みも相俟って、さぞ痛かったに*違いない*]
…仮にもトカゲに見えたものを、口に入れるのは止めなさい。
[階段駆け下り、昇降口から外へ。
そのまま校外に出よう……としたら、後ろからどつかれた。
振り返った先には、目の笑っていないいいエガオ]
あー、ええと。
[逃げ損ねた。
そんな風に思ったのは一瞬。
まあ、逃げられるものではないのだが]
/*
なんと見事な強縁故
サヤカ(木)→相生→ミックん(火)→相生→リカ(土)→相生→タマキ(金)
怖いです生徒会長。殺られる。
サヤカ(木)→相克→リカ(土)
[それから、家に帰りつくまでの間の延々のお説教は。
もしかしたら、応龍には聞こえていたかも知れない。
接触を開いていたのなら、恐らくは霊亀にも]
─瑞雲神社─
[そんなこんなで、小言を聞かされながらも従姉と共に帰途につき。
石段の下で、別れる事となったわけだが]
「……ところで、光那」
……なんだよ?
「『五神』がは傷ついた場合や、『天魔』を捕えた時に、『隔離の陣』の中に置くのはよいのだけれど」
ああ。
「……建前上は、どうするつもり?
私たちの事情を説明して、世間一般が納得できるわけ、ないでしょう? 警察沙汰になる可能性は、理解していて?」
……あ。
[忘れてたようです]
[惚けた反応は予想通りだったのか、従姉は深く、ふかくため息をついた]
「そんな事だと思ったわ……手配をしておいて、正解ね」
手配?
「学校の方に、生徒会主催の特別合宿を行う、という申請を出してあります。
『隔離の陣』に送った人は、建前上は、それに参加している、という事にして通しましょう。
ある程度までなら、情報操作もできるし……」
あー……悪い。叔父貴にも、迷惑かける。
「そう思うんなら、お父様の期待に少しでも応えて差し上げてね?」
……それとこれとは、話が別だろーが……。
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