情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [44] [45] [46] [47] [48] [49] [50] [51] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
影を。
[その言葉だけで急に現れた気配の理由が肯定され青年は頷いた。
此処が影輝竜の気に入りの場であれば申し訳なく思いながらも、一時との声を否定し緩く首を振った。斜めに傾けられた手の影の顎の線と掬うような視線の気配から逃れ、しゃらり瀟洒な音が鳴る]
いえ、白昼夢など目を閉じればいつなりと。
それに場を均すあなたの気は毒も薬も和らげましょう。
[顎の線を隠した仕草と裏腹な老獪な台詞に興味を引かれ、逸らした視線を結われた髪の付け根に移す]
[ 音に誘われ眼差しは逸れ、精神の竜が触れた幹に向いた。一、二歩と樹に歩み寄り、幾年もの間大気に晒されて来た木の皮に手を這わす。
傍らに佇むアーベルの僅か覗く指先に視線は留まる。]
何処にも影は在り影の全てに私は在る。
しかし数多の影より一つの影を選ぶ所以があるとすれば、己の欠片が在りし故に。
それ以前に惹かれしは喧騒と静寂の合間が故が、力の存在か。
[ まるで詩を吟ずる者の如き独唱は、真実を語るにも虚実を語るにも聞える。
次いだ言葉は平易であったが。]
……一度、訪れた場所は辿り易い。
そういったことです。
[髪のくびれに留めた視線は前に出る影輝竜の動きにつれて幹を視界に収める。逸れた気配に眼差しを上げると彫像のように整った横顔と幹を這う手が見えた。
吟ずる如き独唱に耳を傾け記憶に刻みつつ、その視線の先と心の動きの気配を辿る。同じ言葉でも言う者の心により意味を違える事を青年は良く知っていた]
では、気に入りの場を邪魔したのは私の方ですね。
目的なく此処に来たのですから。
[最終的に簡潔に述べられた理由に笑みを深めて、見つめられる指先をエレオノーレへと差し出した。半ば以上袖の中に隠し心持ち斜めに上を向けた手は、淑女の手を取るようにも紳士に握手を求めるようでもある]
楽しい時間をありがとうございました。
また会議後の親睦会にでもゆっくりとお話を窺えたら光栄です。
[ ノーラの心、その水面に起こる微かな波紋は、自身を解せぬ疑問を示していた。夜の海に似た水面の奥底は容易には窺えぬ。]
いえ。快いものでした。
[ 流れた視線は深まる笑みを捉え、幹より離れた手はアーベルの差し出した指先に触れた。しかし僅か、指の腹で撫ぜるのみのそれは、壊れぬか確かめるようであった。]
此方こそ。その時を、楽しみにしております。
[ 影の、黒曜石に似た瞳が一時、硬度を放棄して細められた。柔く弧を描く唇も、穏やかな感情を示す。]
[均す事を得意とする影輝の竜から感じる微かな波紋は青年の砂地に波の形を浅く残した。心の揺れる動きを好む精神の竜は奥底を覗き込む無作法はせず、穏やかな笑みと眼差しを差し出された手に向ける。
触れた指先に伝わるのは紙に触れ固くなった手指の感触、微かに耳に届くのは青年の力を押さえる為の装身具である腕輪と指輪を繋ぐ鎖の微かな音だろう]
それならばよいのですが。
ええ、またいずれ。無事に勤め終えるよう祈っております。
[上げた視線はやはり黒曜石に似た瞳に向ける事はなかったが、顎を捕える視線は柔く弧を描く唇と穏やかな感情を受け取った。
青年が此処にいる事実が随行者としての無事を祈る定例句に僅か反語めいたが、言葉自身は偽りなく*告げられた*]
[共に着いてゆきはすれど、途中で別れ、竜皇殿から離れる。
建物を出て、向かう先は本を取り扱う店。]
[賑やかな竜都は、少し浮き足立っているようにもみえる。
先にも通った東西の道を、店舗を探して歩いた。]
……あぁ、ここですね。
[漸く見つけたその店に足を踏み入れる。
先刻までの様子とは違い、いつものような穏やかな表情であった。]
[ 去りゆく青年の姿を瞳に映す。それが消える頃、ノーラは目蓋を下ろした。
述べられた定例の句。十五竜王が一堂に会す場が平穏無事に終わるとは思えねど、今は一時、樹の幹に凭れて憩いの時を過ごす。
木と光の生む陰と一体になった存在は、枝を彩る木の葉の如く、*静かに揺れる*]
[やがて一冊の本を取り、それを購入すると、オトは再び竜皇殿に戻る。
天を見上げると、空はあおく、翠の目は硝子ごしその色を映す。]
[手に持った書物は、古くからの記録の書。
名簿に書かれていた精神の竜の方が、さまざまな事を知っているけれども、そう簡単に向かうわけにもいかない。
さすがに重いその本を持ちながら、立ち止まるはほんの一時。]
[一度、暗闇に隠れた翠の目は、天を見はしない。
手元の本に落ち、それから周りを眺めた。
さまざまな属性の竜が居るこの地の喧騒は、不快ではない。]
――……
[しらず詰めていた息を吐いて、向かう先――戻る場所は*竜皇殿*]
[そう、と、風が吹いたようであった。
天を見た翠の目は、闇色を帯びて。
閉めていた鍵をくすぐり、内側へと入り込む。]
[感情の波のように錯覚させるほど、それは容易く。]
[その目が見たのは、誰の姿か。
否、誰の――などとは、必要もない。そして見たのか否かも、風が流してゆく。
抗うことのできない、優しさに隠された感情。]
オティーリエを選ぶか
オトフリートを選ぶか
選べるものはどちらか
選べぬものは"両方"
片を望めば片は哀しみ
片を失えば片は苦しみ
片割れでは足りないのに
両方が揃っていなければ
二人の"オト"は一人で足りず
昔に望んだのはもう一人の"オト"
[開かれた扉からあふれた、ずっとずっと中にしまっていた願い。
かなうこともないと、割り切っていたはずのそれは、容易く幾つもの鍵を開けてしまった。]
[吹いた風はどこかへ消える。]
[願いが心を巡り、天のあおは閉ざされた。
代わりに開かれたこころが、感情を作り出してゆく。
魔族としての部分を押さえるために、消していたそれは――闇よりもくらく、心の中を駆け巡った後に横たわった。]
[流れていた風のような"何か"の存在など、そこには欠片も残されなかった。
あきらめたはずの願いを叶えるのに、何が必要なのか。]
[オティーリエは、"知っていた"。
すくなくとも、今は。]
方法は、 ――そばに。
[竜皇殿はそこにある。
その願いを、叶えるために必要なものが。]
[願いとともにあふれ出た感情が隠した下で、警告のようにか細い感情が動いた。
それは本人には届かない。
心をつかさどるものには伝わったかもしれないが――意味を成すことはないのだ。
そうしてすぐに、隠され、閉ざされた。]
[暗翠の目がとらえた竜皇殿は、何一つかわらずそこにある。]
[だけれど、それを奪う力は――しっかりと今、体の中に*息づいた*]
中
…昨日の竜王の事思いだすと本気で失踪しそうなのが。
思い出すと吐き気が。
思考固まってまともにログ見れなくて方向転換も出来なかった。今も見れない。
各位、特にノーラとオトにはあらためて謝罪を。
メモでまた謝りたおしたい気持ちでいっぱいです…ウザイしネガいし雰囲気悪くなるからやらないけど。
…ほんとすいません。
もう命竜王は動かさない。
聖霊竜神系、かつ設定がこまかいシリーズは以後自粛する。
今はとにかくクレメンスにだけ集中する。
村に入った以上逃げはしない。が。
久々に立ち直れん。
時間たてば回復するかな…。
[青年の姿は東殿のテラスにあった。気配を消した青年の姿が動く事なく佇めば、宮殿を飾る装飾の一つにしか見えず誰の意識にも留まらない]
………。
[対の西殿を睥睨する瞳は紫紺の色彩を晒し、銀縁の眼鏡は胸元に揺れる。何者の干渉も許さぬ会議場は逆に言えば中から外の様子を知る事を阻み、それが段々と赤味を帯びた紫に変わっていっても王からの咎めの心話は入る事はなかった]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [44] [45] [46] [47] [48] [49] [50] [51] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新