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[エルザの怪訝な心を感じ取るも、今は説明する時間はないと判断し青年は先を急ぐ。エルザの足に無理がかからぬ程度に様子を見ながら]
そうですね。
傷跡が深くならぬ内に決着をつけないといけません。
[口元の笑みが薄くなり、重い息を吐いて前を向いた。目の前に西殿と封印の壁にレンズ越しの紺碧を細め見上げる]
[ダーヴィットの放つ炎が焦げ消えていくのには小さく溜息を。]
力ずくじゃ駄目って事か。
まー力で解決するんなら、中の姐さんらがめいっぱいふんばれば何とでもなるんだろうけど、それしないってのはそういう事なんだろうな。
[内側からは駄目。外からも力ずくでは駄目っぽい。
えー。これどーするよと若干疲れた様子でいながら。]
法則性ねぇ…。
俺にはさっぱり分からんから役には立てそうにないんだけどさ。
封印じゃない?束縛?
んー…やっぱ難しいのかね。
[ブリジットを丁度見下ろすような位置で見ながら、紡がれる言葉は頭の隅に記憶してゆく。]
そうですか。
……あれ?
[何か思い当たるものがあるようで、そしてすぐには思い出せずに、眉を寄せる。]
ノーラ殿は、影輝王の声をお聞きになりましたか?
[外へ向かおうとする様子に、もう一度、声をなげて。]
――ご機嫌がよろしくないようでしたら、我らが王の責も多にありましょう。
お詫び申し上げます。
心配などしても無駄でしょう
[途切れたこえが伝わっているという事実に、いつものような言葉をかえせど、そちらもどこか力なく]
――わたしの、願いは。
[されど問われたことに、身のうちの願いが、ゆるりと起き上がる。]
あるべき、形に
[そうして届く精神の竜のこえ。
確かに体と心は少し、普段とは違う。]
あなたも、アーベル殿。
わたしは、貸しただけですから……
ゆっくりと、お休みください。
ええい、落ち着かんかい。
苛ついても仕様が無いものは仕様が無いのじゃ。
[ティルを押えるようにその頭に右手を置く]
「揺らすもの」か…。
竜王様達を封じることで世界を揺らすつもりなのじゃろうか。
…全ての竜王様が集まるが故に狙われた、と言うところじゃろうかの。
[エーリッヒとダーヴィッドの言と、ミリィの言葉に思いつくままに言葉を発す]
ふむ、バイパスとなりし者が居るとなれば、それを探し出し干渉を断てばこの結界のようなものは解けるのじゃろうかの。
多分、古き竜の方々はもう気付いているだろうし、王達も考えているよね。
[ダーヴの言葉に、しばし考え]
干渉を受けた者が二人…王達を封じるのに王と無関係の者に干渉するとは思えないな。…て、ことはあ…
あ、あんまり人前でぺらぺら喋らないほうが良かった、かな?
[気付くのが遅い]
[気を使われているのを感じて、速度を上げる。
途端にバランスを崩しかけるものの、すぐに立ち直ってその速度で足を進めて]
ええ本当に。
…決着、ですか?
[問いの形となった部分は西殿に辿り着くタイミングで出た為に、喧騒の中へと紛れていたか]
どうかしたのか。
[ 発された疑問の声に、結局は足を止めた。]
……何があったかは、予想がつくが。
そなたが謝罪することではあるまい。
慣れぬイズマルームも悪かろうよ。
そも、身を固めればよいのに。
[ 今、そのような事を言うても仕方あるまいが。
ふと、視線は外ではなく内へと誘われた。心の動きなどは分からねど力の乱れは察せられる。それを均すが、己が役であるが故に。
自然と零れ落つ溜息一つ。向きを変え、オトフリートから返る言葉も待たず、歩を進めた。]
…おうよ、アーベル。
[名はどこで聞いていたのやら。消えゆく青年にはそう返した。
色々と、まずくて面倒で。
それでもほんの少ぉしだけ、面白いかもしれないと。
思うのはこれが記憶にある限り初めての出来事だからか。
それとも渦中に己が関わっているからか。
あるいはオティーリエが関わっているからか。
甘い毒のように、様々な感情は身体に染みた。]
難しいと言うか、面倒そうと言うか。
……まあ、ここで諦めたら、氷破の名が折れる、というものです。
[命竜を見て、一度だけ微笑む。結界に手を当てながら、また虫眼鏡で覗き込ん所で]
『揺らすもの』……とは。久しく聴かなかった言葉ですね。これはまた。
[頭の上に置かれた手。
対なる属の感触に、荒れていた風はやや静まり、ひとまず構えは解いた]
そう、だろっ、けど、さ。
[零れ落ちるのは、小さな呟き。やや伏せた瞳には、微か、不安のかげり]
……「揺らすもの」?
なに、それ?
[それから、覚えのない言葉に一つ、瞬いて。
上げた瞳に、不思議そうな色を宿して、周囲を見た]
翠竜の仔、
――ベアトリーチェ?
[ ざわめきより離れた回廊。
幼児に対する呼びかけとしては相応しくないと、名を紡いだ。
低くも高くもない声は道の先にまで染み渡る。]
―→西殿―
[そのまま、思い当たらずに、本をかかえたままに西殿へ。
そのまわりを囲む結界と、そしてその前の竜たち。]
……矢張り、開きませんか。
「揺らすもの」?
バイパス…
詳しくお聞きしたいですが、誰か詳細をご存知ですか?
[聞きなれない言葉に、一同へと目線を流す。]
無駄とかそんな。俺の精神保養にはなるよ!
[言葉に少しずつ覇気は滲んできていたが。
彼女の願いには、一瞬、沈黙。]
二つに別れたいのか。
[ぽつりと呟く言葉は少しだけ、低い。]
−西殿・廊下−
[じいい、と仔龍は空を見ていた。
空から降ってくる、王の声]
…ヨンのばーかっ。
[ぷりぷりと頬をふくらませて、なんだかやたら楽しそうな声を聞く。
さて、どうしたものかとあたりを見回した。
誰かを探してみようと、ずるずると布の塊は歩き出す]
[届く言葉には、沈黙を。
それは如実な答え。]
[面々を捕らえた目は、確かに一度クレメンスを見たが、そのままに通り過ぎた。]
「揺らすもの」ねぇ。
ってエーリッヒ、あんまそれ口にすんなよ…。
[さも当然の如く話す機竜に肩を竦める。
口を塞ぐには十分すぎるほど、遅かった。
一つ、溜息をつきながら、自分が覚えていた知識を口にする。]
揺らす…天秤を揺らすモノ。
世界を見つめるもの。
揺らすことによる安定を引き起こすもの。
世界の恒久的な安定を嫌い、常に均衡が揺らぐ事を望む存在。
『撹拌者』『促進者』
そんな名前で呼ぶ事もあるな。
[速度が上がると同時によろめいたエルザに手を差し伸べかけ、速やかに立て直された姿勢にその手を下げた]
……えぇ。
[それは無事を願う答えか喧騒の中へと紛れてた声への答えか。
それ以上の説明をする事なく既に集まっている面々へ声を掛ける。
疾風の蹴りと生命の接触と氷破の虫眼鏡あたりを聞き、若焔の炎にはレンズの奥で紫紺の目を眇めた]
…!
ノーラ、
[廊下へと響く声にか、名を呼ばれた為か。仔の身体が跳ねる。
絡みつく腕からゆるりと視線を向ければ、昨日仔が酷く懐いた者の姿だった。
望む声とは異なったが、幼子に安らぎを与えるには十分ではある様。
ぺたりと床に乾いた音と一寸の翠を残して、影の元へと駆け寄った。
相手の断りも居れず、足元にしがみ付こうとするのは如何な者かと思えど
幼子に声を投げたところで、当人にそれを聞き届ける余裕は無い様だった。]
[何度かぽむぽむとティルの頭を叩き]
気持ちは分かるがの。
しかしそれを繰り返しお主が怪我をしてしまったりしたら、嵐竜王様も心配してしまうじゃろうて。
…クレメンスが居るから直ぐに治せはするじゃろうが。
[視線は一度ちらりとクレメンスへ]
「揺らすもの」は…。
儂も直接その騒動に関わったわけではないから詳細は知らぬのだがな。
古来より度々世界へ干渉を行っておるようじゃ。
[過去に事例があったことは書などにより知を得ているが、それ以上のことは分からず。説明をするクレメンスへと視線が再び向かう]
[口にした『揺らすもの』の説明だけで、各位どれほど理解できるのやら。
場合によっては、ロウやカオスの説明を交えなければならないか。
誰かしてくれるならそれでもいいけどなーとかちらと思ったのは不真面目の極み。]
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