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[と、ぴたりと動きを止めたのは
ユリアンの言葉のせい。]
あ、ききゅう、出来たの?
乗れる?浮く?
[バックの炎に怯える事もなく
腕を掴まん勢いで詰め寄って、じっと見つめる。]
[アーベルの言葉に目を瞠りつつ]
マジでか!?
てかてめぇ、悉く俺を貶めようとしやがって。
なんだこら、喧嘩売ってんのか。今なら買ってやんぞ。
支払いはボディブローでいいよな、な。
/*
> 生まれつきの力か何かの技術か、絵筆の力を辿れるもの。
くっ、自白剤は使えん……!!
まあ、飲ませている暇がないわな。
特にラスト近くになると。
逆呪殺されたい。
日数が減るのは、あれだ、守護者頑張れ。
薬使って似非科学ちっくに辿るか――
ああ、水晶花辺りが、使えるかな。
墓地のをこっそりと。
いいのか。いいんだ。
[とメンチきりかけたところで、彼の言葉に反応したエルザの詰め寄りと期待の目に、ぴしりと固まり]
………………イエ、マダデス。ゴメンナサイ。
[固まったまま、汗だらだら。]
まあ不便だな。傷口でも泳ぐときは染みて嫌だし。だが大丈夫だろ。医者だし
[医者だから怪我しない。なんてことはないのだが、無理と無事の境目はわかるだろう。
と、エルザに同意しながら応えて]
いやいや別に貶めようなんて思ってないぞ
[しっかり飛び火を与えたりしていたものの言葉ではなかろうが気にしない]
ってかそんなん売ってないから。でも空腹の胃が打たれると飯食えなくなるぞ
[事が起きたら買う気満々]
いや、荷物は1人でも…
……あ。
[答えながら、音のした入口を見ようと顔を出し。
短く零れた言葉が兄と被った。
兄程には苦手意識はないので、傍らをちらと見上げるだけだったが]
こんにちは。
オトフリートさんなら、今部屋に…
…って、兄さ…ッ
[ミリィにそう話し掛けている最中、隙をついてまんまと逃亡する兄]
…怪我してたんじゃなかったっけ。
[それにしては素早い動きに、呆れ半分で呟いた。
特に声を抑えたわけではないので、薬師にも聞こえたかも知れない]
…済みません。
僕も、失礼します。
[はたと我に返り。
結局自分で持つことになった荷物を元通り抱え、兄の後を追った。
追いつけるかどうかは不明**]
…そう、まだなの。
がんばって、ね?
[期待が削がれたけれども、笑顔は崩さず。
謝られる意味も理由も彼女には理解出来ないけれど]
がんばってね!
[笑顔で無自覚のプレッシャーをかける。
それから暫くすれば、アーベルの両親に会いに行くのかもしれない**]
…だな。がんばれよ
[エルザに続くようにいった言葉は、軽い口調だがからかうような意図はない。懸命なのあhしっているし、それは一つの願望を叶える形だからで]
さて、そろそろ行こうかエルザ。ユリアン。またな。
[と言って、エルザを伴って、広場へ行き、水を桶に汲めば]
ああ、もてるから大丈夫。ってか二人で持つほうがバランス悪くて持ちづらいしな
[なんて手伝いを申し出たエルザにはそう応えながら、また頭に桶を載せてバランスをとりながら、来た道を返る。]
[エルザからの笑顔のプレッシャーにぎこちない笑みを浮かべつつ]
ハイ、誠心誠意頑張ラセテイタダキマス。
[内心で、アーベルやっぱいつかぶん殴るとか思いつつ、その場が解散になれば、随分と遅くなった食事に*向かうだろうか*。]
ねぇ、かえろ?かえろってば?
おうちで、おばあちゃんが待ってるのだ。
……。
――あぁーん、アトリのいぢわる〜っ
[いつもは傍を離れたりしない、
だからこのトカゲを肩に乗せ連れていた。
ところが今、花畑に入った途端、
ひとりであんな高い所へ登って、呼べども戻らない]
[ついに泣きべそをかきだす少女。
するとそちらへトカゲは這い下りてきた]
…………。
[二人して仲良さそうに歩いていくエルザとアーベルを無言で見ている。
その目に一瞬寂しそうな色が宿るが、]
…………。
[無言のまま踵を返すと、彼は食堂へと歩いていったのであった。]
―家―
親父。母さん。水汲んできて、エルザにあったから連れて来たよ。
[言えば家から顔を出した両親。出てきたのは息子が帰ってきたからと言うよりも、エルザが来たことだろうと思っていればその通りのようで]
「よく来た。…元気そうだな…何か困ったことはないか…?」
「いらっしゃい。エルザちゃん」
[いつも寡黙気味なのに比較的口数も多くエルザに色々聞いているし、母は母でいつもどおりにこやかに迎えているのを見て苦笑しつつ、桶にいれた水を甕に*いれにいった*]
あ、アトリ―っ!
[今泣いたカラスがもう笑った]
[アトリが手元へやってくると、
ぱあっと顔を輝かせ、友を肩へ移し]
[振り返る。
そこにはきらきらしい花の絨毯が広がっていた]
あ、そうだ。
おばあちゃんに、お花。お土産なのだ。
[ここへやってきた目当てはそれ]
[鼻歌を口ずさみつつ、硝子のような花をつんでゆく]
♪〜♪〜♪
[綿毛をつむ際にうたう調べを選んでいたのは
無意識でのこと]
さ、これでいいや。
[花束を纏めるとキノコ畑経由の帰路につく。
途中、道の崩れた箇所を見つけて、眉をひそめた]
―花畑→広場―
……ふう。
おうちまで、まだ遠いね。
アトリのせいでなんだか疲れちゃったのだ…。
ひとやすみしてこ。
[広場の端。汚れた裸足で座り込んだ。
[花の束を抱え頭を傾けると、
流れる金髪にじゃれるように、肩のトカゲも動く]
[此処を通りかかる者があれば、おずおず挨拶することだろう**]
/*
今日の昼くらいには顔を出せると思いますが、先に一言おとしておきます。
仲良し狼とはいかないかもしれませんが、よろしくお願いします**
─図書館→広場─
[弟が、挨拶している隙を突いての一撃離脱。
痛みはあったが、捕まるよりはと走りぬけ]
……お。
[駆け抜けかけた広場の隅、座り込む姿に気づいて足を止める]
そんなとこに座って、どーしたぁ?
[トカゲを連れた少女に声をかける。
突然話しかけられた方は、驚いたやも知れないが]
んー、怪我とかしてるんじゃないんだなぁ?
もし、痛いとこがあるなら、図書館に薬師さんが来てるから、診てもらうんだよ?
疲れてるだけなら、元気が出るように飴ちゃん一つあげよう。
[色々と自分を棚上げした言葉をかけたり飴玉を渡したりしている間に、弟が追いつき。
じゃあなぁ、と手を振って再び帰途へ]
じゃあ、お前もちゃんと食べて、休めよー?
[別れ際、こんな言葉を投げかけて、アトリエへ。
反論に対しては、いつものようにへらりと軽薄に笑うだけだろうが。
アトリエにたどり着くと、はあ、とため息一つ。
滅多に他者の訪れないこの場所では、表で見せている軽薄さも薄れる]
……あー、バスケット。
後で、いいか。
[テーブルの上に置いたままだったそれを見やって、ぽつり、と呟く。
直後に、打ち付けた場所が痛んで、顔をしかめた]
……飲んで、少し寝とくか……。
[上着のポケットに突っ込んできた痛み止めの事を思い出し、小さな声で*呟いた*]
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