人狼物語 ─幻夢─


32 緋キ花咲ク泉ノ畔デ

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見習い看護婦 ニーナ

[理由は他にもあったのですけど、それ以上は口にしませんでした。
幾人かが去り、新たに現れた色のひとからはお酒の臭いがしました。
あまり好きな臭いではなかったので、眉が寄ってしまっていたかも知れません。]

分かりません。

[質問には、それだけを伝えました。]

(156) 2008/11/22(Sat) 12:01:14

見習い看護婦 ニーナ

[だから、というわけでは決してないのですけれど。
わたしは杖を頼りに、椅子から立ち上がりました。]

済みませんが、灯を貸していただけませんか。
此処のことを知っておきたいのです。

[番人がいると思しき方向に眼を向けて、尋ねました。
灯があれば色が見えますから、時間は掛かりますが、独りでも歩くことはできます。
危険なものや細かい障害物は分からないので、少し不安もありますけれど。
他人に頼ろうと思わなかったのは、先程の言葉もあったからかも知れません。]

(157) 2008/11/22(Sat) 12:23:29

見習い看護婦 ニーナ、メモを貼った。

2008/11/22(Sat) 12:23:56

冒険家 ナサニエル

それだから、これからどうしたものかと話し合っていたのですよ。

[指で唇を拭い、]

私も詳しくは知りませんが、自称・番人氏が言うことには、何でも此処は「終焉の地」であるとか…。

[静かにシャーロットから聞かされた話を説明し始めた。*]

(158) 2008/11/22(Sat) 12:25:42

冒険家 ナサニエル

[話しながら、杖を持って立ち上がるニーナを不思議そうな顔で見た。
彼女にはものの形が判らないのだということを彼は知らない。]

(159) 2008/11/22(Sat) 12:28:43

冒険家 ナサニエル、メモを貼った。

2008/11/22(Sat) 12:35:18

見習い看護婦 ニーナ

[木の杖を右手に、差し出された灯を左手に、扉のあるほうへ歩き出します。
背後では先程の説明を繰り返す声が聞こえました。
ふと、視線を感じた気がして扉より少し手前で振り返ります。
青い色が見えました。]

(160) 2008/11/22(Sat) 12:41:47

踊り子 キャロル

[黒の門の軋む重い音]
[押し開くのに合わせ、鈴が揺れた]
[冷たい外気が膚の熱を奪い、その白さを覚まさせる]

うつくしい月。

[空を仰ぐ姿勢は変えず、緋の靴を道の先に進める]
[纏う緋は徐々に花の緋に紛れた]

(161) 2008/11/22(Sat) 12:55:57

踊り子 キャロル、メモを貼った。

2008/11/22(Sat) 12:56:33

書生 ハーヴェイ

[窓から飛び出し、門を抜けて、外へ。
月下の緋色は美しく、しかし、どこか疎ましく]

……は。
いい趣味。

[吐き捨てるよに呟いた後、左の腕を押さえる。
右手の下にあるのは、微かな熱と疼き。

その熱を厭うように、歩みは自然、泉の畔へ]

(162) 2008/11/22(Sat) 13:05:03

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。

2008/11/22(Sat) 13:05:40

踊り子 キャロル

[月の皓を宿す緋は、現実よりも幻想に近く]
[時折、戯れに女は花弁を引き抜き放った]

――あら。

[泉へ向かう道なりに行くと見える人影]

[リィン]
[鈴の音が存在を主張する]

何処かで擦れ違われましたかしら?

(163) 2008/11/22(Sat) 13:17:24

見習い看護婦 ニーナ

…何か?

[少しの間の後、問えば返事はあったでしょうか。
わたしがその部屋を出たのは、それから*暫く後のことでした。*]

(164) 2008/11/22(Sat) 13:17:32

見習い看護婦 ニーナ、メモを貼った。

2008/11/22(Sat) 13:17:58

書生 ハーヴェイ

[耳に届く鈴の音に、ふと歩みは止まる。
振り返った先には、鮮やかな金の髪]

玄関通ってないから、すれ違いはしてないと思うが。

[疑問の声には、端的な答え]

(165) 2008/11/22(Sat) 13:29:00

踊り子 キャロル

[緩やかな動きで女は首を傾げ、青年を見た]
[豊かな金色が、背より流れ落ちる]

手品でしょうか。
或いは、魔法?

[窓からという考えは、女には無い]
[問い掛けつつも、緋色の靴は泉への道を踏む]

(166) 2008/11/22(Sat) 13:36:21

書生 ハーヴェイ

手品や魔法、か。
……そんな洒落たものが使えれば、退屈もせずに済むんだろうが。

[軽く肩を竦めた後、泉へと歩みを進める]

答えは、窓。
月に誘われた気分でね。

[口にするのは、実際の心理とはかけ離れた理由]

(167) 2008/11/22(Sat) 13:43:27

踊り子 キャロル

[女は泉の畔で足を留め、膝を折る]
[緋色のドレスが濡れる事の無い様に片手で押さえ]
[逆の手で、水面にネイルを塗った爪先を差し入れた]
[広がる波紋]

退屈ですか。
これほどにまで、うつくしい景色があると言うのに。

[くれないから落ちる言の葉は憐れみの色を帯びる]

手品でも魔法でもなく、軽業でございましたか。
――月ならば、退屈はしのげそうでしょうか。
女でもなく、酒でもなく、面白い御方なのですね。

(168) 2008/11/22(Sat) 13:57:25

書生 ハーヴェイ

景色は悪くないが……どうにも、この満開の花が、ね。

[広がる波紋を見つつ、ため息と共に呟きをもらす。
憐れみの響きは、気にした様子もなく]

月を眺めるのは、嫌いじゃないらしい。
……面白い、のか?

[言葉の最後の部分には、やや、首を傾げる]

(169) 2008/11/22(Sat) 14:05:22

踊り子 キャロル

[泉にうつる望月を歪ませる前に、波紋は薄れて消えた]

あかは、御嫌いですか?
それとも謂れがなのでしょうか。

[女は立ち上がり様、濡れた指で顔の横に垂れた金の髪を耳へと上げる]
[指先についた雫が首筋を通り、鎖骨に落ちた]

ええ。
雅を理解なさる殿方は珍しいと。

[くれないを横に引き、女は青年の傍らへと足を進める]

(170) 2008/11/22(Sat) 14:16:25

書生 ハーヴェイ

色彩がどうとか、じゃないな。
……多分、花の謂れか……。

[蒼氷はしばし、瞑目する]

花にまつわる「何か」が、あったから……かね。

[呟くよな言葉と共に蒼氷は開き、右手が左の腕を抑えた]

月が好みなら、雅、になるのか?
考えた事もなかったな、多分。

[抑えつけるよな仕種と裏腹、口調は軽く、冗談めく]

(171) 2008/11/22(Sat) 14:25:39

学生 ラッセル

[黒き門の傍らに、佇んでいた。
肩に羽織ったブランケットが、
薄い外套のように風にはためき波打つ。

絶えず陰影を変える布から、
彼方まで続く花の海に視線を転じた。]

ん――誰か、いる?

[木々の作る道の先に、ちらつく影。
首を傾げて考え込む間を置いてから、歩みを向ける。]

(172) 2008/11/22(Sat) 14:34:18

踊り子 キャロル

[緋色を纏う女は、青年の答えに口許のくれないを笑みの形に変える]

花の…?
欠けた記憶の裡にでございましょうか。
何をか、思い出されはいたしましたか?

[伏せられた蒼氷]
[見えぬはずのその色彩を覗き込むよう、女は顔を近付ける]

私はその様に思いますけれど。

 [リィン]
[持ち上げた手は、青年の腕を取ろうと伸び、止まる]

この色は?

[あかに見える色彩に、女の関心は寄せられる]

(173) 2008/11/22(Sat) 14:38:56

書生 ハーヴェイ

……思い出した……訳ではないが。
何か、引っかかるものがある……って、所か。

[呟きはどこか独り言めく。
雅の解釈には、そういうものか、と呟いて]

これは、まあ。
……見たとおりのもの、としか。

[腕に伸びて止まる手。
色彩の意を問う言葉には曖昧に返し、蒼氷を女から逸らす。
逸らした視線は、緋の中の道を歩む姿を捉えた]

……月夜の散歩は、流行なのか……?

(174) 2008/11/22(Sat) 14:46:09

学生 ラッセル

[花咲く流れに抗い進んでいく。
縮れて寄り添う花弁は反り返り、
長く伸びた蕊は彎曲し天の光を受け止める。
立ち去る者を惜しみ愚図る幼子のように、
微かな風にも頭を揺らしていた]

戻るから、平気だよ。

[かけた言葉の意味を、花が理解することはあったか。
ふと風が止み、かれらの動きは止まった]

(175) 2008/11/22(Sat) 14:48:40

学生 ラッセル

あ。
ヴィーに、キャロ。

[月明かりに照らされる二者の姿を認め、歩みは早くなる]

何、してるの。
……秘密の話でも、していた?

[半ば足を覆うズボンが土に塗れるのも気にせず、
泉の傍らに寄り、問いを投げた]

(176) 2008/11/22(Sat) 14:54:04

踊り子 キャロル

[呟きめいた言の葉を、静けさに満ちた月下の世界で聞く]

厭な記憶ならば、戻らぬままの方が良いでしょうか。

[曖昧な答えが二つ]
[蒼氷が逸らされても、碧の色は腕のあかから外されない]
[未だ腕は中途な位置に留まったまま]

ラッセル殿。

[新たに増えた声に、ようやく碧眼は向きを変えた]

(177) 2008/11/22(Sat) 14:57:51

書生 ハーヴェイ

別に、何、と言うわけでもない。
月に惹かれて彷徨い出てきたら、たまたま同道した、という所かね。

[やって来たラッセルの問いに、軽く返す。
他に理由がないとは言わぬが、他者に言うほどのものでもなく]

……さて、記憶に関しては。
どちらがいいのか、今の俺には皆目見当もつかないね。

[キャロルの言葉には、呟くよに返して。
碧が逸らされた紅を隠すよに、左の上に右を重ねて腕を組んだ]

(178) 2008/11/22(Sat) 15:02:42

踊り子 キャロル

[何を、と問われ、直前に聞いた言の葉を口にする]

月夜の散歩でしょうか。

ああ、いいえ。
たわいもないお話を。
月や花や雅や、その様な事を。

[思い出したかのように、女は再度くれないを開く]

ラッセル殿は、この花は御嫌いでございますか?

(179) 2008/11/22(Sat) 15:04:07

学生 ラッセル

[密やかな花は、主張はせねど、微かに香を漂わせる。
仄かに甘いような、饐えたような。薄く、包む匂い]

ヴィー、まだそのままなの?
クーに叱られるよ。

[自分は寒さ対策をして来たのに、と言うように、
白の布を掴んで揺らしてみせる。
尤も、後者の遣り取りは当人同士しか知らない事だが]

(180) 2008/11/22(Sat) 15:09:11

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