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キャロル様?
[鈴の音に振り向けば、女性は立ち上がりこの場を去る様子。
一瞬身体が動きかけるも、途中で止まり頭を下げ返すに留まった]
あら。貴方は良い思想をお持ちなのですね。
実は美学の専門家などではないかしら?フフフ。
[眼帯の青年に、感嘆の右眼を向ける。]
高度なご意見だと思います。実に興味深い。
…。
[周りで交わされる言葉を解するのが、だんだんと難しくなっていきます。
疲れているのでしょうか。
ふと、意識を戻したのは鈴の音。
金と赤の鮮やかな色が、遠ざかって行くのを眼で見送りました。]
[額からずり落ちたタオルがぽとりと胸に落ちる。
それを受け止めてくれた少女に感謝の視線を向け、]
そうでしたか……。
お手数を掛けてすみません。
痛い……かどうかは。
すみません、よく分からないのですが多分大丈夫です。
[初めて聞く男のひとの声が一つ。
そう言えば少し前に、倒れたひとがいると運ばれていたのを思い出しました。]
目、覚めたのですね。
[周りの様子からそれを悟り、そちらを向くと青い色が見えました。]
眼帯の目が疼く、か。
傷でもあるのかしらね。
同じ隻眼でも、傷をそのまま晒してる人も居るけれど。
[視線はふともう一人の隻眼の人物へと向けられる]
気付いたら、ね。
まるでいつの間にかここに居た私達みたいな感じだわ。
それでも、なんだか厭うような仕草だったから。
謝罪だけは受け取って頂戴。
ぷはー!
なかなかの葡萄酒じゃねーか。
だがどうせ貰ってくならもっと強い……
[空になった瓶を投げ捨て、消えそうな蝋燭の灯りを頼りに広くない地下室を探る。片隅に置かれてた瓶を持ち上げて炎に照らし口笛を吹く。焦茶の目に映るブランデーの深い色]
あるじゃねーか、いいヤツが。
二、三本いただいて…あ゛ー、気付けとか言ってたっけ。
もうどーせ起きてるだろうしいいか。
[小さめの瓶を一本ポケットに突っ込み、二本小脇に抱えて地下の階段を上がる。扉を閉めた弾みで残された蝋燭は消え、暗闇に煙が細く揺れた]
くすくす。まぁ、受け入れるとは言っても、
すべてを額面通り受け取っているわけでは。
全面的に信頼するには、ナンセンスですから。
[メモを取るペンが鈍く光る。]
たとえば。あくまでも、架空の物語ですよ。
私が、今ここでこのペンを振り回して。
虚を突かれて、みんな餌食に。有り得そうですね。
[思案するばかりの一同を見回しつつ。]
美学の専門……どうなのでしょうか。
ただ俺は、神が与え給うた「美」を素直に享受できないだけの、愚者かもしれません……
[奇妙な動きをする右目に、静かに声を掛けた。]
お礼は私よりクインジーに。
頭をぶつけたりとかしてなければ良いのだけど。
良く分らないと言うのも不安だけれど、大丈夫なら良いわ。
[受け止めた濡れタオルを手元へと引き寄せたたみ、視線を向けて来るナサニエルに微笑んだ]
そう卑下しなくてもいいと思いますよ。
貴方は私の興味を引いた。誇ればいいです。
[眼帯の男に笑みを向ける。]
貴方とは有意義な話ができそう。とても。
そう。
人狼と呼ばれるものは、
それを齎す為に居るのだって。
[己が異質とは知れど]
[己と同じ者に会ったことはない]
[されど、その違和に気づかぬままにかれは言う]
そうそう。
名を名乗るのを忘れていました。
俺の名は、「ギルバート」……
おそらく、自分の名をこれと認識しているようなので、これが俺の「名前」なのでしょう。
以後、お見知りおきを。
[恭しく、一礼。]
そう言ってもらえるなら。
気も楽になるわ。
[笑み返してくる眼帯の青年にもくすりと笑みを返した。そう言えば、とその青年に自分の名を告げ、相手の名を聞き出そうとする]
[困惑したようなナサニエルの言葉にまずは頷きを返して]
ええ、ここに居る人は皆同じ境遇らしいわ。
番人を除いてね。
話は……信じるのも馬鹿らしい話ではあるのだけれど。
[そう前置きをしてから、アーヴァインから聞いた話をそのままナサニエルへと告げた]
[誰に断る事も無く、女は廊下の先を行く]
[チリン]
[鈴のか細い音色が、足を留める動きに合わせて鳴った]
ごきげんよう。
[ブーツの重たい音にも、女は唯くれないを横に引くのみ]
[二度三度と首を振る。
翠は揺れたまま、意識して逆の方向へ。
転じられた先は窓の外に輝く望月]
あんなにきれいなのに。
[会話から外れた呟きが毀れた]
[若く無邪気な同族の聲が、聞く『耳』を擽る。]
成る程。
終焉を齎す者……か。
であるなら。
それは俺に最も相応しい。
[男は喉を鳴らすようなかすかな嗤いを聲に乗せた。]
[覚えのある声に、そちらを見やる。
先に担ぎ込まれたナサニエルが目覚めたのを見て取り、そちらは他に任せればいいか、とすぐに視線を逸らした]
……きれい……?
[それから、ふと耳に届いた呟きに、蒼氷はそちらへと]
ギルバートさんね。私はイザベラ。
[ギルバートのことをメモに残す。]
さてね。彼の話はどうあれ、今後のことを
みんなで考える必要があるかもしれないわね。
集団生活には、ルールが必要ですから。
ありがとうございます、マダム。
お褒めいただき光栄にございます。
[イザベラに微笑み、そして周囲に視線を向ける。]
――ところで。
先ほど赤毛の青年が言った通り、この「終焉」とやらは何の終焉なのだろう……ひどく、奇妙だ。
「終わり」は、「始まり」が無ければ終わりはしない。「始まり」の無いものは、ただ漫然とそこにあるだけなのだ……ということを忘れてはいけない。
「始まり」を提示されていない「終焉」は、何の「終わり」なのだろうか――…
このまま「番人」の御方からの説明が何も無いままならば、答えは極めてシンプルだ――…
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