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まあ、正直なとこ。
ゼルでリトライした最大の理由が『次元魔法バリエーションの実演』なので。
なるべく、バトルやっときたい、ってのがあるのだよな。
同感。
しかし、血の気が多いのは否めないと思うがね。
真っ先に誰でも良いから、挑戦者求む、というのは。
[口の中に残る飴をがり、と噛み砕いて]
まぁ…ボクは他の学科の魔法を見れれば別に良いんだけれど。
出るからには勝利を一応、目指さなくちゃあ、ね。
ふんふん、寮の食堂が含まれてて。
おろ、結構飛び飛びに空間作って繋げてるんだな。
[盟友を介して小さな次元回路を開き。それを通じて結界内に取り込まれている場所を把握していく]
一応、隠れる場所もあるっちゃああるかな。
さて、どうするかねー。
[そんなことを呟きながら作業して居ると、周囲に鬼役であることに気付いた参加者が集まり始める]
おっと、あんまり悠長にはしてられないか。
ベル、いっちょ頼む。
『仕方がないわねぇ』
[肩に乗っていた灰銀がぴょいとライヒアルトの頭へと飛び乗る。そして大きく息を吸い込むようにしてから]
『…少し、大人しくしてて頂戴』
[周囲の参加者に向けて得意のブレスを吐き出した。精神属性の龍である灰銀のブレスは雑念を呼び起こす。しばらくの間、参加者の集中を乱すことが出来るだろう]
そんじゃ俺はしばらく雲隠れっと。
-開け次元の門
-我が盟友を介しその扉を開け
[何も無い場所に移動用の入口を作り出す。灰銀と共にぴょいとその中に飛び込むと、そのままライヒアルトの姿は消えて行く。開いた次元の扉も、直ぐに閉じてまた何も無い空間へと戻って行った]
さて、まずは慣れたフィールドの確保かな。次元がいい感じに捩れてるけど、この程度ならとりあえず天球儀の場所に変更はないはず。
[言いながら一枚の符を取り出すと、言霊を唱え始めた]
返答せよ! 祖は誰ぞ!
[その瞬間、符は彼女の手からふわりと空に浮き上がり、駆けている彼女と同じ速度で移動し始めた]
「我は風。大気に普く小人と交わりし清廉なりし者」
ならば答えよ! 先見えぬ暗闇を振り払うには如何なる法か!
「先見せし者。透にて敏なるその動きまさに疾風が如く――」
[符と会話を繰り返すごとに、符に魔力が集まっていく。そして一定値を越えた瞬間、符は一陣の風となった]
『我は疾風の影なり――』
[風となった符は一気に第二別館を探索するべく、飛び去っていった]
[同感、の言葉に笑みは深まり]
そうか? これでも貧血気味なんだが。
……ま、いきなり全員で鬼に群がるのも、面白くはなかろう?
[零れる言葉は、冗談めく]
魔法を見る、か。なら尚更、積極的に仕掛けた方がいい気がするがね。
うっし、上手くいった!
[これが新しく生み出してみた符術――符呼術である。符に簡易知性を与える事で、符からも魔術的な言霊を発生させ、...と符の言霊による相乗効果から従来の威力を上げる技だ]
くっくっくっく! ライ、見てらっしゃい。ギッタギタにしてやるんだから!
[先を行く符から情報を受け取りながら、...は駆けていく。
なお、本人は気づいていないが、簡易知性を与えるなんて高度な技術がそうそう上手くいくはずもなく、偵察がわずか二十秒で終わってしまったのを床に膝ついて項垂れていたのは、もう少し後の事]
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1:東館 2:南館 3:西館
4:第一別館 5:第二別館 6:食堂
流石に北館は繋げないよな、と思いつつ割り当ててダイスを振ってみる。
これで第二別館が出たら運命(何の
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……。
ラ イ ヒ ア ル ト だ!
[むちゃくちゃな呼び名に語気を強くして訂正]
長けりゃライかライヒで良いよ。
他からはそう呼ばれてる。
わるいなぁ?
あんたらの相手はしてられへんのー。
[立ちはだかる参加者をひょいと抜けて、いつの間にやら屋根の上へ。]
さて、しばらく高みの見物とさせてもらうわ。
[望遠鏡覗くように片手を丸めて遠見の魔法。]
[そんなミリィの状態なぞ露知らず。ライヒアルトが次元の扉から現れたのは第二別館だったりする]
よっと。
…んー、流石に自分が思う場所にはなかなか行けないか。
この結界自体次元魔法だしなぁ。
『そうね、アンタより実力のある者が張ってるから、それを上回る力量がなければ自在には行けないでしょうね』
[灰銀も頭の上で周囲を見回し、簡易的な解説を入れる]
ま、これはこれで面白いかな。
移動した先に誰か居たー!ってことにもなりそうだけど。
『ホントお気楽よねぇ、アンタは』
じゃあ、血の気が多いヤツから血の気を自分に引くつもりか?
[其の目は笑ったまま、銀色を見据え]
…それも同感。
儀式としては、それを目指して欲しいんだろうけど?
まぁ、ボクは探知の魔法は持ってないし、委員会のご期待には添えないけれど。
[瞼を閉じれば小さく笑いつつ]
全く持って其の通り、なのだけれど。
仮にも勝利を目指してる身、出来れば厄介な相手は他の挑戦者に潰して欲しいんでね。
[そう、背中を向け、歩き出す。
数歩歩いたところで、立ち止まった]
…とは言え、貴方は挑戦者の中でのレベルは高いだろうし、放っておくことは勝利からは遠ざかる。
そうだな…この結界という"魔法"も見ておきたいし。
暫く歩き回ろうか…
ボクの気が済んでも、誰も戦闘してなかったらお相手願おうかな。
[振り返り、そう笑いながらゼルギウスに告げれば、今度こそその場から立ち去ろうと歩き出す*]
別人になってるし。
アンタさぁ、自分で名前間違えられたらどう思うよ?
[不機嫌そうな声が魔道具を伝う]
つか名前聞いて無かったような。
俺も教えたんだからそっちも教えろ。
んー、そのリアクションはあれやな?
ややこしい名前つけてもた親のこと恨んでるとかその手のアレやんな?
…あんさんもたいへんやなぁ…ライトくん。
[ふむふむむ。]
んー、あたしはレナーテってことにしとくわ。
別に得物はナタとかじゃあらへんよー。
人の血の気で、自分を活性化はできんけどな。
生憎、俺は吸血鬼の一族じゃないんで。
[返す言葉はどこまで本気か戯言か。
儀式の狙い云々には触れる事無く]
君子危うきに近づかず、というヤツか?
……ま、気が向くようなら、来るがいいさ。
[楽しげな様子を崩す事無く、ウェンデルを見送り。
さら、と零れてきた銀糸を後ろに追いやりつつ、上を見上げる]
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どう見ても勝ち目がない件について。
トリッキー頑張ります。
バトルRP村で、一日二戦、って事は、最高二日で8人。
一日では4人。
回さなきゃ損でしょ…多分。
一日目に負ければ、二日目に喧嘩ふっかけても良いよn(マテ
うーん、しかしここだと勝手が分からないしな。
出来れば西館か食堂に辿り着きたいところなんだけど。
『その場所に出るまで歩きまわれば?』
えー、疲れんじゃん。
でもそれか空間飛ぶしかないんだよなぁ。
この様子だと目的の場所がある方向に歩いても、別の所に繋がってそうだし。
繋がる先も毎回変わってそう。
[先程の空間把握で感じ取ったことを口にする。灰銀は少し感心するようにしながら尾を揺らし]
『アンタにしては上出来じゃない。
伊達に得意と言ってないわね』
…何か馬鹿にされてる気がするんだけど?
『褒めてるのよ』
[お決まりのやり取りをしていたり]
……さて。
一応、自分で調整した結界な訳だが。
[目には直接見えぬ力の流れを眺めつつ、独りごちる]
ん、移動には、差し支えはなさそうだな。
[差し支えなくても、自在に移動する気があるかと言えば、きっぱりないわけだが]
ま、取りあえずは、他の連中がどう動くか、眺めさせてもらうとするか。
[どこまでも楽しげな口調で言いつつ、近くの木の枝にひょい、と飛び乗り。
召喚した『魔本』を開いて*ページをめくった*]
間違える方が悪い。
[きっぱり]
間違った名前で呼んだら返事しないからな。
レナーテってことにしておくって……偽名なのか?
得物はナタだろうが何だろうかどっちでも良いけど。
へーぇ。
じゃレナーテで。
長い名前覚えられる自信は無い。
で、そっちはどうよ?
がっつく連中に囲まれたりしてねぇ?
こっちは早速囲まれたからベルのブレスぶっかけて来た。
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