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何か迷いそう。
[現にしっかり迷いながら歩き続け]
協力の方法かぁ。
挑戦される前に妨害するとかもアリだと思うけどな。
参加者減らしてくれるとありがたくはあるけど。
とりあえず逃げておくさー。
はぁ……、まだまだ改良の余地あり、か。
[項垂れているだけでは仕方ないので、その後五枚の符を使って何とか天球儀まで到達した...は手にした符を見て大きく溜息をついた]
方向性は間違ってないのよね。発動時間がかかるのを除けば。でも高速詠唱なんてしたら言霊がバラバラになるしなぁ。
[何とか儀式中で改善策が見つかればうれしいなぁと思いつつ、とりあえずライの探索を行うことにした]
ん〜……。探索は普通の式神タイプでいいか。
[言うやあっという間に四枚の符が蝶へと変わった]
みんな、頼むわよ。
[...の声に一度だけ頷くように羽ばたいて、第二別館の探索へと飛び立った]
[周囲の騒動を文字通り他所に、ぱらり、ぱらりと『魔本』のページをめくっていく。
今の所、積極的に動くつもりはないようで]
……他の連中は、元気だねぇ。
『……あなたは呑気すぎるのではなくて?』
[のんびりとした一言に、水晶龍は呆れたようにぽつり]
そうか?
とはいえ、俺は別にがっつく必要もないからなぁ。
[そういう問題なのかと]
[空間の境目を目指してふらふらり。さっき出て来たところを戻っても良かったのだが、心理的に別の所を通ろうと言うのが働き。少し館内を歩いて別の境目を探す]
広さ的にこの辺に…ああ、あった。
……と?
[境目に入ろうとしたところでひらりと舞う何かを見つける。一瞬きょとんとしたが、直ぐに灰銀が声を上げた]
『ライヒ、ありゃ魔法だ』
げ、と言うことは…!
[こちらに気付いた蝶が反応するかのようにひらりと舞う。嫌な予感がしてすぐさま境目へと飛び込んだ]
[歩けば歩くほど景色は巡るめく変化を遂げる。
そこに法則性を見つけることは難しい]
なかなか面白いな…目的を持っていなければ、だが。
目的を持っていようものなら、ストレスが溜まりそうだ。
[また景色が変われば、辺りを見回して]
…さて。
戦闘と言える戦闘は起きてないのか?
それとも、一方的な戦闘ばかり起きているのか。
どちらにせよ…面白くないな。
[何かを思いだしたのか、小さく笑い]
[そのうち、一匹が...が望む最重要人物を発見することに成功した]
ふ、ふふふふふふ……。見つけたわよ〜〜〜!
[まるで巨人が短距離をしているかの如く、激しい地鳴りを上げて、...が突貫を開始! 遠くにいても多分近づいてくる足音は聞こえる]
[蝶っぽいもの連れて、歪んだ空間をとことこ。]
やー。ウエルンデやったかな?
これあげるわー。
[金髪のあたまについてきた蝶乗せてダッシュ!]
おや。
[何かを乗せられ、ダッシュで逃げる後ろ姿を見れば。
一つ瞬きをして…ほくそ笑む]
"鬼ごっこ"か?
[頭の其れを手に取れば、その後ろ姿を追いかけ。
逆の手の中にマナから石飛礫を作るとレナーテに向けて投げつけた]
ついでにっ。ウェンデルだっ。
[どこに抜けるかなんて考えている余裕は無く。抜けたのは南館内部だった]
うひー、なんだよあの地鳴りみたいな音!
どこの重量級だ。
[聞かれたら更にヒートアップされそうなことを呟きつつ、万一同じ場所に抜けた場合を考えて南館内を駆ける]
くっそー、食堂行って一息つけてぇ。
『この様子じゃしばらくは難しいかしらねぇ。
ここにも参加者が居ないとは限らないもの』
─第二別館→南館─
……お。
[本をめくる手が止まる。
真紅に宿るは、愉しげないろ]
随分、元気に走り回ってるなあ。
[何が、とは言わず。ぱたむ、と『魔本』を閉じる]
適当に、挨拶に行くのも悪くはない、か……さて。
きゃん!
[後頭部に石ころ。つんのめってころり。]
うひゃ〜!
[カラカラ笑いながらマナを練り、逃げつつ狐火を{1}個放つ。]
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