─詰め所近辺─[鋭い視線と共に、向けられた問い。一度、自衛団長を見て。それから、蒼の瞳をそちらに向けて]……一年前にも、同じような事、あって。その時、いなくなったのが、俺のダチだった。……そんだけ。[短く言って、肩にとまる隼の翼をそう、と撫でる。ハンスが団長に告げた言葉には、どこか不思議そうに瞬いた]