[アーベルの言葉にきょとりとして]……だって、別の場所のことまで私には把握できないし[つまり他で何かやらかしてる可能性あるとみてるわけですねわかります]っと、私そろそろ行かないとお祭りのことでちょっと話してこないといけないんで[そう言ってぺこりとお辞儀そして立ち去り際に、ああそうだ、と呟くと]……帰る家があるなら、そこに帰った方がいいよ[アーベルに対し、肩越しにそれだけ言う僅かに覗けた顔は、少し寂しそうな色を*浮かべていた*]