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[余計な動きをしなければ良かったのかもしれない。
もふっとしてても当たり所が悪ければ]
きゅう。
[しっかりと潰されるのである]
[べちゃ、と二人が巨大ふわふわの下敷きになり、数分後。
ふわふわの下で風が渦巻き、徐々にふわふわを持ち上げていく。]
あああああ…………どっせぇぇい!!
[ぶわんと、一際強烈なつむじ風によってどこかへ飛んでいく巨大ふわふわ。
うつ伏せで、はぁはぁと肩で息をする。]
やばい、ふわふわやヴぁい。
もこもこぬくぬくマジやヴぁい。
[心なしかお肌がつやつやしていた。]
[ちょろりちょろりと、各所に顔を覗かせて]
ふわふわ発生率が高いなぁ。
しかもきっちり食らってる辺りが。
学長の魔力吸い過ぎたんじゃねぇの、こいつら。
「迷宮ん中、ふわふわで埋め尽くされたりせぇへんやろか」
その時は時空移動させちまおう。
ふわふわ達も自分でどっか行ったりするだろうし、大丈夫だとは思うが。
[ふわふわに関してはしばらく様子を見て。
増えすぎるようなら先程と同じように、生徒が移動してから半分くらい回収して行く*ことだろう*]
[巨大ふわふわを吹き飛ばしてもらった後もどこか暢気に]
くー。
[魔力にしっかりと捕まっている人と猫はうつ伏せたままだったり]
[うつ伏せでちょっぴり恍惚としている彼女の背に背負われたブロードソード。
そこに巻かれた布は何時の間にか解け、その刀身を露にしていた。
それは一見したところ、とてもでないが剣として使えるようには見えないぼろっちいものであった。]
んぅ?
[ぽやーとした顔で寝返りを打ちブリギットを見る]
あ、助けてくれたのね。
ありがと。
[ふわりと微笑む。
背負われた剣の様子に気づくのはもう少し目が覚めてから*だろう*]
あーうー。
いあいあ、どういたしましてー。
[まだぼんやりしているのか、受け答えもどこか覚束ない。
しっかりとした意識を持ち直すのはもう少し*後になってから*。]
/*
出遅れ+低速+先落ちのコンボとかorz
動きが悪くて本当にごめんなさい、ブリギッテ。
調子今夜中に戻せるよう、気合で頑張ってくるわ。
[かなり雰囲気の良い空間に、少し男っぽいながらゲルダのような美女を連れているのにドキドキしながら、歩を進めていると、不意にカチリと足元から音がした]
ん?
[何か石が凹んだような感覚を足の裏から受けつつ、ゆっくりと視線を落とすや]
「――!」
[ゲルダが後方へと飛んだ。その唐突の行動に、「へ?」と間抜け面を晒した瞬間、ガコン! と真横の壁が開いた。「は?」と続けて間抜けた声をそちらへ向けた瞬間、マテウスの仮説が正しいと言わんばかりにはちきれんばかりの魔力に体のもこもこを二倍くらいに膨らませたふわふわが雪崩のように襲い掛かって――!]
ああっ!?
[驚愕の叫びを上げた瞬間、ふわふわの雪崩が止まった。
慌てたおかげで長髪が顔の前面の半分を覆う形になっていて、その隙間から全ての人に恐怖を与える三白眼が見え隠れ。つまり森林の奥から獲物を捕食するために準備している虎のように見えてしまっている訳で。
ふわふわは思わずその場で回れ右。ゼルを背に何やら相談を開始した。
そのまま一分ほど待っていると、再度ふわふわはゼルの方へと振り返った]
は、はい?
[そしてそのまま「ゴメンナサイゴメンナサイ」と喚きながら、壁の中へユーターン! 倒れた壁が魔力で持ち上がり、そのままパタン。と閉まった]
…………。
「ふむ。世界で一番、どんな要因にも逃げない怒らない安全な魔物ふわふわすらも眼力だけで追い返す、か。さながら君の眼力は『隕石落とし(メテオスォーム)』並か」
[俺って一体……。とその場に崩れ落ちるゼルであった]
俺だってふわふわでもふもふとか憧れるんだぞー!**
/*
ふわふわぱらだいすですな。
というか、奴ら合体するんか……!(待てよ原作者)
つか、うん。
アレがなんなのか。
実は、俺も明確に決めてない。
一番最初に書いたあれん中では、「魔法実験の最中に生まれた存在」とかしといた記憶はあんだけど。
うん、あれなんだよね。
通路いっぱいに積もってるのを、鞭の薙ぎ払いで巻き上げる描写を書いてみたかったから出しただけな気がするぜ!(お前)
そのまま一匹レイトの使い魔化したのも勢いだけだったはず。
白いマントのフードに薄紫がもそ、っていうのが当時やたらとツボに入ったんだよなあ。
/*
つか、学院系のネタやってて、あの若気の至りに思い馳せると、ふと『女神聖戦』書きたくなります。
プロットと書きさしの手書き原稿、どのファイルに入れといたんだっけかやぁ……。
今の体系に合わせて梳き直す必要はあちこちあるけど。
機鋼と影輝がない時代だから。
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