人狼物語 ─幻夢─


40 【昔々、あるところに人狼が】

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牧師 メルセデス

[牧師はふと、寂しい気持ちになりました。
見ず知らずの旅の人も
飲んべえのお医者さんも
気立ての良い、馴染の店主も
牧師はたくさん、たくさんの人を見送ってきたのです]

皆様、どうか安らかにお眠りください。

[ちょうど掃除を終えた頃、お腹がくぅくぅと鳴りました]

そういえば、この間は女将さんいらっしゃいませんでしたね。
どこかへお出かけされてたんでしょうか。

[女将のご飯を求めて、牧師は宿屋へと向かいます]

(102) 2009/06/15(Mon) 22:06:42

木こり ドミニク、そうこうしている内にアナが泣き止んだのでほっとしたのでした。

2009/06/15(Mon) 22:08:31

奉公人 ドロテア

……よかった、落ち着いたみたい。

[子羊を抱きしめたアナの様子にほっとするものの、]

ことのほか悲惨……って。
あら。あらら。

[アルベリヒの言葉に、眼鏡の奥の瞳がまぁるくなりました。]

(103) 2009/06/15(Mon) 22:09:42

少女 アナ

〔だいぶん落ち着いてきたらしいアナは、目を何度も何度も擦って、ゆっくりと辺りに視線を巡らせる。〕

 ふえ……
 木こりさん、ドロテアお姉さん、アルベリヒさん。

〔それから、ほかの村のひとたちも、何事かって顔でちらちら。〕

 ……ごめん、なさい。
 アナ、びっくりしちゃって……。

(104) 2009/06/15(Mon) 22:09:50

隠居 ベリエス

 ドミニクという木こりの男に教えてもらったのじゃ。
 わしが知らん顔を見掛けた、という話をしたからのう。

[旅人が質問に答えるのを聞くと、そうかそうかと満足そうに頷きました]

 そりゃあ良かった。まあ、ゆっくりしていっておくれ。
 それと、おかしな噂には耳を貸さんようにするのじゃぞ。

[おじいさんの言葉の意味は、果たしてルイに伝わったのでしょうか]

(105) 2009/06/15(Mon) 22:10:03

少女 アナ

 ……アルベリヒさん。
 だって、フリーとエリーじゃ、
 見た目はそっくりでも、ほかが違うもの。

〔当たり前のように、アナはいう。
 抱きしめたままだった子羊を解放して、ね?と首を傾げるんだ。〕

(106) 2009/06/15(Mon) 22:11:26

奉公人 ドロテア

ああ、いいの、気にしないで。
驚かせてしまったのは、わたくしですもの。

アナちゃんに怪我がなかったなら、よかったわ?

[謝るアナに、にっこり笑って言いました。]

(107) 2009/06/15(Mon) 22:12:47

牧師 メルセデス

[宿屋につくと、一人の老女が牧師を出迎えます]

こんにちは、ゼルマさん。
女将さんは、いらっしゃいますか?

[話を聞くと、どうやら女将さんは留守のようです。
牧師は残念そうな顔で、肩を落としました]

(108) 2009/06/15(Mon) 22:14:23

木こり ドミニク

おう。

[アナの謝る声に木こりはただ一言答えました。
 顔が怖いとドロテアやアルベリヒに言われたので、出来るだけ見ない振りをしているのです。]

……ちっちぇえアナにはちと荷が多すぎるだろ。
どうせ帰り道だ、半分持ってやらあ。

[無愛想なりに泣かせたことを気にしているのでした。]

(109) 2009/06/15(Mon) 22:18:20

旅人 ルイ

なるほど。
ドミニク殿か。

[当の本人がちょっとした騒動にまきこまれているなんて知らず、旅人はうなずきます。]

そうさせてもらうつもりだ。

おかしなうわさ、というと。
ホラント殿のいっていた、人狼の話かな。

[ベリエスの忠告に、思い当たることはひとつしかありませんでしたから、旅人はそう言いました。]

(110) 2009/06/15(Mon) 22:18:53

少女 アナ

〔ドロテアにはなんていったらいいか困った様子だったけれど、アナはちいさく頷いた。それから、おそるおそると立ち上がって、ドミニクを見あげる。〕

 木こりさん、ごめんなさい。
 こわい、顔、って思ったわけじゃないの。
 ほんとうよ?

〔あちこちうろつく視線は、嘘って、きっと、ばればれだ。〕

 ……ちょっとだけ、ほんのちょっとだけは、思ったけれど。
 でも、アナ、木こりさんが優しいって、知ってます。

(111) 2009/06/15(Mon) 22:19:05

羊飼い アルベリヒ

ほいほい、チーズね。それなら丁度宿屋に届けるところだ。余分にあるから後で分けてやるよ。
それを肴にまた飲むんだろう?

[木こりに応えて、にやりと羊飼いは笑いました]

全然違うかい?おいらは自分の羊なのに、その違いが判らない。
アナはすごいよ、やっぱり。

(112) 2009/06/15(Mon) 22:21:21

牧師 メルセデス

[牧師は宿の中を見回しました。
老女の近くで、老猫ヴァイスの金色の眸が輝いています。
何かを誘われれば、無下に断るのも気がひけて]

すみません、それでは
お茶を一杯いただきますね。

[牧師は近くにあった椅子に座って、お茶を飲み始めます。
熱いお茶に舌をちょっぴり火傷しながら、牧師は口を開きます]

あの、ゼルマさんは
人に化ける獣のお話って
聞いたこと、ありますか?

(113) 2009/06/15(Mon) 22:24:57

羊飼い アルベリヒ、割れた油の入れ物も拾って、袋にひとまとめにしました。

2009/06/15(Mon) 22:25:00

少女 アナ

 ほんとう? 木こりさん。
 でも、今度は気をつけるから、アナ、だいじょうぶよ?

〔ぱちくり、ドミニクの申し出にアナはまたたきをする。
 それからようやく、ぷぅんと漂う油のニオイに気づいたみたいだった。〕

 あ……っ。
 入れ物、割れちゃった? 中身、だいじょうぶ?

〔全部はだめになっていないようだけれど、いくらかは零れてしまっているようだった。〕

 ……ごめんなさい、ドロテアお姉さん。
 油、お返しするの、遅くなっちゃいそう。

(114) 2009/06/15(Mon) 22:25:54

牧師 メルセデス、メモを貼った。

2009/06/15(Mon) 22:27:05

少女 アナ

〔アルベリヒに褒められると、アナは恥ずかしそう。
 荷物を受け取ろうと両手を差し出しながらも、頬はまっかだ。〕

 ううん、羊のお世話ができるアルベリヒさんのほうが、
 やっぱり、ずっとずっと、すごいです。

(115) 2009/06/15(Mon) 22:28:02

隠居 ベリエス

 そうそう、そのことじゃよ。
 もう耳に入ってしまったのじゃな。

[おじいさんはルイに頷いて、少し残念そうに白いまゆげを下げるのでした]

 あいつはいつも、根も葉もない噂を仕入れてきよるから……。
 余り、気に病まんようにの。

[おじいさんはすまなそうに言いましたが、旅人の様子を見れば、そんな心配はご無用なのかもしれません]

(116) 2009/06/15(Mon) 22:29:10

木こり ドミニク

……オイラも帽子、被るかあ。

[視線を感じて見たアナの態度に、木こりは下手な冗談を言ってみせます。
 しかし優しいと言われると、むすっとなるのでした。
 それが照れているのだとは知っている人は知っています。]

優しかねえ。
それにホントだ。ついでだからな。

[遠慮するアナに、矛盾したことを言います。
 そして、先に配達してしまおうと歩き出すのでした。**]

(117) 2009/06/15(Mon) 22:31:25

羊飼い アルベリヒ

ドミニクは、アナを手伝った方が気持ちが楽になるんじゃないかな?
だから手伝わせてあげるといいと思うよ。

[羊飼いは拾った荷物を半分だけ少女に渡して、残りは木こりに渡しました。子羊は少女の足下でおとなしくしています]

(118) 2009/06/15(Mon) 22:31:59

奉公人 ドロテア

[ドミニクとアナが仲直りできそうな様子に安心したのか、ほっとしたような笑みが浮かびます。]

油? ……慌てなくてもいいのに。
それに、入れ物が割れてしまったのは、わたくしも悪かったのですから。
本当にごめんなさいね、いきなり大きな声を出して。

(119) 2009/06/15(Mon) 22:32:08

【赤】 牧師 メルセデス

[そういえば、と狼は思い出します。
昨日聞こえた不思議な声を。
近くに仲間がいるのかもしれません。

獲物を先に獲られては、大変。
でも一日に沢山の狩りをしては
人間たちにとっても警戒されてしまいます。

狼は、その仲間と一緒に狩りをしよう、と考えたのでした]

(*7) 2009/06/15(Mon) 22:32:54

木こり ドミニク、メモを貼った。

2009/06/15(Mon) 22:33:40

木こり ドミニク、羊飼い アルベリヒにチーズの礼などの意味を込め、頷き返すのでした。

2009/06/15(Mon) 22:35:42

羊飼い アルベリヒ、少女 アナに「羊の世話はおいらの仕事だからね」と笑いました。

2009/06/15(Mon) 22:36:16

少女 アナ

 ……わかりました。
 それじゃ、お願いします、木こりさん。

〔ふたりにお辞儀を、ドロテアにはもう一度ごめんなさいを言って、ドミニクと一緒に、アナは、家へと戻っていく。
 でも、帰っても家には誰もいなくって、食事は手つかずのまま。
 どうやら、ホラントは昨日から家に帰っていないみたいだった。
 そんな事実を知ったアナはぷんすか怒りながらも、ついて来てくれたドミニクに、お礼を言ってお茶をごちそうする。二日酔いには効くのかな。
 ありがとうと言うアナは、もう、こわく思っていないみたいだった。**〕

(120) 2009/06/15(Mon) 22:36:33

少女 アナ、メモを貼った。

2009/06/15(Mon) 22:38:30

老女 ゼルマ

−夕方−

[女将さんの行方が分からずだんだん心配になっていたゼルマはノックの音に戸口にいそいそと出向きます。]

おや、メルセデス牧師様、お珍しい。女将さんはまだなんですよ、でもせっかくですからお茶でも上がっていってくださいな。

[とるものもとりあえず牧師を中に招き入れます。]

(121) 2009/06/15(Mon) 22:39:34

旅人 ルイ

大丈夫だ。
いつものことなら、心配はないんだろう。
それに、どこにでも似たような話はあるからな。

[ベリエスがすまなそうにしているので、旅人は首を振りました。
来たばかりの頃に聞かされて、早足で村に来たことは内緒です。]

(122) 2009/06/15(Mon) 22:40:29

老女 ゼルマ

[ゼルマは急いで牧師にお茶とありあわせのスコーンを出しました。

熱いお茶に牧師がとまどっているのを見て女将さんがいつも牧師にはぬるめのお茶を出していたのを思い出しました。

一息ついて牧師の発した言葉はとても意外なものでした。]

人に、化ける、ケモノ?

[聞きなれない言葉にゼルマの目が宙を泳ぎました。]

(123) 2009/06/15(Mon) 22:44:01

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生存者 (3)

ドミニク
47回 残1341pt
ゼルマ
7回 残2813pt
アナ
23回 残2148pt

犠牲者 (3)

ホラント(2d)
2回 残3152pt
アルベリヒ(3d)
25回 残2323pt
ドロテア(4d)
62回 残953pt

処刑者 (3)

ルイ(3d)
28回 残2079pt
メルセデス(4d)
0回 残3000pt
ベリエス(5d)
33回 残1844pt

突然死者 (0)

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