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[ばれなかったのにはほっとしつつ、それを外にはまるで出さずにゲルダへと手を軽く振り]
ぇ…なにをって。見ての通りだね。釣りだよ
どうせ二日ぐらい拘束されるんだろうしその時間は有効に使わないとね
[絵本のページはめくられる]
『狼分かると1人言い、
魂見えると1人が言った。
朱と蒼の花咲いて、
銀の弓矢が狼はらう』
[絵にはそれらしき4つのシルエット]
……ふぇ?
[と、声が聞こえてきょろきょろと辺りを見渡した]
紅い月の満月……か。
[ふと、視線が向くのは絵本に描かれた月]
ま、御伽噺は御伽噺だと思うけど、さ。
[そう思いたい、という気持ち。
それも、声には幾ばくか含まれて]
にあわねーのは承知の上。
[クロエの評にそれだけ返す]
わかりました奥方様。仰せのままに。
[とこちらも芝居がかった様子で頭を垂れて]
オレも別にやることはないしな…と。
[ふと外に居る二人のことが気になったが、ダーヴィッドに任せておけば大丈夫だろう、という事にした]
外に居るやつらもそのうち戻ってくるだろうしな。
[そう言って、椅子に座りなおすとぼんやりと窓の外を*眺め始めた*]
[額に手を当てて、大げさに溜息を吐いた]
言っていることは一理ありますが、
やっていることはものぐさ過ぎると思います。
[降りてきてやれ、とばかりに地面を指差す。
ツッコミに忙しく、自衛団員やら他者の目が向くのには気づいていない様子]
─広間─
[クロエが傍から居なくなり、手持無沙汰になって。
ブリジットが居ることにふと思い付く]
……んー……。
[少し考えた後にオカリナを手に取り、口へと当て。
紡ぎだす柔らかな音色。
奏でるのは母子をイメージした温もりある曲]
―台所―
…何があっても変わらない、か。
[前に見つけた缶の中身を確かめる]
ブリジットさんもいるんだしできれば違うのも。
あ、これルイボスかな。
[お湯は多めに沸かし、ポットは2つ用意して]
変わりたくないな。
何も知らない、水人の僕でありつづけたい。
[お湯を注いで柔らかな香りを確かめる。
薄めに淹れてカップと一緒に盆に乗せた]
「狼分かると一人言い…」
……居るのかね、ここにも。
[その言葉が「場」を意味するのなら]
[どこか気にしたようにコエが*震えた*]
それをいわれると辛いな…でもほら、貴重な経験じゃない?
普段ならできないよ。些細な問題としてはあたりがさっぱりわからないところだけどね
[ため息をつき地面を指差すゲルダに答える
にいう。というか普通ならしませんが]
そういえばさ。ゲルダさんの知り合いが来たとか聞いたけど。どんな人?
…やっぱ容疑者?
…ま、15の時の俺、花になんてとことん興味なかったしな。
[ユリアンの苦笑を見て、ごまかすように明るい声を]
あー、行く行く。
出来上がったものを、友人価格として格安で譲ってくれるとうれしい。
[多分無理だと理解しつつ、一応の言の葉]
あれれ。
ゲルダさん、何して…
[ロミルダは言いながら、その見上げる先を見て]
わぁ。
[釣竿と、ながぁい釣り糸に、目をまんまるくした]
/*
絡みが少ないからめっちゃ抑えてる@pt
……多分。
明日辺りは一人で出歩きたいかぬぅ。
そして部屋をどうしよう。
二階行くか、広間に居座るか(ぉ
/*
その>>397は。
能力示唆か、クロエたん……!
つか、毎度頭痛感じるヤツですみませぬ。
『システム』に抗う子はやりやすいんだ……!
そいや、守護者って。
因子持ちの中では、比較的浮いてるイメージがあったりする。
占霊や双花ほど、強く縛られてないっつーか。
占霊や双花みたいに、わかりやすく因子のもたらすよろこびを受けられんっつーか。
能力発動=GJだからにぃ……。
さて。
[とりあえず、休んでいること以外に特にやることもなく、適当に視線を宙にさまよわせながら思い浮かぶのは旦那のこと]
思わぬハプニングで長居しちゃってるけど、彼は無事に食事にありつけているのかな。
掃除も洗濯も出来ないし、帰ったときにひどいことになっていないといいけど。
うーん。遅刻しないで仕事とか行ってるのかな。
お酒とか飲みすぎてないかな。
[思い浮かぶのは心配事ばかりで。
そこで耳に流れてくるのはカルメンのオカリナの音]
……。
[音は穏やかで優しくて、まるで包み込んでくれているかのようで、思わず右手を腹に当てた]
みんな。ちゃんとあなたが生まれてくることを祝福してくれているんだからね。
[伝わってくるのは、確かな鼓動]
それ、釣りの意味ないと思います。
[すっぱりとツッコミ。
距離があるため、自然と声は大きくなりがちだ]
え。どんな人、って……その。
知識が豊富で聡明で優しくて――じゃなくて!
[今度のツッコミは自分に入れた。ぱち、と頬を叩くも若干赤い]
[興味なかった、という言葉をだよな、とさらっと受けて]
て、そこでそう来るかよっ!
[格安で、という言葉に呆れたような突っ込みを入れる。
それから、周囲の騒ぎの元──釣り糸を見つけて]
……なんだ、あれ……。
「つりいとー」
[思わず、鸚鵡と間抜けなやり取り]
だって僕は。思い出しても、何も。
カルは守りたい、のに。
[大きく左右に首を振る]
考えてもしょうがないな。
しっかりしなきゃ。
[ぱち、と頬を叩いて盆を持ち上げた。
広間に戻ろうと台所を出る]
細かいこと気にしてたら楽しく生きれないさ。
[ダーヴィッドたちの位置は角度的に見えずに、ただすっぱり突っ込むゲルダにあっさりと答え]
ふむふむ。ほうほう。その続きは是非聞いておきたいところだな
[自分に突っ込みをいれているけど、大きい声で言ってるのに自覚があるのだろうかなどと思ったが]
…ま、なんかいざこざの時にきたってことは、何か関係あるってことなのだろなぁ…
…いや、容疑者ってか集まってるのは被害者か
[ぼんやりといいつつ、容疑者というのもおかしいなと。訂正した]
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