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家族が増えるのはともかく、はぐれるのはあんたのせーでしょーが。
でもま、何事も経験は大事よね。
[呆れ顔でゼルにツッコミ入れつつも、話の流れがよくわからないなりに同意できる部分には同意した]
ん?
ゲルダは…あー、いってらっしゃい?
アレなら食事取っとこうか?
…まぁ、慣れっこだから。
[ゲルダの姿を見て、着替えるのかな、と推測。続いた労いには、苦笑を返して。]
[視線が合った、ダーヴィッドの言葉。
蒼の瞳で、しばしじいい、と見つめた後]
ん、じゃあ。
デザートまで、残さず食えよ?
[にっこり、笑って。
それから、やって来たローザにや、と言いつつ手を振った]
へー、ブリジットさんはともかくユリアンも料理できるんだ。
美味しそうねー…
って、ブリジットさん大丈夫なの?
うーん、もっと早く降りてくれば良かったなぁ。
手伝いくらいしたのに。
[クロエの言葉に忙しげに瞬きして、しまったなぁ…と]
[着替えにいくらしいゲルダを見送り]
そう、僕が嫌いなんじゃなくて、人参が僕を嫌っているんだ。
努力、か…。
[言い切りながらちらりとユリアンを見た。
それでも結局頷くまでは出来なかった]
そうだな、場を作ったものを壊せば、きっと…
[それを望むのは]
[人に戻るためなのか]
[人狼として解放されるためなのか]
あいつを壊したら、人では居られなくなる。
お前はそれでもいいのか?
あ、ローザちゃんだ。おっつかれさまー。
[やはりゼルギウスの対応のことを思うと労う言葉。
ひら、と手を振り、食事に眼をやる]
野菜美味しいよねぇ。
ここのより、陸で食う方が美味しいのは幾分仕方ないけど。
向こうの採りたての奴とか、同じものかとたまーに思うくらい美味いし、安いし。
[褒められ照れるロミには、微笑を浮かべ。
そして、食べる前には、とブリジットの言いつけどおり]
いっただっきまーっす。
遭難っていえばそうかもしれんなぁ…水の流れが急ではぐれることもあるしな。いつのまにか家族の筏だけ消えてたりするときもあるんだがな
[この気楽でマイペースでいながらも大変というには重々しい雰囲気を出しながらユリアンに頷き]
ん?…いや、単に何かあっても大概は慌てないで済むようになったしな。
どっかのコミュニティの子供が毒キノコ間違って食べたときなんてそれで浅い症状ですんだしな。
その形容詞は、要りませんったら。
……ローザさん、フォーサイスさんが苛めます。
[無自覚な男に溜息をつくと、ツッコミ役たる女性に助けを求めてみた]
ああ、はい、ちょっと零してしまったもので。
それにしても、さすがローザさん。
そんな気が利くあたり、やっぱり惚れちゃいそうです。
でも、人参やセロリは欲しい人にあげてください。
[取っておくとの申し出に、にこにこと笑んだ。
欲しい人、は即ち、欲しくない人の意だが。
軽く手を振ると、小走りに広間を出て行った**]
[取りあえず、自分も食べよう、とテーブルへ。
自作よりも、ブリジット作に手が伸びるのは、やはり他者の手料理にご無沙汰しているが故か。
一通り取り分け、いただきます、と丁寧に一礼する]
ん、ああ。
いつも作ってるからね、自分のと、お師さんの食事と。
[料理できるんだ、というローザの言葉に頷いて。
それからふと、師の事を思う]
……お師さん、ちゃんと食ってるかな……。
いやいや、はぐれるのは俺だけのせいじゃないぞ
…確かに楽団とこからはぐれたのは俺が原因だからローザにそういわれても仕方ないが、両親が置手紙残して忽然と消えてるのは俺のせいじゃないしな
[両親もかなりな流民である]
……んな、真剣にならなくても。
[クロエの様子に、そこまでか、とぽつり。
自分にとっては、たまに手に入る生のニンジンは最高のおやつだったりしたのだが]
そか、筏が小さい分、流れに逆らいきれなかったりするんだな。
[ゼルギウスの説明に、妙に納得しつつ]
あー、対処法がわかってるから、手当てできるって事か。
[それでも、さすがに体得したい、とは思わないわけだが]
[ユリアンに思い切り見つめられ、気圧されたふう。
それでも視線を逸らすことはせず]
お、おう。
人参「は」、好きだから。
残さず食べるとも。
[笑顔に、強張った表情でこっくりこくこく頷いた]
っと、うん。どーいたしまして。
これくらいのこと、可愛いカーラちゃんのためなら、いつだってやるけどねー?
[こちらには、思い切り相好を崩す。
今の、怖い記憶を消去しようとする如くに]
あ。僕も結局任せきりにしちゃった。
手伝いはした方が良かったですよね。
[ローザの言葉に頬を掻く。
ゲルダの言葉は心の平穏のため、言葉通りに取ることにする]
…婆も、どうしてるかな。
もう戻ってきてるだろうけど。
[ユリアンの言葉を聞くと窓の外を見て呟いた]
にんじんが、クロさん嫌いですか?
…クロさん、悪い人じゃないですよ。
[ロミルダは自分の目の前のにんじんに話しかけてみた]
はいです。
でも、陸には野菜嫌いな友達も多かったです。
[ダーヴィッドに頷く。
なんだか重苦しい空気が伝わってきたような気がして、ゼルギウスをちょっと見たりも]
ん?あぁ。
ダーヴィッドさんこそお疲れ様。
ごめんね、結局あたし寝ちゃって。
[ダーヴィッドからの労いはブリジットの件だと推測し、手を合わせて謝罪。
と、ゼルとゲルダのやり取りが耳に入り、ゼルの方へ冗談交じりながら軽く睨み。]
こら、ゼールー。
女性をいじめるなんて男らしくないわよー?
ゲルダはいってらっしゃい。
んじゃ、適当にとりわけとくから。
嫌いなのがあったらあたしに押し付けちゃってね。
[言いつつゲルダに手を振り、栄養の偏りが無い程度に皿に取り分けて置いておいた。]
……流民ってのも大変なんだな。
[ぱく。とアサリを口にしながらしみじみと。
少し行儀が悪い]
そんなに旨いのか、陸の野菜は…セロリは…
まぁいいか。
[新鮮だろうがセロリはセロリである]
ニンジン「は」。
オレンジも、嫌いじゃないよな?
じゃ、そゆことで。
[強張った表情でこくこく頷くダーヴィッドには、再度いい笑顔を向ける。
何でかんで、台所を制する技能者はこんな時に強いのかも知れない]
[恐怖を消去しようと相好を崩すダーヴィッドには気付けないが、自分に対し好意的に思っていることは感じとれて。
嬉しげに微笑みを返す]
ありが、と。
カーラ、とれない、から、うれしい。
[眼の前に置いてもらうか手渡してもらわないと食べることが出来ないため、カルメンにとってはかなりありがたいことである。
置いてある場所さえ分かれば食べることが出来るのだが、それが分からなければ流石に辿り着くのは難しい]
[師を思いやるユリアンの様子に、自分も楽団の皆を思い出し表情を曇らせるが、すぐに微笑み]
2、3日くらいで戻れるだろうし、心配要らないわよきっと。
もし心配ならご近所さんに頼んできておいたら?
[都市の人間なら、多少集会所から出ても大目に見てもらえるだろうと思いつつクロエの方を向いてそちらにもにっこり。]
んじゃ、お手伝い出来なかった者同士、後片付けは一緒にしない?
何もせずにご飯いただくのはなんか申し訳ないしね。
まあ最初から大きい筏一つにしてしまえばよかったんだろうが、小回りきかなかったりコミュニティの端っこに着岸させる時のこと考えると…で、個別で持つことになったんだよな
色々なとこいくといろんなことが起きる可能性がそれだけ高いから、経験は本気で重要なんだよなぁ…いきなり本番と事前知識があるのでは雲泥の差だ…まあそれはどんなことでもそうだろうけどな
[と頷くユリアンに答えつつ、ロミの視線に気づいて軽く首をかしげ]
嫌いなことがあるのも完全に悪いことじゃないんだぞ。そのかわりに好きなものが生まれるってのもあるだろうからな
[実は話題をあまり把握していないため好き嫌いの話題を口にした]
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