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[階段を下りたところでハインリヒに会い]
ぁー。じゃあ倉庫の場所わかりますか?
ブリジットさんがはいたりしてもなんとかできるようにシーツとかとってきて欲しいんですが
[いいかな?とハインリヒを見て聞く]
っと、そうだね。
温かいタオルも後から持ってくよ。
でもまずは水で濡らしたのも用意した方がいいと思う。
[ロミに返して、竈に鍋をかけた]
/*
「場」についてはそれぞれだと思っています。
オレの場合は「親から聞かされた」ことにしていたりします。
まったく知らない、という方が自然かもしれませんが。
要らないシーツ、ねぇ。
どこにあるやら…。
[少し悩むも、ゼルギウスが取りに行くようなので、まずは自分に出来ることを、とユーリを見下ろし。
背を向けさせた手を離して]
いや、気付いてないなら、良い。
つか、ユーリ…。
[調子はそれ以前から、と指摘する前に、告げられた言葉に吹き出した]
ばぁか、変わってたまるか。
おまえの頭が撫でやすい位置にあるのが悪い。
[そして台所へと顔を出す]
クロエさん。ロミちゃん。
タオルは冷たいのと暖かいの両方用意してくれるかな。
熱があっても冷やせるようにと。体を拭くための暖かいものようにとでね
…いうまでもなかったか。
はいです。
[返事にうなずいて、タオルを水に浸す。
腕に力をこめて、一生懸命固くしぼった…つもりのタオルを洗面器に入れて。
ちょうど来たゼルギウスにもう一つうなずいて、ロミルダは台所から出た]
[ゼルギウスの言葉にひとつ、頷く]
倉庫の場所なら知ってるぜ。
シーツの予備くらいならあると思うし、行ってくるわ。
[それだけ言って、倉庫へと駆けていく]
んだよ、倉庫に行くくらいいいだろう?
[自衛団員にそれだけ投げて]
/*
狂信者は、持っていて構わない。
という但し書きがあるということは。
「狂信者は、どちらでもいい」が、「他は、知らない」。
ということかな、と。
――とりあえず、そちらの方針は、了解しました。
ゲー…ウ、ダ。
[訂正されて言い直すも、少し変わっただけで直るまでは至らなかった]
あたま、まっしろー…?
じーちゃ、の、おはなし?
おはなし、の、あと、みんな、さわいでて、ほかのこと、あんまり、きこえなかった、の。
ブージェ、が、ぐあいわるい、のは、クーリェ、に、きいた、けど。
じんろー、いる、って、きいたら、みんな、さわぎはじめた。
じんろー、いたら、だめ、なの?
[近付かれているのは気配と足音で感じているが、視線は当初のまま動かない]
そういうモノ……?
[笑いを帯びたコエ。
意味を、理解できない。
或いは、したくないのか]
わからない よ。
[でも、少しずつ、目覚めている。]
ああ、あとそうだ。
ローザちゃん。
[くるっと振り返り、指を一本立てる]
聞いた話しだからどこまで本当か知らないけど。
足と足の間の上の方に、枕挟むと楽になるらしい、とか…。
ま、医者が来るまでの気休めにでも。
[そう言い置き、男はブリジットの手首を取り、脈に指を当てる]
ゼルに任せれば大丈夫、アレで結構頼りになるから。
[ダーヴィッドとユリアンに微笑んで]
もうこっち向いても大丈夫よ、二人とも。
あたしは煎じ薬のこととかはわかんないから、もし何かあればお願い。
ゼルギウスさん。
待ってくださいね、今お湯沸かしてますから。
[竈を調節しながら振り返り]
沸かし冷ましも後で作ってもっていきますね。
/*
にほんごむずかしい。
捉え方次第、かな。
さっきのだって、「自衛団長は基本的に〜」ということは、
「基本的にということは、今は例外的に外に居る」んだ。
とか。
そういう主張も出来ると……いや、必要ないのでしませんが。
[陥っているのは、軽い心神喪失。
五年前、母を亡くした時の様子を見知る者なら、その時との合致に気づくだろうが]
……何なんだよ、っとに。
[気づいてないなら、という言葉にまた瞬くが。
撫でやすい位置、と言われてむう、と眉を寄せる]
何で、俺が悪いんだよ。
お前がでかすぎんだ、昔っから。
―2Fの一室―
持って来たですよっ。
[それからはできるだけ急いで、途中でだれかと擦れ違っていても気付かなかっただろう。
二階のブリジットが寝かされた部屋に飛び込んだ]
温かいほうは、クロさんが持って来てくれるです。
[言いながらブリジットとローザの傍まで来て、心配そうに見下ろした]
任せましたよー。ハインリヒさん。
[と。台所のほうから顔をだしてハインリヒに返事をしてロミを見送ってから、また台所のほうに顔を出して]
あ、それと。クロエさん。少し多めに湯を沸かしてくれるかな。
安静にして治まったり。煎じ薬ってのがあるのか不明瞭だったが、それが効くならいいんだが。
針治療っていうので痛みだけでももしかしたらやわらげれるかもしれないから
ん、ああ。
そーなんだ。
[外れで暮らす流民とは、突っ込んだ付き合いがあった訳でもなかったから、ローザの評価に素直にこう返した]
……っつーか、ごめん。回り見ないで、大騒ぎして。
[ダーヴィッドの言葉に頷いて]
ん、わかった。
出来ることはなんでもするよ、辛い思いはちょっとでも減らしたいし。
それじゃ取ってくるから、ダーヴィッドさんたちちょっと側にいてあげてね。
[言うと部屋を出て、自分があてがわれた部屋から枕と毛布を取りに行くついでに階下へ医者が来たか確認にいった]
……よく出来ました。
でも、いいです。
やっぱり、ビュルスさんの呼びやすいほうで。
[変わった発音は正解ではなかったが、努力は見られて、つい褒めてしまった]
ああ、そっか。
騒がしかったですよね、すみません。
私も人の事、言えな ―― あ゛。
[今までの猫被りを台無しにする発言を思い出した。
後で謝っておこうと考えつつ、こほん、と咳払い]
うん……、だめ、なんでしょうね。
とはいっても、私も、「ジンロウ」って、よく知らないんですけど。
悪いモノ、なのは確かみたいです。自衛団長さんのお話だと。
[シーツを…一枚では足りないかと何枚か…抱え]
持ってきたぜ?
これを二階に持って行けばいいか?
[台所の方にちらりと見えたゼルギウスに声を掛けて、返事を待たずにそのまま二階へ]
よう、シーツの替え、持ってきたぜ?
[何処に置く?と視線で問いかける]
[ロミの姿を確認すると、安心させるように微笑み]
ありがと、ロミちゃん。
ブリジットさんなら大丈夫、じきにお医者さんがみえるはずだから。
[そう言ってロミの頭を撫で、ユリアンの謝る言葉を耳にするとそちらにも微笑み]
ううん、元はと言えばあのおっさんが悪いのよ。
あたしだってブリジットさんが目に入ってなきゃ騒いでたわ。
…そのうち解るさ。
オレも最初はそうだった。
仲間の漁師を手に掛けるまでは。
[それは、この事件の大元が自分であると言う告白]
まぁ、薬飲ませるにしても、起きてからだろうな。
今じゃ飲み下せるか怪しいし、飲んでも戻しちまう可能性もあるから、さ。
[脈を取り終えたか、そっとその腕をベッドへと戻す]
あんま、医者の許可なく薬使うのは避けたいが…。
もう少しくらい、医術も学ぶべきだったか。
あ、ありがと。
シーツはね、すぐに交換できるようにベッドサイドに置いてくれる?
って…あ、ごめんなさいハインリヒさん。うっかりゼルかと。
[遠慮のない言い方をしてしまってあわてて謝罪した]
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