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[がっくりと肩を落とし歩く中、広場の半ばまで来たところで自衛団員に呼び止められる]
……あ゛ぁ? 何だよ。
[睨む形になってしまったのはご愛嬌。一歩引いた自衛団員だったが、理由には直ぐ気付き、呼び止めた理由を口にした]
……その名前だったら確かにうちの宿帳に記入されてるが。
…はぁ!? なんだそりゃ!?
おっ死んだってのはそいつのことかよ。
…ああ、分かった。
荷物は多分そのまま残ってるはずだ、持ってけ。
[嘆息を漏らすと自衛団員を伴い宿へと戻る。被害者の部屋を開けると、調査のためにと持ち出しを願った自衛団員と持たせ、宿から立ち去る姿を見送った]
…なーんか、きな臭ぇなぁ。
身元が割れてんだったら調査なんざする必要ねぇだろに。
[自衛団員の背中が見えなくなるまで凝視していたが、見えなくなると視線を宿の中へと戻し。中途半端にしていた店の準備を再開し始める。リッキーにも事情を話し、しばらくの間島外には出れないと言うことを宿泊客達にも伝える*ことだろう*]
[去ろうと踵を返した背に、かかる言葉と、
先程まで人だったものが海に落ちる音。]
…――お好きに。
[その言葉は食事に関してか、名に関してか。
すこしばかり、潮の流れが変わっていることで、
棄てた遺体が港に上がる可能性を考えたけれど、
自分より人狼暦の長い彼に意見する気はなく。
――そもそも、あまり頓着していないかもしれず。]
…―――。
[良い夢をとの微かな声は聴こえているのかいないのか。
どちらにしてもそれ以上は何も云わず、
雨で口元についた紅を落とし、黒髪を濡らして帰途に着いた。]
― 早朝 ―
[さて、少女は生物学者の家に帰ってきていたのか否か。
どちらにしても、生物学者の朝はあまり変わらない。
けれど、食卓の上には昨日と同じメニューを、
少女の分置いておくことはしていて。]
……昨日は買い物が出来ませんでしたから。
[胡椒がない所為で、やはり間の抜けた味のコンソメスープに対し、
一人言い訳じみた言葉を残してから、
日課のフィールドワークへと出かける。
昨晩の嵐のこともあり、まずは森の入り口へと足を向け]
やはり、無傷とはいきませんでしたね。
[森が嵐によって受けた傷跡をみて、ほつりと言の葉を落とし、
枝が折れた樹の幹を*擦った*]
―教会前―
ったく、面倒っちぃ。
[急な嵐はこの島では珍しいことではないものの。
男はぼやきつつ、嵐の名残の残る教会の前を片付けて行く。
朝食の準備は昨夜と同じく少し多めになされているが、リディがまだ中にいるかどうか男は確認していない。
いなかったところで余りはしないだろうから問題はないのだが]
……うぇ、なんだこの傷。
船ならともかく……建物の修繕できる奴、この島にいたっけか。
[教会の外壁に大きめの傷跡を見つけて、深々と溜息]
─雑貨屋・自室─
[目覚めを呼び込んだのは、人の話し声。
ぼんやりとした意識は、それが店から聞こえる母と客とのやり取り、と気づくまで時間を要した]
……っけな……。
[寝過ごした、と察して起き上がる。
寝ている間に解けた結い紐と、その束縛を逃れた髪が零れ落ちた]
天気、は。
だいじょうぶ。
[苦手が過ぎ去っているのを確認すると、身支度にとりかかった。
一晩、抱き枕にされていた猫は、ようやく解放された、と言わんばかりに身体を伸ばす]
……んぁ?
今度は何だ。
[そんな中、後ろから掛かる声。
そこには自衛団員がいた]
ハ。
死人が出ただと?
[男の表情が珍しく険しさを帯びた]
まさかこの嵐の中外に出やがったのか……あ?
違うって、それ以外に何の原因が……
……まぁ、いい。
検死終わったらこっちに運んどけ。
何処のどいつにせよ、葬儀くれぇは受け持とうさ。
[深々と息を吐いて、ひらと手を振った。
立ち去る自衛団員の目はいつもと違っていたかも知れないが、男がそれに気付くことはなく]
ったく、次から次へと。
なんだってんだ一体。
[教会前に腰掛け、この間新調した煙草に手を伸ばす。
誰かに見咎められたところで、男はいつも通り「中で吸わねぇんだからいいじゃねぇか」と取り合わないことだろう]
─雑貨屋・店内─
ごめんね、寝過ぎたっ!
[台所に用意されていた食事を済ませると、慌しく店へと向かう。
母はちょうど、対応していた客を送り出していた所だった。
大丈夫? という問いに、頷く表情はいつもと変わらぬもの]
ウチは、もう大丈夫。
それより、かあさん、疲れたでしょ?
あんな天気の後じゃ、お客さんも多いだろうし……。
あとは、ウチがやるから、休んでて。ね?
[僅かに青ざめたようにも見える母の様子に、やや眉を下げた面持ちで言い募る。
母は一つ息を吐くと、お願いね、と頷き。それから、何か言いかけて、口をつぐんだ]
……どしたの?
[不自然な様子に、黒の瞳を瞬かせる。
問いに母は答えず、ただ、お願いね、と言って、奥へと戻って行った]
……なんか……ヘンなの。
[小さく呟くものの、直後にやって来た客への対応で、その疑問は紛れてしまう。
客との応対の中、昨夜の嵐の被害を聞いて、さすがに表情は翳った]
うわ……おじさんいないのにそれって、カヤ……。
[色々と、大変なのでは、と思い。
昨日の事も合わせて、差し入れしないと、と考えながらその客を見送ったあと、箒を片手に外へ出た]
─雑貨屋・前─
うわ……ひど。
[外に出て、目に入った様子に思わずこんな言葉が口をつく。
少し移動して港の方を伺い見たなら、その惨状はありありと知れて]
まだ、海も荒れてるみたいだし……在庫、大丈夫かなぁ……。
[後で倉庫確かめないと、と思いつつ。
まずは店前の掃除に*取りかかる*]
― 森→広場方面へ ―
[人と対応するのとはまるで正反対に、
愛しげに触れた指先が、ゆっくりと樹から離れる。]
海へ向かうついでに、胡椒も買って行きましょうか。
[傷ついた森。けれど、生物学者に出来ることは特にない。
また、森の自然治癒力もしっていればこそ、
雨に濡れた緑を、海と森の中間の色の眸で一度見あげるに留める。
胡椒は、クロエさんの所で売ってましたっけ?
と、考えながら足は広場の方へ。
途中、島民から訝しげな視線を感じはしたものの、
変人扱いの視線を受けることは、ままあるので、
その理由に気がつくことなくクロエの店の前へと。]
― 雑貨屋前 ―
クロエさん、おはようございます。
[店の前で掃除をしている女性の前に立つと、
まずは、常と同じ挨拶を。]
……大変ですね。
[少しばかり掃除をするクロエに対して首を傾げ、
紡ぐ嵐の惨状に対する感想は、その程度。]
嗚呼、ところで、
胡椒はクロエさんの所でよろしかったですか?
[そしてどこまでもマイペースに、
自分の用件らしいことを続けた。]
─雑貨屋・前─
ああ、ライ兄さん。おはよー。
[呼びかける声に、箒を動かす手を止める]
ホントにねぇ、ウチの辺りは、この程度ですんでるけど。
港の方は酷いもんだし。
ん、ああ、扱ってるよ。
[感想の短さはさして気にした様子もなく。
用件には、肯定の頷きを返した]
― 雑貨屋前 ―
嗚呼、良かった。
胡椒がないと、味がしまらないものですから。
[すんっと一度鼻を啜るのは、胡椒の惨劇を思い出して。
頷く相手に、では胡椒をくださいと続けた後]
……そういえば、クロエさんは、雷大丈夫でしたか?
[おそらく相手にとっては唐突になるだろう、話題が飛んだ。
一応は、学者の頭の中では、
(胡椒の一件→リディ→女性)+(嵐の話題→雷)
=昨日のゲルダ→女性は雷が苦手?→クロエは?
という思考の流れがあったりしているのだけれど。]
─雑貨屋・前─
そりゃ言えた、と。
でも、他のはいいん?
[それだけが切れるのも妙な気がして、何気なく問い返し。
続いた、唐突な話題にきょとり、と瞬いた]
て……ちょ、どっからそういう話題っ!
お、思い出させんといてよっ!
[相手の思考変遷などは伺い知れず。
直後に上がったのは、上擦った声]
―朝・宿屋―
おはよう。
親父さんは当然港だろ。
手伝うよ。
[宿泊時にしては珍しく朝早く起き出して、四苦八苦しているリッキーの準備を手伝う。椅子を下ろしたりテーブルを拭き直したりという程度だったが]
船、繋いだままだったからな。
あの様子じゃ…。
[広場の奥まで舐めたような水の痕があった。そこまでとなると船が無傷であるとは思えず。まさか完全に破壊されているとまでは知りえなかったが]
おっと、戻ってきたみたいだ…?
[自衛団員を伴った姿に声を掛け損なう。何やら深刻そうな団員に首を傾げ、黙ったまま厨房前に立っていた]
― 雑貨屋前 ―
他のは良いのです。
他のは悪戯、まだされていませんから。
[雷の話題になにやら上擦った声を漏らす相手に、
調味料について、やはり言葉足らずに答えながら、
瞼を何度かハタハタと動かし、若干首を傾げて]
……そうですか。
[何かに納得したように、一つ頷く。
何が『そう』なのか説明せずに、
脳内メモに女性が雷が苦手率を上増ししながらも]
お値段いくらですか?
[真顔で胡椒の値段に話題を変えたのは、
この場合は正解なのだろうか。]
─雑貨屋・前─
[ようやく落ち着いた所に振られた苦手の話題に、平静を欠くものの。
話題が変わった事で、その先に進むのは踏み止まれた。
何かが上増しされたなんて、知る由もない。
ふるふる、と首を左右に振って気持ちを切り替え、代金を告げてから、店に入って品物を出してくる]
……って。
悪戯、って、何があったん?
[それから、ふと気がついて向けたのは、素朴な疑問]
―宿屋―
島から出られないって。
そこまで酷かったんだ…。
[自慢の船もやられてしまったフーゴーに、下手な慰めの言葉を口にすることも出来ず。少しの間悼むように瞼を閉じた]
で、今のは何だったの。
…ここに泊まってた客が?
逃げ損なったとかじゃなくて?
[死体が上がったという話にリッキーと顔を見合わせた。
簡単な説明を聞けば驚き、やはり訝しげな顔になった]
訳が分からないな。何か嫌な感じだ。
― 雑貨屋前 ―
[基本的に鈍い男ではあるけれど、
きっかけが知的好奇心(女性が雷が苦手かどうかの統計)故に、
いつもよりは敏感になっていたようで。
相手の仕草に、本当に苦手らしいと悟り、
珍しく空気を読んで、雷の話題を今度は意識して避けた。
そして、相手の疑問に答えを。]
リディさんに、寝ていたら顔に胡椒を根限りかけられました。
……復讐の一環のつもりでしょうか。
[また胡椒の惨劇を思い出して、すんっと鼻を鳴らし、
品物を受け取ろうと、今回はきちりと用意した硬貨を掌に乗せ、
クロエに差し出した。]
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