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─雑貨屋・前─
[ぶち猫、撫でられご満悦状態。
目を細めて喉を鳴らす様子は、そこだけ見れば平和そのもの]
うん……色々、心配だから、って。
こっち落ち着いたら、お菓子持って様子見に行こうかな、とは思ってるけど。
[引き止める余裕がこちらになかった事は察せるだろうから、そこには触れずに]
そか、ルーミィさんに。
着替えあってよかった……の、かなぁ。
[気づいてなかったとは思いも寄らぬため、遠い目の理由はわからないまま。
取りあえず、頼まれたものを用意しよう、と思った所に聞こえた言葉に一つ、瞬いた]
……人の……被害?
― 雑貨屋前 ―
[ぶち猫の喉を少し擽って、ゆっくりと身を起こす。]
ルーミィさん…――嗚呼。
[アーベルの口からでた人の名に、少し漏れる声。
大学の下級生であったその人が、男性であることは知っている。
彼のような人に、雷に対する好き嫌いの統計をとると、
どのような結果になるのだろうと、思考が飛ぶ。]
…――?
[しかしながら飛んだ思考はアーベルの「人のは」の言葉に、
此処に戻ってきたようで。
但し性格には意味を捉えきっていないと、
説明を求めるような眼差しを向けた。]
「いい年をして、狩猟になんて出るからいけないんだ。」
「いやなんというか、本当に傑作ですね。
おかげで手間が省けたわけですが。…いやだなあ、私の差し金ではありませんよ。」
「ああ、そんな話は後だ後!
さあ、さっさと帰って盛大に弔ってやろう。亡き父と兄も、きっとそう願われているに違いない。」
声が去った後、形ばかりに連れて来られた神父が震えながら十字を切る姿があれど、知る者はなし。
――、―リア、―ユリアン…!
[頭の中に響く声。
苦しそうな息遣いはやがてすぐ傍まで。
静まり帰った闇、丘の上に掘られた穴の中から、ぼこりと腕が突き出す。
やがて黒い影がふたつ、姿を現すまでには少し時間がかかった]
父さん…!御身体は…お怪我は……!
[先刻細くなっていた父の息が、今は荒々しく揺れて。
喉の奥から漏れる唸り声に手を伸ばすも、強い力で振り解かれる]
───回想───
[夕飯時。
まだ、時刻としてはそう遅い時間ではないが、激しい雷雨が降りしきる中を進むのは、闇の中を歩くのと同様、一寸先すら見えないぐらいの視界だった。
水がどんどん全身を濡らしていき、風がびゅんびゅんと通り過ぎていく。
このような状態で、まともに道なんて分かるはずもないような気さえするが、それでも少女は進んだ]
へくち!
[大きくくしゃみをすると、そこから水が流れ込んできて、軽く息を吸えない状態になったが、それでも少女は進む。
───やがて、そう遅くも無い時間に少女はライヒアルトの家へと戻っていった]
[のた打ち回る父の姿。我が目を疑った。
次第に人間の姿を失っているのだ。
細くなった体には、体毛とは明らかに違う黒銀の毛並みが。
めりめりと軋む音、服が破れ落ちる。
後には、けたたましい遠吠えひとつ。
父と呼んでいいものなのだろうか。
しかし間違いなく父であった、その獣の姿に息を飲んだ]
……う、うわあああああああ!!!!
[立ち上がれず、それでも後ろに体をひこうと。
一歩近寄ってくる獣に顔を強張らせる。
こちらの様子に、それ以上獣は動かない]
……お前も行きなさい、ユリアン。
[頭の中に姿なき父の声が響く。同時に走り去っていく獣。
その後の記憶は、全てから逃げるように走っただけ]
───回想───
[全身をぐっしょりと濡らしながらも、少女は家に着いたと同時に、大声でライヒアルトの名を叫ぶ]
ライヒアルトー。
夕飯だよー。デザート食べに行こー。
[一歩歩くごとに、ぐしょぐしょの衣服がまとわりついてくるのが不快だったが、それでも少女はゆっくりと徘徊して、ライヒアルトの名を叫ぶ]
ライヒアルトー?
何処行ったのー?
[ライヒアルトの姿はまだ此処には無い。
彼が帰ってくるのは、雨足が弱まった夜半すぎのことだ。
当然のことながら、少女がそれを知ることは無い]
―雑貨屋前―
…気持ちは分かるけどな。
それでいいんじゃないか。向こうも大変だろうし。
風邪引かれるよりは良かったはず。多分。
[色々と止めようがなかったのだろうと頷いてみせ。
苦笑混じりにもう一度頷いてから]
船と一緒に上がったって。
親父さんの所に泊まっていた人らしいよ。
どうも嵐だけのせいじゃないらしいけど…自衛団が調べてるっていうから、後で説明があると思う。
[瞬きと、無言の質問に答えた。
後半が曖昧になるのは、伝聞なせいもあっただろう]
*/
遅れてすみませんでした。中発言等問題ありません。
ヘルとは数年前の事件後は初めて顔を合わせてそうなので、こちらからはお二人とも知らない方向でいきたいと思ってます。
───回想───
ライヒ……アルト?
いないの……?
[声のトーンは段々と落ちていき、表情は見て分かるぐらいに落ち込んでいった]
嘘。
約束したんだもん。
夕飯は宿屋で食べるって。
いいって言ってくれたんだもん。
[濡れねずみのまま、少女はぺたんとしりもちをついた]
約束……したんだよ。
私を置いて、どっかに行かないんだもん……。
───回想───
[───……遠い昔の話]
[少女が見ていたものは]
[遠ざかる少年の背中]
[少女はそれをずっと見つめていた]
[疑うなんて思ったことも無かった]
[ずっと待っていれば、いつか帰ってきてくれるのだと思っていた]
[少女は待っていた]
[ずっとずっと待っていた……───]
[喉の渇きに目を覚ます。
それもそうだ、眠りについてほぼ一日経過してしまっているのだから。体を伸ばしながら部屋を出る]
あー、リッキーおはよう。水貰える?
[なにやらばたばたしている部屋の様子に、少し眉を顰め]
……どした?
[水を受け取り、カウンターに腰掛けた]
─雑貨屋・前─
うん。お茶しようね、って約束もしたし。
[同い年の幼馴染との『約束』を思い出しつつ頷く。
風邪引くよりは、という言葉には、だね、と頷いて]
人が……嵐のせいだけじゃないって……。
[どこか不穏な話に眉が寄る。
不安げな様子に気づいたぶち猫が、なぁ、と案ずるように鳴いた]
───早朝───
[いつしか少女は眠っていた。
自分の膝を丸めるように、小さな姿勢で部屋の片隅で震えながら。
服は変えていなかった。
床は水を吸った服から流れ落ちた水で濡れている。
夏とはいえ、このような服装でこのような場所で眠っていたのならば相当に寒い]
うう……。
[それでも少女は、目を覚ますことなく、目の端に涙を浮かべながらずっと眠っている。
ただ誰にも気づかれること無く、ずっと]
― 雑貨屋前 ―
……そうですか。
[アーベルの説明に、ふむっと頷きを一つ。
人が死んだ――しかも不自然に、というのに、
表情は無表情のままかわらずに]
嗚呼、では、私はそろそろこの辺りで失礼しますね。
[そう云ったのは、血縁二人の会話に邪魔をしても、
と気を利かせたわけではなく。
向かおうとした先は海の方だけれど、
状況を確認するのは不自然な死ではなく、
日課のフィールドワークの為で。
二人と一匹に一礼の後、マイペースに歩き出す。
しかしながら、海に辿り着く前に、
自衛団に捕まり、宿に向かうように*云われるか…――*]
―雑貨屋前―
まあ。俺も直接見たわけじゃないし。
今はまだ、とりあえず気をつけとけよってだけ。
嵐の土産で怪我なんかもしないようにね?
[小さく鳴くぶち猫の頭をぽふりとして立ち上がる。
不安そうな従妹には話の方向をずらすよに言い笑って]
ああ、それじゃまた。
[港の方に向かうライヒアルトに軽く手を上げ見送った。
狭い島ではどうせ会う。その程度のつもりだったのだが]
で、煙草の方は在庫ある?
まあ無きゃ無いで仕方ないけど。
/*
ユリアンさん>
こんにちは。宜しくお願いしますね!
深夜に結構進めてしまい、申し訳ありません。
事前繋がり無し、了解いたしました。
セザーリオさん>
私のCNはテケトーにつけて呼んで下さいね。
丸投げなのです(無茶振り)。
表発言は腰据えて出来そうにないので退席してますが、
たまーに覗いてはいるので、何かあれば*反応します*
[リッキーから「気がつかなかったんですか?」と呆れられながら一部始終を聞く。それは嵐の話。死体が見つかった話]
ふーん、それで自警団がお仕事中ってわけね。
[立ち上がり、港の方に行ってみるかな、と思いながら宿を出る。
ぶらぶらと歩く途中、見知った顔を見つけて立ち止まる]
んお、クロエの店ってここにあったのか。
[挨拶にクロエとアーベルにひらりと手をあげて]
─雑貨屋・前─
ああ、んじゃまたね、ライ兄さん。
[歩き出す背に声をかけ。
それから、軽く首を左右に振る。
半ば無意識のそれは、強引に思考を切り替えようとする時の癖]
……だね。気をつけとくわ。
[どうにか笑みを作って頷き。
次の問いには、首傾げ]
ああ、そっちは大丈夫。
この様子だとしばらくは次入らないだろうし……値上げする前に、買ってくといいよ?
[冗談めかした言葉はどこまで本意か。
ともあれ、頼まれたものを用意するべく、*店の中へと*]
―雑貨屋前―
よぅ。そうだよ、ここが村の雑貨屋。
そういや昨日見なかったな。部屋に篭ってたのか?
[ユリアンの声が聞こえて振り返る。
あの嵐と、賑やかさとに気づかなかったとはまさか思わない]
値上げされると痛いな。纏めて頼む。
[冗談めかされてても、やる時はやるだろうと苦笑して。
シャツと煙草を受け取れば代金と交換した]
―港―
よぉ、災難だったな。
……いやいや、サボってねぇって。
[まだ年若い船乗りなどを見つけて立ち話]
あぁ、そいやここいらで死人が出たって話だが……
なんだ、お前見たのか。
道理で顔が青いと思ったら。
は?なんだそりゃ。
[詰所へ運ばれる遺体を見たという船乗りの話に、眉を寄せる]
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