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[蒼褪めた顔の綾野は光を放つ機械──パソコンのモニターにくぎ付けになっていて。
それに倣うように自分もモニターへと視線を向けた]
……は?
なに、これ。
[目に入ったのはいつも見ていた文章。
「Lupus in Giapponese」でゲームが開始された時に表示されるもの。
思わず、なぞる様にしてその文章を声に出して読んだ]
…ね、ねぇ、綾姉。
これも、オフ会の、趣向?
[その割にはここに居る人数が少ないのだが。
困惑した表情で綾野を見やるも、彼女は蒼褪めたまま首を横に振るだけ]
…ん。
[床の冷たさに、徐々に意識が呼び戻される。
本名に近い名を呼ばれ、瞬いて。
寒さを嫌がるように身を起こそうと。
したらぺしぺし叩かれた。]
って…。
………水無瀬?何でお前、ここに。
何だ、俺。いつ寝て……。
[状況が読めないのは、寝起きのせいだけではなさそうだ。
半身を起こすと少し頭が痛んだ。
くらくらする視界を抑えるように、片手でこめかみを押さえ顔を歪める。]
…家じゃねぇ。
何処だココ?
[とりあえず水無瀬に尋ねるような視線を向け。
ついで辺りを見回すと、瑠衣含め他複数人が居ることは分かったが。]
[たどることのでない記憶をさぐろうと呆然としていると、
軽い何かの感触を頭に一瞬感じて、はじめはそれをなんだか理解ができなかった、少し考えて声のようなものだったと結論にいたると]
え、なに?
誰か…いるのかしら…?
[あたりを見回すが誰の姿も見えず、とっさにかぶったお嬢様の仮面を脱ぎ]
空耳…?
[それらの言葉はかけられた声を意識してのせいか無意識のうちに異質な言葉としてあたりにかけられていた]
[呆然とする頭に突如響くのは、声でないコエ。]
……え? キミたち、だれ?
[思わず漏らした言葉。それも意図せず声なきコエに。]
[首を振って振り返る。
見つけた姿に眉が上がった]
晴美。今日は用事があるんじゃなかったのか。
[問いかけていると、懐かしいメッセージが読み上げられた。
いきなり何なんだと、パソコンの近くにいる女性達を見る]
[暫し呆然としていたが、ハッと気を取り直す。]
……あれ? ナタリーさん? それに綾野さんも。
[そう言って、二人が見ているパソコンの画面を覗き込み、]
……何、これ? 綾野さんじゃない、の?
じゃあ……一体誰が?
だれって、誰だ。
[コエで届いたものにはコエで返す。
極自然にそれが出来ていることにも違和感は無かった]
俺は…。
[答えようとして、ようやく違和感を感じる。
話しかけた相手も、視線の先の相手も、何も反応しない。
得体の知れない感覚に名乗りは続かなかった]
[口にした言葉は勿論周囲に届いただろう。
それを聞いて訊ね返してくる声に振り向いて]
パソコンのモニターに書いてるのよ。
何でこれが表示されてるのかは知らないけど…。
……まさか、ねぇ?
[システムメッセージは役職についても書かれていた。
妙な予感が過り。
それを振り払うように低く声を漏らした]
オフ会前…?
俺なんかバイト先から家に帰る途中だったんだぜ。
何だこれ。
[怪訝、というよりは気持ち悪いようなものを見る目で、周囲の壁を見た。
一気に距離を飛んだとか。不可解な事この上ない。]
どこでもドアが常設したわけじゃあるまいし…。
[と呟きかけ、瑠衣の声に視線はモニター前に立つ二人の方へ。]
…あれ、ナタリーか?隣は管理人?
そのシスメ…。
[始まりの合図。何時もなら自分の役職が分かる、心躍るそれが。
今は不気味に感じられた。]
そんな便利なものがあったら、あたしはもっと楽してる。
[どこでもドア常設、に突っ込み入れて]
うん、ナタリたんと、綾様。
……LiGのシスメ、だよ、ねぇ……。
[裕樹の言葉に、こく、と頷く。
なんだか、いい感じはしない]
はーい、ナタリーですわよー。
今回は修道女になってみましたわー…。
[胸元のロザリオを両手で握ると、シャラリとチェーンの音が鳴る。
自分をIDで呼ぶ二人におどけるように返してみるも、雰囲気にそぐわなくて語尾が尻すぼみになった。
普段なら奏を見つけると飛び付くのだが、今回ばかりは行動に移さずに居る]
[返された言葉に新たに聞こえた言葉、
改めてあたりを見回すがやはり自分に声をかけてると思わしき人物の姿は見えず、
目に付く人々はなにか一つの場所に注目をしていた]
空耳…じゃ…ない…?
[自分の頭の中に入ってくるコエは確かに聞こえている、
そして、何かを言いかけたコエに]
どうしたのかしら?
[そしてはっきりしたコエで返しあたりの人がその言葉に反応をしていないことに気づく]
何かが違う、何かしら…これ?
[問いかけるようなコエをつぶやく]
見して。
[まだ頭を押さえたまま、パソコンのモニターに近づき、二人の合間から画面を見た。
並べられる役職は、標準セットのそれと同じ。]
村人5、占い師1、霊能者1、囁き狂人が1、智狼が2。
……………。
[ぐると周囲を見回し、そこに居た人間を指し人数を数えた。]
…同じだな。10人。
[嫌な符号の一致。]
[深呼吸をしてまずは落ち着こうと思った。
まずは回りに見えた人に聞いてみようそれが一番のはずだ]
あの、ここはどこなのかしら?
目が覚めてこんなところにいて。
ここにくるまでのことが思い出せませんの。
[お嬢様の仮面をかぶり何かに注目をしている人たちの中、一番自分と年の近そうな奏に声をかけた]
どうにも、コエとでも言いたくなる感覚だな。
LiGが久しぶりすぎて毒されてるか?
[そう囁いて肩を竦める。
会話をしつつも、まだ独り言めいていた]
……10人。
[数の符号。
何だか、背筋が冷たくなったような、そんな心地]
あは……ま、まさか、まさかだよ、ねぇ……?
[誰に、っていうんでなく、問いかける。
それに意味があったら。
さすがに、考えたくない]
[不意に立ち上がった。]
帰る。
用事あるし。
[役職を読み上げる声も聞こえてはいたが無視して、不機嫌そうな声で言う。
同級生からは視線を逸らしたまま、部屋の外へと出て行った。
外界へ繋がる扉がどれも固く閉ざされていると知るのは、それからすぐのこと**]
[役職の数とここに居る人数が同じ。
それを聞いてロザリオを握っていた手に力が籠った]
……だ、誰かの悪戯じゃないの?
狼ってのがその張本人で、それを探すゲーム……。
……としても、不可解な部分が多すぎる、けど。
[何故自分達がここに居るのか、どうやってここに連れて来られたのか。
今はまだ、分からないことだらけ]
このシスメに見覚えがあるなら、LiG関係者なのは確か、よね。
ここに居るのがオフ参加者だけじゃないってのも、確か。
[居ないはずの裕樹がここに居るのだから]
LiG…?
LiGを貴方もしっているのかしら…?
[周りの声からも時折聞こえるLiGの単語、そしてコエといわれれば不思議とこれがそうなんだと考えるよりも理解するよりも先に頭が受け入れた]
そう、コエ。
コエなんですわね、これは。
[他人と接するお嬢様の仮面のままに]
では、いま聞こえる二人は仲間?
仲間なら自己紹介が必要かしら?
[意識をしながらコエで話しかけると、なんだか少し心地よい感覚を覚えた]
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