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[聞こえた声に]
[床に向かう視線が彷徨う]
[其れは背を向けている為に]
[其の場に居る従者には解る筈も無いが]
……全くだ。
[予想外と]
[予定外]
[溜息は其の空間だけに]
…今日は誰も居ないなって思ったら少し寂しくなっちゃって。
[小さな苦笑と共にそう答えて。
寒そうな様子に気が付き、慌てて台所へと。
あまり上手ではないけれど、温かい紅茶を用意しようと]
[ため息を捉えれば、くわえたままだった煙草を灰皿に放り込むのを口実に、外を向いて]
……で。
一体全体、どーなさるおつもりで?
[問いかける声は、どこか楽しげな響きを帯びたか]
[少し濃くなってしまったかもしれないが、どうにか無事に淹れて。
扉の音に気が付けばカップは余分を持った数用意した]
こんばんは、カルロスさん。
紅茶、いかがですか?
[セットの乗った盆を軽く持ち上げて見せた]
[扉を閉めた所で、呼びかけに気づいて振り返り]
お、紅茶?
外、冷えたしな〜。ん、相伴するわ。
[軽く言いつつ、テーブルに近づいて椅子を引き]
……、
[小さく振られる首]
命を賭してでも護ると誓ったのに――
結局、俺は、…無力で。
[下りた腕は身体の傍らに。
血の滲む程、固く握り締め]
何も出来は、しませんでした。
……どう?
どうも何も無い。
[気取られぬ為に]
[身動ぎすらせずに]
明日の内に此処を出る。
お前には其れで充分だろう?
……『迅雷』
[何時か]
[父に聞いた傭兵の名]
[『同族』と]
/中/
言うと怒られそーだが、チェックがめんどい件。
しかし、この組み合わせで赤ってな。
ランダム神……楽しすぎるんだが、その采配は(^ ^;
[『迅雷』。
二つ名で呼ばれれば、僅かに苦笑が掠めるか。
勿論、場に居る女性たちに、それを気取らせはしないけれど]
ま、それが最善だろうな。
俺としちゃ、ここで騒動に起きられると色々と厄介なんで、ね。
『仕事』に差し障るのは、御免被る。
[テーブルに着くのを見れば、ポットからカップへと注ぎ]
…苦手でなかったら、ミルク入れたほうがいいかもしれません。
[その色を見て思わず手が止まる。
自分の不器用さに少し落ち込みながら二人にカップを差し出した]
[僅かに香るのは]
[緋色の]
[背けた侭の顔を]
[彼へと向き直して]
[一歩近付き]
[垂れる腕を引いて]
[引き込むと同時]
[扉を閉じる]
……そうでもない。
此れでも私は、色々と感謝をしているのだがな。
[手を]
[抵抗が無ければ]
[開かせようと]
[注がれる紅茶の色に、僅か苦笑して]
ありがとさんっと。
とはいえ、俺、紅茶は必ずそのまんまで飲む主義なんで、心配御無用。
[それは一体、どんな主義なのかと]
……いっつも自分で淹れてるからなー、俺。
たまにゃ、人に淹れてもらって飲むのも悪くない。
[カップを受け取る瞬間、苦笑とは違う笑みが浮かぶ]
[眼前の緋に惹かれるのは性なのだろうか]
[口を付けそうになるのを]
[苦労して押し込めて]
私も此れまで気取られる気は無い。
……『獣』に負けるのは満月だけで充分だ。
[声は何処か]
[嫌悪の色を宿して居ただろうか]
[引かれる腕。
閉じられた扉。
瞬かれる緑の瞳]
俺は、何も…
今だって、…望むように、などと言っておきながら。
貴方が危険に遭うくらいならば、家に帰って頂きたいと。
そう、思ってしまって、います。
[手を開けば落ちる緋。
穢れの色だと、思う]
『獣』に……ね。
[声に含まれるものに気づいて]
……認めちまえば、ラクなんだろうが。
そうもいかねぇ場合が多いからな、どうにも。
[呟くように返す言葉が帯びるのは、達観やも知れず]
しかし……そんな調子で、大丈夫なんか?
[問いが示すのは、果たして如何なる意味であるのか。
一つの意では、ないのだろうが]
[落ちようとする緋を]
[指先で掬い上げ]
[何を思ったか]
[口に含んで]
……危険、か。
お前は何を以って危険とする?
命の危険をと言うならば……
[更に伝おうとするのを]
[直接]
[舌で掬おうと]
何処に居ようと、変わりはあるまい?
[零れるのは溜息]
[其れは過去を思い出してか]
[結局本能に負けた自身に対してか]
……我に返ったときに村のひとつが壊滅していれば
認めたくなくなるに決まっている。
[光の映り込みに]
[瞳は金に輝いたようにも]
……さぁ、な。
恐らくは大丈夫では無いのだろう。
[自嘲のような]
……お前は私を殺せるか?
[其れは]
[酷く唐突な]
…ごめんなさい。
[しょんぼりした声で謝るが、苦笑ではない笑顔に勇気付けられ。
自分の分も何となくミルクを入れないままに口をつけ]
…やっぱり渋い。
もっと精進します!
[真剣な表情でポットを*見ていた*]
…わかりません。
[左右に一度、首を振り]
ただ、貴方を喪うのは、――嫌だと。
貴方を傷付けるもの全てが、なくなってしまえば。
[伝う緋を掬われるのに、小さく震え]
主、
[ゆらり揺らぐ瞳]
穢れます。
……ま、その点は否定しねえよ。
[村一つ、と言われれば、こう返すより他はない。
自身にも、同じような経験があるが故に]
大丈夫じゃないってのも問題な気がするが……。
殺せるか、ってのはまた、穏やかじゃねぇな?
ま、真面目な話。殺ってやれん事はないがな。
[その身に、魂に、『獣』を帯びつつも。
清められた銀の剣を振るう事を厭わぬ身であれば、それも叶わなくはない。
とは、言えども]
……お前さんを殺ると、もれなく俺がそっちの従者に殺られる気がするがね。
そう、凹みなさんなって。
……ま、これにゃコツがあるからな。
時間やら何やら、ちょっとした工夫で、美味くなるもんだから、さ。
[精進、という物言いと真剣な様子に、軽い口調でこんな事をいい]
有難う
[濃い目の紅茶を受け取って、青い顔が少し笑う。]
[苦めのそれは意識をはっきりさせるのにちょうど良くて。]
…そんなに力まなくても、大丈夫だ。
[と、降りてくるクローディアの姿。]
[何か嬉しげなのはもしかしたら会話を漏れ聞いたのかもしれない。]
[払われなければ]
[口は緋に触れた侭]
[くつり]
[不意に零れた笑い声は]
[篭った音で肩を震わせる]
お前の望みは、私と相反するのだな。
私は……直にでも。
[何をとは]
[言わない侭]
……叶うなら、お前に。
[最上の望みは]
[口頭に上りかけて]
/中/
そいや、先に進まない、襲撃しない想定の赤ログってのも久しぶりかも。
あ、でもあの時もアだけはきっちり喰ったんだっけ(笑)。
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