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─中央ビル・屋上─
勝つためには───ですものね。
[同意の言葉にはクスリと笑みを返す]
あら、教えては頂けないのですわね。
残念ですわ。
[問いの答えが得られぬことに、頬に指先を当てて残念そうに首を傾いだ。チリリ、とイヤリングが揺れて音を奏でる]
詳細を教えて頂けずとも、飛べると言う時点で利点のように思えますけれどね。
――中央ビル・1階モニタールーム――
[総帥の戦闘映像が一通り流れ終わり。
『再生終了』を表す黒い画面が現れた後も、しばらく動けずにいた]
はー。凄い人だとは聞いていたけども……。
[画面上で繰り広げられた戦いが現実のものだとは、未だに信じられない。
決着後の場面に居合わせた自分ですら]
[部屋を出て行くライヒアルトに頷き見送る。
『ツクリモノ』の単語が気になりはしたが、聞き返す時間はなかった。
それに続くように、エルザもその場を去り]
オラはどうすっかなー……。
ああ、そういえば『会場』の様子も、ここから見えるんだったかいね。
[操作を一つ一つ思い出しながら、端末のボタンを押していく。
映し出される会場各所の映像。
次の戦いはまだ、始まってはいない様子**]
─中央ビル・屋上─
[きょと。そんな感じで、右の瞳が一瞬、動く。
さすがに千里眼とはいかないものの、龍の呼び名を関する瞳は視界も通常より広い。
それらは全て、『在り得ぬもの』を求める者によって与えられたものだが。
今の鴉にとっては、それは生き抜くために必要な力の一つ。
ともあれ、『龍眼』は移動する人の影を僅かに捉えていた]
そりゃま、負けるためにここに来てるわけじゃないし。
教えないのも、ある意味当然、ってコトで。
[残念そうに首を傾ぐ様子に、返すのは愉しげな笑み]
ま、空間的な優位はあるでしょうねぇ。
それを生かせるかどうかは、状況次第……で、陣地取りが重要になるわけですが。
なんにせよ、使えるモノは、使わないと、ね。
どんな経緯で持ったモノでも。
─中央ビル・屋上─
全く以ってその通りですわ。
何もせぬうちに手の内を明かし切ってしまうのも……ですもの。
[ビルから離れた場所に手の内を出し尽くした人物が居るのを知ってか知らずか、そんなことを言い。屋上の縁で組んでいた脚を戻す]
妨げになるものがあるのでは意味がありませんものね。
どんなものを持っているのかは教えて頂けませんけれど、手に入れた経緯はお教え頂けるのかしら?
[それは返答を期待していない問い。聞いたところでどうこうするわけではないが、多少の興味はある]
―中央ビル外・入り口前→中心部のどこか―
[ビルの外に出ると、一度気配を探るように遠くまで周囲を見回してから]
不意打ちされましたらその時ですかね。
[そう呟き、くすりと笑みを浮かべて当ても無くゴーストタウンの中を歩きはじめる。
今は人のいないその町並みを興味部下層に眺めながら、片手で端末を操作して記録をしている]
廃墟というわけではなさそうですね。
[時折その壁などを手で触れてなでたり]
─中央ビル・屋上─
俺の場合は、今後の仕事にも関わりますし、ねぇ。
[冗談めかした言葉と共に、肩を竦める。
右の瞳は、やはり、周囲を伺う様子のまま]
飛び上がった弾みに天井激突とか。
さすがに、カッコつきませんし……って。
[軽口めいた言葉は、投げられた問いに途切れる。
常磐緑は不思議そうに瞬いて]
……コレ……この翼は、生まれつきのモンですよ。
それ以外のは、『獣神』……馬鹿ばかしい思想で、ヒト改造しまくる変人集団に押し付けられたシロモノですが。
[『獣神』。漆黒なる流星と対立する組織の一つ。
表向きは独自の神を崇める宗教組織。
その実態は、『新種』を素体にした生体兵器の研究に力を入れている事で知られる集団。
その名は、裏の世界では有名なものの一つと言えるか]
/*
別名『崩壊世界最強のマゾい組織』。
……いや、実際マゾいよね。
セラフ、エリス、ベオウルフ、更には総帥とまで対立してるんだも。
ある意味、すげーよなー。
[屋上の会話はさすがに聞こえない、しかし上っていってまで、そこに居る者を確かめるべきとも思えない]
[他にも参加者はいる]
[静かに身を隠していると、案の定、1人がビルから出てきた]
(…エルザ、か)
[つかず離れずの距離を保って尾行しながら、様子を伺う]
(仕掛けるか…?)
[潰しあうに任せるが合理的とはいえ、参加者の数が減るのは早い方がよく、そして奇襲の一撃で済むならそれは選択肢に入る]
[しかし]
(…無理だな)
[今は気づいた様子は無いが、攻撃を仕掛ければ違うだろう]
[彼女の能力は詳しくは知らない。が、戦闘能力は知っている]
[少なくとも、先制の一撃で沈められそうな気はしない]
─中央ビル・屋上─
天井に激突。
[言葉を繰り返し、想像してしまったのかクスクスと笑い始めた。口許の朱が手に隠れる。けれどその笑いも続く言葉に直ぐに途切れた]
───そう、『獣神』に。
彼らのやりそうなことね。
[口許の朱は手に隠されたまま。鶸色は異眸を見詰め細められる]
貴方は、彼らを憎んでますの?
[何気ない問い。自分には無かった感情。今まで見て来た同じような者達が抱いていた感情。単純な興味がそこにあった]
―中心部のどこか―
[視線を向ける先は中央ビルに続く道]
ここまで平坦に地面がしっかりならされていますね。
高低の誤差……数mmくらい……測定器があれば正確な値が……。
[端末に打ち込む手の動きはすばやく、呟きながら口の端に笑みが浮かんでいる]
これだけの技術もなかなか……
[少しの間そうして端末の操作をしてから、再度中央ビルから離れるように歩を進める]
……まぁこれでいっかぁ。
[中央ビル二階の自分に宛がわれた部屋。
持ってきていた荷物の中から包帯を取り出して巻いていたわけだが、巻き方が非常に適当であったためかなり不恰好かつ今にも解けそう。
だが、そんなの気にした様子もなく、んーと伸びをすると、]
さて、情報収集でもしてきますかぁ。
[そう呟くと、十字架を背負って鼻唄交じりに部屋を出た。]
─中央ビル・屋上─
[激突は、実は自分的には、笑い話でもないのだが。
さすがに、それは言うまでもない事、と口にはせず]
……んー。
さて、どうなのやら。
[向けられた問い。
常磐緑は細められる鶸色からゆるりと逸れ、空へと向いた]
いじられ尽くした十年間は、そんな感情もあったかもしれないけど。
……もう、忘れちまいましたよ。
泣こうが喚こうが、今の俺は、『片翼鴉』以外のモノにはなれない。
なら、あるモノをあるがままに使うだけ。
[淡々と語る声には、感情の色はない]
[エルザが立ち止まる]
(…気づかれたか。今すぐこの場を離れるべきか、じっとしていればやり過ごせるか?)
(…)
[数瞬の思考の末、物陰から姿を現した]
いい夜だな。散歩か?
[物陰から現れた姿に驚く様子もなく]
ええ、散歩ついでに実地検分というやつです。
こういうことしてる方が、本来なら私は性にあっているのですけどもね。
[答えて笑いかけた後に]
アーベルさんもお散歩ですか?
それとも手ごろな獲物探しに?
─部屋前─
んー、とはいえ何処に向かったものやら。
[そうして顎に指を当て暫し考えていたが、スッと目を閉じると]
あー……階下に二人くらいと……上に一人と二人。
あとは外……かなぁ?
ん。じゃあ上に行こう。
[自己完結でうんうん頷くと、階段を上って屋上へと向かった。]
─中央ビル・屋上─
そう……。
そう言うものなのね。
[天へと視線を向ける様子を見詰め続ける。知らぬを学ぶかのように言葉を紡ぎ、その後にようやくライヒアルトから視線を外した]
過去がどのようなものであろうとも、今は今でしかない、と言うことかしら。
その状況にならないと解らない考え方なのかしらね。
探るような真似をして申し訳ありませんわ。
少し興味が湧いたもので。
[屋上の縁から立ち上がり、ライヒアルトへと向き直る。謝罪の言葉と共に軽く頭を下げた]
─中央ビル・屋上ドア前─
うん、ここに二人。さぁて、と……
[そう呟くと、ドアノブを捻り──]
えぇいっ!! 【がぁぁぁぁぁんっ!!】
[思いっきり前蹴り─俗に言うヤクザキック─で蹴り開けた。
まあ、腕が痛いので妥当と言えば妥当なのかもしれないが。]
こんばんわぁ。
[そして、悪びれずニコニコと屋上へと出るのであった。]
─中央ビル・屋上─
…………。
[近付く気配に気付いていない訳では無かった。扉を蹴り開けるとは思っていなかったが]
……思っていた以上に下品なお方ね。
[小さな溜息の後、挨拶もそこそこにそんな言葉を投げかける。視線を向けるようなことはしない]
─中央ビル・屋上─
ま、そんな感じってコトで。
……そう思わないと、生きてけなかっただけですが。
[言いながら、軽く肩を竦め。
常磐緑を静かに戻せば、目に入るのは頭を下げる姿]
別に、気にしちゃいないんですけどね、俺は。
[ため息混じりに言う姿は、確かに今のやり取りを気にしているようには見えない。
それがポーズかどうかまでは、読みきれはしないだろうが]
―中央ビル一階・広間―
これで全部、と。
慣れてへんからしゃぁないけど、時間使うたなぁ。
[端末から指が離れる。
差していた携帯端末を引き抜き弄り、データが移されたのを確認した]
待たしたな、白雪。
[娘の声に、寝そべっていた虎は首を擡げる。
娘はその傍に転がしてあった和傘を手に取り]
ほんなら出よか。
[声を掛け、共に*広間の外へ*]
─中央ビル・屋上─
……出た。
[不意に響いた、勢いのいい音。
続いて聞こえた、声。
ぼそっと口をついたのは、こんな一言だった。
どうやら、本気で苦手意識が強いらしい]
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