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─中央エリア・一階─
ま、確かに『あつさ』がポイントではあるな。
[妙な含みを持たせて同意する、その時には態度も異眸も常と変わらぬ様子]
んー、そんなに慌てなくてもいいんじゃないの?
着いたばっかり、っていうのも多いだろうし、少しはのんびりする時間もあるだろうさ。
[軽い口調で言いつつ、肩を竦め]
ああ、四階にラウンジと、あと、食堂があるらしいから、そこで食べられるんじゃね?
二階の個室にも、それなりに設備整ってるようだし。
……一応、日常生活の保障はしてくれるらしいよ。
[向けられた問いには、端末から得たデータを思い返して答える]
……ま、とりあえず、だ。
俺は、さっき躾の悪いわんこの世話して、ちょっと疲れもあるし。
部屋もらって、休ませてもらうわ。
んじゃ、またな…………『狂犬』の旦那?
[ひらり、と手を振りながら言って、歩き出す。
偽装された名を呼ぶ前に妙な間があったのは、多分*意図的なもの*]
あら。
[零れた声には僅かな驚き。聞き慣れたそれにクスリと笑いが零れた]
そうですわね、美味しい珈琲でも淹れて貰おうかしら。
貴女のお店にあるようなものは用意されていないかもしれないけれど。
[それは先程会話していたものとほぼ同じもの。通信機は笑いも含め声を伝える]
――中央ビル内――
なるほどなあ。端末の情報だけじゃわからねえ事もあるだし。
様子を見るも仕掛けるも自由って訳だな。
[オクタヴィアの言葉に、素直に感心したように頷いた]
今はまだ良さそうだけども、もうしばらくしたら警戒を始める必要もあるだな……。
[開始の気配があるなら、有利な場所に移動する必要もあろう、などと思いつつ。
先導するオクタヴィアに続くように、階段を上っていく]
[アーベルの言葉に僅かに混じる総統への殺気に僅かに目を細めるが、パチンと携帯端末を閉じると下ろしていた十字架を背負い直すと、]
じゃあわたしはちょっと出かけてきますわぁ。
では、また後ほど。
[そう言って広間から出て行った。]
/*
バトルも考慮して、早め寝とこう。
つか、ここでグリズと来るのかとwwww
見た瞬間、即行縁故とらにゃ! と思っちまったじゃないかwwwwwww
[白雪では一番いぢられてたけど、何気に一番好きだったらしいです、くろねこ]
さて。
芝生育成してないで、寝よう。
─中央ビル内─
闇雲に戦って勝てるような相手はいらっしゃいませんものね。
『遊戯』に招かれるというのはそういうことだと聞いてます。
[オクタヴィアとロミの話にはそんな感想を。
階段に向かう途中、視線を感じて少しだけ振り返る。
蒼髪の青年に見覚えは無い。そう思った。
不思議そうな翠が黒瞳をかすめたがそれだけで、小さく会釈して通り過ぎてゆく]
少しでもマスターの味に近づけますわ。
[オクタヴィアに先導してもらいながら笑う。
解れ落ちた髪を払った首筋に星のような痣がチラリと覗いた]
―中央ビル内―
えぇ、ならそれで。
[首肯し、同じく階段へ向かう]
言うても、ここの参加者は皆相当な『力』があるらしいしなぁ。
自分から早々に手の内晒すんは嫌がるんちゃいます。
[この場の者も含めて、とは口にせず]
[パチリと一度だけ瞬いた。
相手の素性に納得したかのような蒼が瞳に浮かんで消えた]
流石にどんな嗜好品も自由に、とはいきませんか。
漆黒の星の手に入らないものなど無さそうですけれど。
[表を補足するように笑い答える。
知らない相手よりは格段にやりやすそうだと、安堵が混じった]
[出て行く間際、驚いた様子のアーベルの様子には僅かに首を傾げるものの、特に追求することなく出て行った。]
さぁて、皆さん愉しませてくれそうだから腹ごなしはしっかりしておかないとねぇ♪
[そう呟くと、鼻唄交じりに中央ビルから外へと出て行った。
その道すがら、参加者とすれ違えば上機嫌に挨拶をしただろう。
そして、ヴィリーとすれ違ったのなら、すれ違いざまに意味ありげな微笑を浮かべたこと*だろう*。]
―中央ビル・4階食堂―
[パンを食べ終えて食後のコーヒーを啜りながら、
自分の携帯端末をいじっている。
外部への連絡は取れないようなので、先ほど得たデータを確認しながら]
どれも興味深く、迷いますね。
[浮かべたのは笑み、それは戦うことよりも知的好奇心によるものだが、
他人が見た場合にはどう判断されるだろうか?]
――中央ビル内→食堂――
[ユーディットに頷いて、自身の取れる手を脳内に浮かべつつ]
手の内かあ……はは。
[他の参加者に比べ情報が引き出しやすいであろう自分は、やはり不利であろうと思い、乾いた笑いが出た]
[言葉を交わす内に、食堂に辿り着くで*あろうか*]
─中央ビル内→四階・食堂─
今すぐに大きな動きは起きませんけれど、水面下で駆け引きが始まっていると思って頂けると分かりやすいかしら。
朧紗さんの言うように、直ぐに手の内を晒す方は少ないでしょうしね。
[朧紗の言葉を交えて、ロミには言葉を返す。ユーディットの感想にも、軽く振り返りながら頷きを返した。マスターの味へ近付けると聞けば、「お願い致しますわね」と微笑む]
ここですわ。
食事は二階の居住空間でも出来ますけれど……好みに合わせて利用するとよろしいですわ。
[四階に上がるとまずは食堂の場所を示して。次いで同じ階にあるラウンジについても軽い説明を入れる]
お酒が飲みたいのでしたらラウンジの方がよろしいですわね。
メーベルトさんにはまだ早いでしょうけれど。
[軽く、笑みが浮かんだ。その後にオクタヴィアは食堂へと入って適当な場所へと座り。ユーディットに頼んだ珈琲が用意されるのをしばし*待つ*]
―中央ビル内―
[ロミに頷きながら進む]
でも、出し惜しみしてたら勝てるものも勝てませんし。
そこを見極めるのも求められているのじゃないかしら。
何せ命がけになりかねない戦いを『遊戯』と呼ぶ。
そんな世界なんですから。
[ローザの疑問には小首を傾げて応えた]
敢えて置いていない、が正しいかしら。
[補足のような言葉には笑う気配を乗せながら返す]
ここは嗜好品を楽しむ場所では無いのですもの。
娯楽に興じる場所ではありますけれど、ね。
[声は愉しげなもの。相手が知った者である気安さもあるだろう]
そう、それと。
『遊戯』に関しての指示ですけれど……。
『遊戯』を盛り上げてくださるのでしたら、それで構いませんわ。
誰と戦おうも自由ですわよ。
後は隔離エリアのチェックかしら。
そちらは無理に訪れる必要もありませんけれど。
クリーチャーも徘徊しておりますしね。
余裕があるのでしたら、隔離エリアに送られた方のお相手をして差し上げるとよろしいですわ。
[通信機を伝う声は終始愉しげ。何か疑問があるならば、答えられる範囲で答える*ことだろう*]
―中央ビル4階食堂―
それでは、少しお待ちくださいね。
[中を覗くと先に厨房らしき方へと向かう。
自動機械が使われていたが、これも調整の仕方で変わることを知っている。
ココアも程好い熱さと濃度に整えた。店で出すものには程遠くなってしまったが、少しは良くなったはずだ]
はい、どうぞ。
[もしエルザが興味を示したのなら、自分の分に持ってきた珈琲はまずお代わりとして渡し、もう一度厨房へ戻る*だろう*]
―中央ビル内―
そう考えると、難しおすなぁ。
[首を傾け、薄紅の髪を揺らす。
付き従う虎と目を合わせ]
ともあれ、今んとこは休むしかあらへんでしょ。
警戒ばっかりしとって、いざって時に疲れてたら本末転倒やし。
[会話のつもりか独り言か、そんな風な言葉を紡ぎながら。
食道に辿り着けば先に来ていた者には会釈をし、虎は一瞥をくれるか。
そのままそこで暫しの時を*過ごす*]
─中央エリア・一階─
『だしょ?』
グリズ…。
[鴉に大いに同意したものの、殺気含む呼び声に、剣は口笛吹いてごまかした。
主はライヒアルトもぎろと睨みつつ。告げられた情報には、そうかと一言だけ返した。]
『ふんふん、4階にラウンジと食堂ネ。あとは2階に個室設備と…。
やー、まだここのは覗いてないから俺もワカンナイんだよねーどもども。』
[脳内(と呼べるものがあるのか)で剣は諸々を整理し。
早々に立ち去った鴉には、主はふんとひとつ息を、剣はひらんと飾り紐を振り。]
『あら兄さんにかみつく勇ましいワンコもいたのねぇ、ご愁傷サマ。
お休みまたね良い夢ヲー。』
[そんな言葉を言い切る前に、主の方はさっさと反対側へと歩き出す。]
なるほど。
参加者は『楽しませる』ために呼ばれていたのでしたね。
[愉しげな声に返した声は少しだけ皮肉げな響きが混じった。
厨房で支度しながら『遊戯』の説明を受け]
お心に添えるよう努めましょう。
動きが鈍いようならばこちらから仕掛けることも念頭に入れて。
隔離エリアは後で確認しておきます。
あちらにもクリーチャーがいるのですね。
誰かが向かったのなら、そこも利用して楽しめるように。
[動きだして間もない今はまだ特にこれと尋ねることを思いつかず。終始愉しそうな相手の声に唇の端を歪めていた。
何事も楽しめる域まで至るには経験が足りないの*かもしれない*]
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