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[親友の行動には、肩をすくめて]
ウェン、感謝の気持ちは後で気付いても遅い、覚えておくといい。
[そう言葉を残して、食堂を後にした]
―村の通り―
ったく、どいつもこいつも。
[言葉は返さなかったものの聞こえていたミハエルの帰り際や照れ屋云々という言葉を思い出して、道中も機嫌はよろしくなかった。
自宅に着くまではそんな調子で、話し掛けられれば不機嫌さを引き摺ったまま答えただろう。
そして親友に問おうとしていたことも今は*忘れていた*]
/*
久々で色々感覚が掴めな い。
なんか不快にさせてたら申し訳ない。
でもウェンとの掛け合いはちょっと楽しかったです。
[白雪亭を出て行く前にウェンデル相手ににやりと笑う>>232。]
ふ、ふ、ふ。
楽しみだ。
なにせボクの将来の大きな夢の候補のひとつだ。
本は何しろ。
ボクが────…、
[一瞬だけ間があって、]
── 言葉と語れば、後にも。ずっと、ずっと、
カタチとして残るものだからな!
[にぃっと笑って]
―村の通り―
[不機嫌そうなゼルギウスに、レナーテと後ろをついて歩きながら、顔を見合わせたり。
今は何も言わないでおいた方がいいだろうとそう思ったので、道中の言葉も*少なかった*]
[肩をすくめるユリアンからは、ふいっと視線を外して、た、た、た。走って外に出た。]
─村の道─
[道行、忙しそうに走りながら、
頭上に手をかざす。]
見たい、のだろうか。
[ぽつりと誰にともなし、呟く。]
……。
ボクが、見たことのない星を望むように。
彼らは。
…… 花を、見たい──の、だろうか?
[呟くのは師から聞いた──いのちを狩る、死神の話。その時期の歌を初めてきいたときから、知りたいと願う気持ちは強まって、毎日が忙しく感じるようになった。]
……。
[中央広場を横切ればいつも水の絶えない泉がある。
村の家々が目に入る。畑も。家も。見覚えた風景。]
正式に、語り部を継げるのは、
… 生き延びたものだけだから──
ウェンには、
……未熟な見習いの歌でもいいか、と、
訊いた方が、いいのかもしれない。
[──かな。と。エーリッヒの家の扉の前に辿りつく頃、小さく笑った。]
─エーリッヒの家前─
[ここん。ここん。と素早く二度、扉をノックして]
エーリ兄?
エーリ兄ー。
[声をかけて──断りはしつつも出迎えがある前に扉をあけて、廊下を行き]
エーリ兄。
兄にお願いがあってきたのだけれど──
──しごと中かね?
[奥で、色の作製をしている姿に、時間は取れるだろうかと訊ね]
もしかしてこれはユリアンのきのこの色かね。
[邪魔にはならないように。の、気遣いは最初だけ。
気になれば仕事場の中で、作業をじいいっと注視する。]
うん。
レナーテとイレーナに狩りに連れて行って貰うので、
── エーリ兄の許可がほしい。
[ダメだろうか。と、簡単に説明をして兄に許可を求めた**]
―村の通り―
[不機嫌な薬師に声を掛けるのは躊躇われ]
[ユリアンと顔を見合わせ言葉少なく歩いてゆく]
[左手首辺りまでの傷は触られればまだ痛む]
[治療で前腕まで捲られるとそこにあるのは蛍袋]
[鮮やかな姿に首捻るのは*本人だけだろうか*]
[そんな話をしていると、やってきたのはキノコのおにーさん(>>94)]
あー、ユリにぃいらっしゃーい。
食事ねー、すぐ準備するよー。
[そうして、残りのスープを掻き込むと、キノコを受け取り厨房の奥へと。
スープを温め直しつつ、先程受け取ったキノコと先立って受け取っていたキノコを見て、]
さて、増えた。ちょうど人も集まっているからちょっと出してみるか。
[とりあえず、スライスして生のまま一口ぱくり。]
……うーん草っぽいというか、青っぽいというか。
あと思ったよりも味が薄い、と。原因は水分?
んー、とりあえず乾燥はユリにぃが手を出すだろうから少量だけ回して、味を足す方向で。とりあえずは、これとこれに漬けておこう。
[ブツブツと呟きながら、いくつかの調味料と香辛料と一緒にぽぽいと壷に放り込んで行く。]
[そうして一通りの感想を聞いていたが、]
……そろそろ仕込みしとかないと間に合わない、かな。(ぼそり
あ、わたしはちょっと奥引っ込むけど。お店はもうちょっと開けとくから、ゆっくりしていってね。
[そう言って、食事の済んだ食器を集めると、ひらひらと手を振って奥へと消えていった。
ちなみに、イレーネの分のお残しは小さい鍋に移して、あとで温め直せる*ように*。]
─ギュンター宅─
じいちゃ、こんばんはなんだよー。
[イレーネと共にやって来た長の家で、ちたちた、と手を振る]
うん、ディも、こないだお願いされた細工のことを聞きたいんだよ。
[中に通されると、イレーネの問いに言い添えるように自分も問いかける。
別の部屋で、と言われ不思議そうに瞬くものの、大人しくそれに従った]
─ギュンター宅 個室─
[個室に通され、長が来るまで室内をちょこまかと。
壁に飾られている細工は母が作ったものだという。
材料のビーズは、父が作ったものだと。
もっとも、父は材料の水晶をとりに奥にいったきり、戻ってこなかったらしいのだけれど]
……このいろ、綺麗だなぁ……。
[薄紅の水晶をつつきながら呟いているところに入ってきたギュンターは、そんな様子に僅かに目を細め。
それから、椅子に座るようにと声をかけてきた]
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